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前記事(HP ENVY 17-k200 レビュー 第5世代Coreプロセッサを搭載した高性能な17.3型ノート)に続き、今回はHP ENVY 17-k200の構成特徴と性能面について。

掲載しているモデルの構成は OSにWindows 8.1、CPUにCore i7-5500U、メモリ16GB、 GTX 850M(4GB)、ストレージには256GBのSSDと1TB HDDを搭載するという内容。

現在(2015年3月9日時点)、HP ENVY 17-k200シリーズで提供されている最上位構成「HP ENVY17-k200 プレミアム・フルHDモデル」にややカスタマイズを加えた高性能なモデルです。

今回は、上記内容を持つHP ENVY17-k200の特徴と、実際の性能について詳しく触れたいと思います。


当ページに掲載の製品は販売終了しています。
販売中の製品、およびキャンペーン&セール情報については以下でご確認ください。

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【HP ENVY 17-k200 レビュー記事目次】

・HP ENVY 17-k200 外観や操作性・液晶をチェック
外観・インターフェースキーボードHPコントロールゾーン トラックパッド液晶の品質主な付属品

・構成特徴とベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマーク結果消費電力・温度再起動にかかる時間バッテリ駆動時間

・標準搭載されているソフトウェアの内容について
プリインストール・ソフトウェアの内容

・製品のまとめ
HP ENVY 17-k200 まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


HP ENVY 17-k200 構成内容とその特徴について

まず、掲載しているHP ENVY 17-k200の構成内容とその特徴を解説します。
以下はCPU-ZやGPU-Zの実行結果、および掲載モデルの主な構成内容です。

【CPU-Z】





【GPU-Z】

【HP ENVY17-k200 プレミアム・フルHDモデル(HP ENVY17-k211TX) の主な構成】

OS   Windows 8.1 Update 64bit
プロセッサ   Core i7-5500U(2.40GHz/TB時最大3.00GHz)
グラフィックス   NVIDIA GeForce GTX850M(4GB)/HD グラフィックス 5500
メモリ   16GB(8GB×2/1600MHz、DDR3L SO-DIMM/2スロット)
ストレージ   256GB SSD(ADATA製/M.2規格 SATA接続)+ 1TB HDD(5400rpm/HGST製)
光学ドライブ   ブルーレイディスクドライブ
ディスプレイ   17.3型フルHD(1920×1080)、非光沢
無線機能   IEEE 802.11 ac/a/b/g/n、Bluetooth v4.0
指紋認証機能   あり
バッテリ   4セル、公称の駆動時間:約4時間15分
電源アダプター   90W スマートACアダプター
サイズ   422×281×29.5-32.2(幅×奥行き×高さ/mm)
重量   約2.88kg
カラー   モダンシルバー
保証   1年間(引き取り修理サービス、パーツ保証)、使い方サポート1年間

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2015年03月09日時点のものです。

Windows 8.1、Core i7-5500U、GeForce GTX850M(4GB)、メモリ16GB、256GB SSD&1TB HDDを搭載する、最上位構成の「HP ENVY17-k200 プレミアム・フルHDモデル」にあたるモデルです。

構成内容を見て分かるとおり、高負荷なタイトルでなければゲームのプレイも可能な高い性能を持つモデルで、価格は¥119,800(税抜)~。(現在実施されている200台限定のキャンペーンを利用すれば、1万円オフ)

17.3型の大画面に加え、ブルーレイディスクドライブやac対応の無線LANを標準搭載、またSSDやGTX850Mなどの高性能なパーツを搭載するなど、高性能・高機能である割に価格は抑え目であると思います。

一応、HP ENVY17-k200で提供されているその他の構成について少し触れておくと、まずCPUは全てのモデルに Core i7-5500Uが搭載されます。

またメモリは4GB~16GBまでを選択でき、HDDにおいては今回のSSD&HDDという構成の他、1TBのハイブリッドHDDを搭載する構成なども用意。さらに液晶については17.3型でHD+(1600×900)の光沢液晶や、グラフィックスにはGeForce 840M、光学ドライブにおいてはDVDスーパーマルチドライブを搭載する構成なども提供されるなど、比較的構成の幅は広いです。

