日本HPが販売するノートPC、HP 14-r200 のレビューです。

HP 14-r200は、14型HDの光沢液晶を搭載するノートPC。

やや大きめの画面や光学ドライブ等、必要な機能を搭載しながらも価格を抑えたエントリーノートで、2014年3月26日時点では3万円台(税抜/キャンペーンによる割引価格)で販売されるなど、非常にリーズナブルな価格となっています。

とりあえずネットやメールができるノートが欲しいという方や、軽い作業向けのノートをできるだけ安く買いたい、という方に向く製品です。

今回は、そんなHP 14-r200 の外観や使い勝手、性能面について詳しく触れたいと思います。

当ページに掲載の製品は販売終了しています。
以下は、HPにて現在販売中のエントリーノートです。

HP 15-ay000 製品ページ

【HP 14-r200 レビュー記事目次】

・HP 14-r200 筺体外観・操作性などについて
外観・インターフェースキーボードやタッチパッド筺体底面の構造液晶の品質主な付属品

・構成特徴とベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマーク結果消費電力・温度再起動にかかる時間バッテリ駆動時間

・標準搭載されているソフトウェアの内容
プリインストール・ソフトウェアの内容について

・製品のまとめ
HP 14-r200 まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


HP 14-r200 外観やインターフェースの内容

まず、HP 14-r200 の筺体外観やインターフェースの内容について解説します。

筺体のサイズは幅約345mm、奥行き244mm、高さは26~28mmで、重量は約1.94kg。
14型サイズのノートとしてはやや薄く、重量は軽いとまでは言えないまでも、屋内の移動程度なら楽に行える大きさです。

ちなみに、最小構成モデルの場合は約1.84kgの重量となります。






光沢感のある筐体 良く見ると細かなラメがちりばめられているのが見える


中央にはホワイトカラーのhpロゴ

天板にはスパークリングブラックカラーの光沢パネルを採用しています。
くっきりとした色味のパネルにさりげなく細かなラメがちりばめられたデザインで、高級感があるとまではいきませんが小ぎれいで整った雰囲気です。

指紋はやや付きやすいですが、目立つほどではありません。




背面から見た全体の様子


正面から見た筺体全体の様子

ディスプレイには14型HD(1366×768)の光沢パネルを採用。
本製品で提供されているのはこのパネルのみで、明るい場所だとややパネルの光沢感が気になります。

液晶については、また後の項で詳しく触れます。




液晶上部付近には約92万画素のWebカメラを内蔵 その右隣にはマイク


液晶下部にはやや小さめのhpロゴ

ディスプレイの最大開閉角度は約140度。
画面角度の調整はしやすいです。




筺体側面のインターフェースの内容を確認します。

筺体左側面の様子。
左からセキュリティケーブル用のロックスロット、電源コネクター、VGA、HDMI、LAN、USB3.0、ヘッドフォン出力とマイク入力のコンボポートが搭載されるという内容です。




右側面にはUSB2.0×2基と、DVDスーパーマルチドライブが並びます。
なお、仕様によると最小構成モデルにはDVDスーパーマルチドライブは搭載されないようですが、最小構成となるベーシックモデルは現在提供されていないようです。





前面中央付近にはSDカードスロット。




背面側はバッテリスロットとなっており、端子類は何もなし。


USBは3基、また光学ドライブの搭載や、映像出力についてはHDMIの他にVGAも搭載するなど、安いノートなりに端子はそこそこ充実していると思います。

使用していて不便を感じるような事は多分ないでしょう。





PC本体と付属の電源アダプター、ケーブル



電源アダプターの出力は19.5V、2.31Aで45W プラグの形状はミッキータイプ

電源関連の付属品は上記アダプターの他、ウォールマウントプラグも付属します。



キーボードやタッチパッドの操作性

次に、HP 14-r200のキーボードやタッチパッドの使い勝手をチェックします。




キーボード表面全体の様子


キーボード左半分側を拡大


キーボード右半分側を拡大

アイソレーションタイプのキーボードを採用しています。
キーのピッチは縦横共に約18.7mm、ストロークは約1.5mmと、一般的なノートPCから見るとやや浅目ではありますが、HPのノートとしては標準的ともいえるストロークを持つキーです。

テンキーはありません。

打鍵感等は悪くないですが、右一列にhomeやpgupといったキーが並ぶ配列を採用しており、その辺が少し打ち難いです。backspaceキーの幅が小さい為、backspaceを押す際に誤ってhomeを押してしまいやすい所も気になります。

