デルが販売するノートPC、ALIENWARE 15 プラチナのレビューです。

ALIENWARE 15は15.6型フルHD、もしくはタッチ対応のUHD (3840×2160) 非光沢液晶を搭載可能なゲーミングノートPC。

今回掲載するマシンは、グラフィックスにGeForce GTX 980M(4GB)を搭載する上位のプラチナモデルで、ハイエンドなGPUに加えて CPUにはCore i7-4720HQを搭載、メモリは8GB、ストレージには128GBのM.2 SSDや1TB HDDを搭載するなど、非常にハイスペックな内容の製品となっています。

性能面以外にも、ALIENWAREならではのツール群や、バックライトによる豪華なイルミネーション機能の搭載、美しい液晶など、ゲームのプレイを盛り上げる多数の要素をを備えており、性能だけでなく演出にもこだわるゲームユーザーに魅力の大きい製品だと言えるでしょう。

今回は、そんなALIENWARE 15の外観や機能、使用感、性能について詳しく触れてみました。

【ALIENWARE 15 プラチナ レビュー記事目次】

・ALIENWARE 15 外観・使い勝手など
外観・インターフェースキーボードの操作性豪華なイルミネーション機能液晶の品質主な付属品

・構成特徴とベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマーク結果消費電力・温度再起動にかかる時間バッテリ駆動時間

・標準搭載されているソフトウェアの内容
プリインストールされているソフトウェアの内容

・製品レビュー まとめ
ALIENWARE 15 プラチナ レビューまとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


ALIENWARE 15 外観・インターフェースの内容

まず、ALIENWARE 15の外観やインターフェースの内容について解説します。

筺体のサイズは幅385.8mm、奥行き270.2mm、高さは34mmで、重量は3.207 kg。
最近はゲーム向けのノートでもやや薄型であったり、重量も軽めの製品を多く見かけますが、本製品は15.6型のゲーミングノートとしては普通に重く厚みもあります。

屋内での移動であれば持ち運べない事もないですが、基本、据え置き利用される方が多いのではないかと思います。





やや濃いめのシルバーカラーをベースとする筐体です。
天板にはALIENWAREならではのエイリアンのモチーフを配置。

細かな部分の作りが凝っており、シンプルですがインパクトあるデザインだと感じます。




背面側から見た筐体


前面側から見た筐体

今回のモデルは、15.6型フルHDの非光沢・IPS液晶を採用。
冒頭でも述べた通り、タッチ操作に対応する15.6型UHDの非光沢液晶を選択する事も可能です。

とても明るくくっきりと鮮やかな液晶です。
ゲーム以外にも、写真や映像などの閲覧にも適していると思います。

液晶についてはまた後の項で詳しく触れます。




液晶上には約200万画素のWebカメラとマイクを内蔵


液晶の下部にはALIWNWAREの文字 電源オン時には光る仕様となっている




筺体側面のインターフェースの内容をチェックします。

左側面には電源コネクター、セキュリティロックケーブル用のスロット、USB3.0×2、マイク入力、ヘッドフォン出力が並びます。

USB端子は左側のみ、電源オフ時の充電が可能なPowerShareに対応。



右側面にはSDカードスロット、USB3.0×2、LANが搭載されています。



前面には何もなし。



背面には中央付近に「ALIENWARE Graphics Amplifier」接続用のポート、Mini-Displayポート、HDMI 1.4出力が並びます。

なお、ALIENWARE Graphics Amplifierとは、グラフィックカードを追加できる外付けのグラフィックスボックスです。製品購入時のオプション等で追加が可能。



ディスプレイの最大開閉角度は135度前後。
液晶面の角度調整がしやすいです。



筺体底面。
写真は上が筐体前面側、下が背面側です。

中央に開閉可能なパネルがネジ留めされています。




PC本体と付属の電源アダプターやケーブル



電源アダプターの仕様は19.5V、9.23Aで180W コネクターの形状はミッキータイプ



キーボードやタッチパッドの操作性

ALIENWARE 15に採用されているキーボードやタッチパッドの操作性をチェックします。

最初に結論を言ってしまうと、キーボードもタッチパッドも非常に使いやすいです。
ただしテンキーを搭載しないので、普段テンキーを多用される方には不便です。




キーボード全体の様子


キーボード左半分を拡大


キーボード右半分を拡大

板チョコレートのような形状のキーボードです。
上にも書いた通りテンキーは搭載されませんが、左側にプログラマブルキーが5つ搭載されており、様々な機能を設定できるようになっています。