モデルによって選択できるパーツに限りがある為、上記のパーツを自由に組みあわせる事ができるというわけではありませんが、ゲームのプレイなど比較的負荷の高い用途には上位モデルを、ある程度高性能で良いというのであれば下位モデルをといった具合に、それぞれのモデルでポイントを抑えたパーツの組み合わせとなっていると思います。

構成に上下はあるものの、全体的に高品質な内容であるため、外観はもちろん使用感などにおいても一定の質以上のものを求める方に向いています。



搭載されているストレージの内容をチェックします。


SSDの詳細


HDDの詳細


ディスクの内訳

今回、SSDにはADATA製の「AXNS381E-256GM-B」という256GB M.2 SSDが、HDDにはHGST製の「HTS541010A9E680」という9.5mm厚の1TB HDD(5400rpm)が搭載されていました。

256GB M.2 SSDはSATA接続であるため、PCIe接続のSSDに比べると速度はやや落ちますが、それでも十分に高速です。処理速度は速く、HDDは1TBと容量に余裕があり、あらゆる意味で快適なストレージの構成だと言えるでしょう。

本製品には1TBのハイブリッドHDDを搭載するモデルも提供されており、そちらも通常のHDDを搭載するPCなどに比べると、ある程度高速なのではと思われますが、速度を重視するのならSSDを搭載する構成を選択した方が満足度は高いと思います。



ベンチマークテストの結果

以下、掲載しているHP ENVY17-k200で実施したベンチマークテストの結果です。


【Win エクスペリエンス・インデックス】

プロセッサ 7.4
メモリ 7.6
グラフィックス 5.9
ゲーム用グラフィックス 5.9
プライマリ ハードディスク 8.1

※WinSAT.exeの実行によってスコアを取得しています。


【CrystalDiskMark】

Seq 444.3284.7
512K 324.2290.0
4K 24.9391.45
4K QD32 274.8277.7

数値は左がRead、右がWrite/上記はランダムの値


【3DMark】


実行したテストの結果


Fire Strikeの詳細

Ice Storm・・・ 44575
Cloud Gate・・・ 9325
Sky Diver・・・ 8459
Fire Strike・・・ 2524


【モンスターハンターフロンティア 大討伐】

左:1360×768 / 右:1920×1080

1360×768 ・・・ 7201~7217
1920×1080 ・・・ 3932~3940


【ファンタシースターオンライン2 ver. 2.0】

左:1360×768 / 右:1920×1080

1360×768(描画設定3) ・・・ 8602
1920×1080(描画設定3) ・・・ 3513

~2000 処理負荷によっては動作が重くなる
2001~5000 標準的な動作が見込める
5001~ 快適に動作


【BIOHAZARD 6】

左:1360×768 / 右:1920×1080

1360×768 ・・・ SCORE:5912 / RANK:A
1920×1080 ・・・ SCORE:3777 / RANK:B


【FINAL FANTASY XIV 新生エオルゼア キャラクター編】

上:1360×768 / 中央:1920×1080 (高品質/ノートPC)/ 下:1920×1080(最高品質)

1360×768(高品質/ノートPC) ・・・ SCORE:6501 / 評価:とても快適
1920×1080(高品質/ノートPC) ・・・ SCORE:3783 / 評価:快適
1920×1080(最高品質) ・・・ SCORE:2963 / 評価:やや快適


【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】

左:1280×720 / 中央:1920×1080 / 右:1920×1080(最高品質)

1280×720(標準品質) ・・・ スコア:13178 / 評価:すごく快適
1920×1080(標準品質) ・・・ スコア:8125 / 評価:とても快適
1920×1080(最高品質) ・・・ スコア:6313 / 評価:快適


【CINEBENCH】

OpenGL ・・・ 72.82fps
CPU ・・・ 281cb


ゲームは画質設定を上げるとややスコアが低くなりますが、軽~中程度の負荷のタイトルであれば高画質な設定でも十分快適にプレイできそうです。負荷の高いものだと、画質設定を落とす必要があります。