とはいえ、一日中キー入力を行っているような方には少し使いにくいかもしれませんが、調べものやメールなどでちょっとキーを打つ程度の利用であれば、それ程気にはならないと思います。




右一列(Enterの右)にhomeやpgup等のキーが並ぶ


キートップの形状はほぼ平ら


キーボードの左上に電源ボタンを配置



タッチパッドはボタン分離タイプ。
パームレストやボタンは半光沢といった質感の素材が使われていますが、パッド面のみザラザラとした加工が施されており、パッドの操作は行いやすいです。

ボタンはやや硬く、長時間利用していると指が疲れやすいです。

ただ、このサイズのノートではマウスを使われる方も多いと思いますので、使い勝手を気にされる方はそれ程おられないかもしれません。



筺体底面の構造 - メモリスロットへアクセス可能

HP 14-r200の筺体底面の様子を確認します。




筺体底面全体の様子 写真は上が背面側、下が前面側

筺体底面には背面側にバッテリスロットが、手前に開く事の出来る小さなパネルが配置されているのが見えます。




前面側には2基のスピーカーを内蔵



バッテリは取り外しが可能 搭載されているバッテリの仕様は14.8V、41Wh


小さなパネルの中にはメモリスロットが2基

掲載モデルでは、片方のメモリスロットに4GBのメモリが搭載されている状態でした。
選択するモデルにもよりますが、本シリーズでは最大8GBまでのメモリの搭載を選択する事が可能です。



液晶の品質や見やすさ

HP 14-r200の搭載されている液晶の品質や見やすさをチェックします。
全てのモデルに同じ液晶パネルが搭載されるとは限りませんので、参考程度にご覧ください。



14型サイズで1366×768ドットの光沢パネルを搭載しています。
本製品で選択できるのはこのパネルのみで、HD+やフルHDパネルなどは提供されていません。

光沢パネルであるため、明るい場所ではやや光沢感が目立つ感じです。
文字やアイコンの表示は比較的大きめであるため、細かい表示が苦手な方でも見やすいと思います。




画面の視野角を確認します。


画面を正面から見たところ


上から見たところ


右側面から見たところ

視野角は狭いです。
TNパネルだと思いますが、斜めから見ると画面の色が全体的に白っぽく変化してしまいます。

正面から見ている分には、表示に問題はないです。




次に、色域について。
以降、Spyder 4 Eliteによる測定結果を掲載、結果を元に検証を行っています。

sRGBのカバー率は64%、AdobeRGBのカバー率は48%。
色域は狭いです。やや全体的に画面の色が浅い感じがします。




ガンマカーブを確認してみました。


左:ガンマ応答カーブとガンマ2.2のカーブ / 右:ガンマ補正カーブ

ガンマ応答カーブはRGB共にバラつきがあり、またガンマ2.2のカーブからはずれています。

補正カーブは特に中輝度域で青が大きく抑えられるという内容で、デフォルトでは青味の強い色表示であることがわかります。

画面を普通に見て、全体的に青っぽいなと分かる程度の青さです。




さらに、画面の均一性について。
色ムラや輝度のムラを測定、チェックしてみました。


カラーの均一性(左:輝度100% / 右:輝度50%)


輝度の均一性(左:輝度100% / 右:輝度50%)

色ムラは小さいです。
輝度ムラもやや画面下部が暗いものの、差異は小さく殆どわからない程度です。


液晶については以上です。
全体的に色が薄くまた色味も青っぽく、写真編集等にはまず向かない液晶ですが、低価格帯の製品としては相応かなと思います。



主な付属品

HP 14-r200の付属品を簡単にご紹介します。
実際の製品とは異なる可能性があるため、一例としてご覧ください。


セットアップ手順の用紙やサービスガイド、速効!HPパソコンナビ特別版など

速効!HPパソコンナビ特別版は、Windows 8以降のOSを搭載するHPのPCの操作方法について触れた参考書。

小さいですが、書店などで販売しているPCの参考書と変わらないような内容であり、Windows 8以降のOSを利用した事がないという方には使いやすいと思います。





HP 14-r200の外観や液晶、操作性等については以上となります。
次記事では、掲載製品の構成と特徴、性能面、ソフトウェア等について詳しく触れたいと思います。

次: HP 14-r200のベンチマーク結果 Core i3-4005Uを搭載する14型ノートの性能チェック

当ページに掲載の製品は販売終了しています。
以下は、HPにて現在販売中のエントリーノートです。

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