ドスパラが販売するデスクトップPC、GALLERIA STのレビューです。

GALLERIA STは、省スペースな「KTC」ケースを採用するゲーミングデスクトップPC。

幅10cm、容積14リットルとスリムかつコンパクトなケースを採用しながらも、ハイエンドなゲーミングPCに搭載される高性能なグラフィックカードを搭載できるなど、そのサイズからは想像できないパフォーマンスを実現可能な製品です。

掲載の GALLERIA STにはGTX960が搭載されていますが、同じケースを採用する他の製品では GTX970や GTX980といったグラフィックカードを搭載するマシンもラインアップされるなど、置き場所がないけれど高性能なゲーミングデスクトップPCが欲しい・・という方に最適なモデルだと言えるでしょう。

今回は、そんなKTCケースを採用する GALLERIA STを詳しくレビューしたいと思います。

【GALLERIA ST レビュー記事目次】

・GALLERIA ST ケース外観・内部構造をチェック
スリムな「KTCケース」を採用ケース外観ケース内部の様子

・構成特徴・ベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマークテストの結果消費電力・温度再起動にかかる時間

・標準搭載されているソフトウェア
プリインストール・ソフトウェアの内容

・製品レビューのまとめ
GALLERIA ST まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


スリムな「KTCケース」を採用

KTCケースは、サイズが幅10.5cm、奥行き35.0cm、高さ38.2cm、容積僅か14リットルというコンパクトかつスリムなケース。

数字だけを見てもピンとこないかもしれませんが、一般的にハイエンドなパーツを搭載するゲーム向けのデスクトップPCが、KTCケースの倍以上のサイズであることを考えると、いかにこのケースがコンパクトであるかがわかります。

実際、ケースの外観を見ただけでは、多くの方がゲーミングPCだとは思わないのではないでしょうか。

高性能なゲーミングPCが欲しいけれど置き場所がない、しかしノートだと割高になってしまうのでデスクトップPCが欲しい・・という方にぴったりの製品だと言えるでしょう。

単にスリム・コンパクトであるだけではなく、縦横どちら向きにも設置できるなど、自由なレイアウトが可能です。




縦置きする場合に使用するPCスタンド


スタンドを利用して縦向きに設置


横置きする場合に使用する底面のインシュレーター

インシュレーターは片面に両面テープが張られていますので、そちらをケースのサイドパネルに張り付けて使用します。

ケースのサイドパネルには吸気のための通気口が設置されているため、横置き時は必ずインシュレーターを設置し、空気の通り道を作るようにします。




横向きに設置



なお、ケースフロント側についているGALLERIAのロゴは、ケースの設置方向に合わせて向きを変更する事ができます。


GALLERIAロゴ


フロントパネルに設けられているロゴ用の穴


縦置きにした場合のGALLERIAロゴ


横置きにした場合のGALLERIAロゴ



KTCケース 外観・インターフェースの内容

GALLERIA STのケース外観の様子と、インターフェースの内容をチェックします。




フロント全体の様子


フロント中央から下にかけて各種のインターフェースが並ぶ

上から電源ボタン、リセットボタン、メディアカードリーダー、USB3.0×2基、マイク入力、ヘッドフォン出力が並びます。

写真を見るとわかるように、フロントパネルの左右にはメッシュ状の通気口が設けられており、吸気できるようになっています。




左サイドパネルの様子

サイドパネルの上下に通気口が設けられるほか、パネルには3か所に大きな通気口が設けられるなど風通しが非常に良さそうです。

ただ、通気口は結構隙間が広いので、通気口からの埃の侵入が気になる方は、カスタマイズオプションとして提供されている「マグネット式専用ダストフィルター」を選択すると良いでしょう。

ダストフィルターは3枚組で1,980円(税抜/2015年5月29日時点)と、安価です。




右サイドパネルの様子

右サイドパネルも上下にメッシュ状の通気口が設けられているほか、パネルの右下の方に通気口を設けています。内部にはファンを搭載。




筺体上部の様子


筺体背面全体の様子

これだけスリムなケースに高性能なパーツを詰め込んでいるためか、背面はやや変わった端子の配置となっています。

内容は上から電源コネクター、HDMIやDisplayPort。DVI×2の映像出力が並び、中央から下半分にはオーディオ端子、LAN、USB3.0×4、USB2.0×2、PS/2端子、無線LANのアンテナコネクターを搭載。

無線LANは、製品に付属しているWiFiアンテナをコネクターに接続して利用します。
2015年5月29日時点では、「製品発売記念」という事で無線LANが標準搭載となっているようですが、今後は不明です。



KTCケース 内部構造をチェック

次に、ケース内部の構造を簡単にチェックします。


右側のサイドパネルを開いたところ


サイドパネルに搭載されている12cmのファン 標準搭載


CPUとCPUファン ファンは薄型高冷却性能タイプを採用




3.5インチHDD


2.5インチSSD


SSDの隣には電源ユニット SILVERSTONEの「SST-SX600-G」という600WのSFX電源が搭載されている

スペースを最大限に有効活用した、無駄のないパーツの配置です。

狭いスペースにこれだけのパーツ詰め込まれていると、高負荷時の熱が気になりますが、本製品は小型の割に効率の良いエアフローを実現しており、特に高温になりやすいとかそういった問題はないようです。

パーツの増設や換装に関しては、ストレージにはアクセスしやすいですが、グラフィックカードは2.5インチベイや電源の奥に設置されているため、アクセスにはやや手間がかかります。またメモリに関しても、CPUの隣に見えてはいるものの一部がCPUクーラーの奥に隠れる形となっており、増設はやや手間がかかると思います。

メモリなどは、製品購入時に予めアップグレードしておくと良いでしょう。




最後に、キーボードやマウスは以下のものが付属していました。
一般的な日本語キーボードと、GALLERIA専用のゲーム向けレーザーマウスです。


もちろん、キーボードやマウスはカスタマイズで内容を変更する事が可能です。
選択できるキーボードやマウスの内容については、製品のカスタマイズ画面にてご確認ください。





GALLERIA STのケース外観・内観については以上となります。
引き続き、次記事では製品の構成特徴や性能面、ソフトの内容について触れたいと思います。

次: GTX960搭載 GALLERIA ST のベンチマーク結果 小型ケースに高性能パーツを詰め込んだPCの性能は?