キーは打鍵感が良く、また打鍵時の撓みなども全くなくとても使いやすいです。
長時間のキー入力も快適に行えると思います。

なお、Windowsキーは通常の配置です。
またWASDキーへの印字などはありませんが、一応Sのキーに小さな突起みたいなものがついており、指で触れただけでそのキーだという事がわかるようになっています。




僅かに中央が窪む形状のキートップ


左側に5つのプログラマブルキーを配置 専用ソフトで機能を設定できる


キーボード上にはエイリアンのモチーフ これは電源ボタン

ボタン分離型のタッチパッドを採用。
ボタンが非常に柔らかく、それでいてしっかりとしたクリック感を感じられるなど、とても使いやすいタッチパッドです。

本製品ではマウスを利用される方が大半だと思いますが、タッチパッドでも特に不便を感じず操作が行えると思います。



なお、タッチパッドの細かな調整は、タスクトレイからアクセスできる「ポインティングデバイス」より設定できます。

パームリジェクションの設定なども行えますので、手が誤ってパッド面に触れることによる誤動作が気になる場合は、その辺りの調整を行うと良いでしょう。



豪華なイルミネーション機能

本製品ならではの機能の一つとして、バックライトによる豪華なイルミネーション機能があげられます。

ライティング設定を行うソフトウェア「Alienware FX」を利用し、キーボードやタッチパッド面、電源、前方のライン、天板上のエイリアンなどのライティングをかなり柔軟に設定する事が可能です。








上写真ではすべて同色に設定していますが、それぞれのゾーンに異なるカラーを設定する事もできます。



液晶の品質・見やすさをチェック

ALIENWARE 15 に搭載されている液晶の品質、および見やすさをチェックします。
実際の製品とは異なる可能性がありますので、参考程度にご覧ください。




15.6型フルHD(1920×1080)の液晶パネル


画面の表示サイズ(スケーリング)はデフォルトの状態では125%に設定されていた

15.6型でフルHDと、ゲーム向けの液晶としては程よいサイズ感だと思います。
非光沢であるために見やすく、ゲームプレイだけではなく全般的に作業が行いやすいです。




画面の視野角をチェックします。



IPS方式のパネルであるため、斜めから見ても殆ど色変化がなく、内容をはっきりと読み取ることができます。




次に、色域を測定。
以降、Spyder 4 Eliteによる測定結果を掲載しています。

sRGBのカバー率は98%、AdobeRGBのカバー率は77%。
色域は広いです。

見た目にも色が濃く、鮮やかで綺麗な液晶です。




ガンマカーブを確認します。


左:ガンマ応答カーブとターゲット(ガンマ2.2) / 右:ガンマ補正カーブ

ガンマ応答カーブはRGBとも、低~中輝度域で持ち上がる格好となっています。
色のずれは小さいですが、やや青や緑が強め。不自然という程ではないです。




さらに、画面の均一性を測定。
色ムラや輝度ムラをチェックします。


カラーの均一性(左:輝度100% / 右:輝度50%)


輝度の均一性(左:輝度100% / 右:輝度50%)

色ムラも輝度ムラも若干ありますが、殆ど目立たない程度です。


とても綺麗な液晶で、見やすいです。
ゲームの映像はもちろん、写真や映画などの美しい映像も存分に楽しむ事ができると思われます。



主な付属品

ALIENWARE 15 の主な付属品をご紹介します。
実際の製品と同じ内容ではない可能性がありますので、参考程度にご覧ください。




電源アダプターやケーブル以外に、写真のようなものが入っていた



ALIENWARE ARENAのカード 中には文章が書かれている


リカバリーメディアらしきもの もちろんDtoDでリカバリ可能


黒い封筒の中にはクイックスタートガイドなどの簡易的な解説書等





ALIENWARE 15 の外観や使用感、液晶などについては以上となります。
引き続き、次記事では製品の構成や性能、ソフトウェアについて触れたいと思います。

次: ALIENWARE 15 プラチナ のベンチマーク結果 GTX980Mを搭載するハイエンドモデルの性能チェック