ある程度の負荷のゲームのプレイや、写真編集、動画編集などといった作業が可能な性能です。



消費電力・温度

HP ENVY 17-k200 の消費電力を測定。
以下はアイドル時とベンチマーク実行時(BIOHAZARD 6)の消費電力値です。

液晶の輝度は60%程度、Optimusは自動選択(負荷によって外部GPUが自動でオンオフされる)に設定。

アイドル時 ・・・ 8W
ベンチマーク実行時 ・・・ 53W

※実際の値は若干上下する為、平均と思われる値を掲載しています

Optimus効果か、アイドル時の消費電力値は低いです。
負荷をかけるとやや電力消費は増えますが、消費電力が高いという程ではありません。




続いて、筐体内のパーツ温度について。
Speccyというソフトウェアを用い、アイドルとベンチマーク実行時(BIOHAZARD 6を20分以上実行)のパーツ温度を測定してみました。

負荷をかけると少し高めの温度になりますが、ゲームのベンチマーク実行では高いという程までには温度上昇しないようです。

エンコード作業などでは、もう少し高温になると思います。




さらに、高負荷時のキーボード表面の温度を測定してみました。

全体的に温度は低いです。
作業内容や環境にもよりますが、高負荷時でも快適にキーボード入力などを行えると思います。



再起動にかかる時間

PassMark Rebooterを利用し、HP ENVY 17-k200の再起動にかかる時間を測定。
以下は10回の再起動時間と、その平均値です。

1回目 0:39
2回目 0:38
3回目 0:37
4回目 0:38
5回目 0:37
6回目 0:38
7回目 0:39
8回目 0:39
9回目 0:39
10回目 0:37

再起動(起動&シャットダウン)の平均時間 ・・・ 38秒

HP ENVY 17-k200の再起動にかかる平均直は38秒。
SSDを搭載するPCの平均的な再起動時間がおよそ30~40秒程度ですので、本製品の再起動時間は、SSD搭載のPCとしては平均的だと言えます。

常に快適な使用感を求めるのなら、断然SSDの構成がお勧めです。



バッテリ駆動時間

HP ENVY 17-k200のバッテリ駆動時間を測定してみました。
測定に利用したソフトウェアはbbench、設定はストロークの実行が10秒毎、無線LAN利用によるネットへのアクセス(ブラウザで新規ページを開く)が60秒毎。

画面の輝度は50%程度に、Optimusは自動選択に設定しています。


バッテリの残量が100%から7%に減少するまでの時間は25055秒。
約7時間(6.95972222..)ものバッテリ駆動が可能という結果です。

公称の「約4時間15分」というバッテリ駆動時間よりも長めですが、あくまでも軽い作業時の駆動時間であり、負荷をかけた使い方ではかなり短くなる可能性があります。

とはいえ、本製品は据え置きで利用される方が多いと思われるため、あまり気にする部分ではないかもしれません。



プリインストール・ソフトウェアの内容

HP ENVY 17-k200に標準搭載されているソフトウェアの内容を簡単にご紹介します。

以下はデスクトップ画面やスタート画面、アプリ一覧画面の様子です。
製品の購入時期やカスタマイズの内容によっては、以下とは内容が異なる可能性がありますので、一例としてご覧ください。




デスクトップ画面


スタート画面



アプリ一覧画面

標準搭載されているソフトウェアはWindows 8.1標準のソフトに加え、HP製の各種管理ツール、CyberLink製のソフトウェア、グラフィックスやゲームの管理を行う「NVIDIA GeForce Experience」、PDFの作成や編集を行える「Foxit PhantomPDF」、圧縮展開ソフトの「7-Zip」、セキュリティソフトの「マカフィーリブセーフ」が搭載されるという内容です。

上記は主にデスクトップ系のソフトで、ストアアプリに関しては「HP Connected Photo」や「HP Windows 8入門」、「The Weather Channel」、「tripadvisor」、「マカフィーセントラル」などの標準ではないアプリが搭載されていました。

HP製のツールの内容については、PC全体の管理を行う「HP Support Assistant」やバックアップ&リカバリツールの「HP Recovery Manager」、電源設定の「HP AC Power Control」、ユーザーガイドなどを参照できる「HP Documentation」、PCのシリアル番号等の情報を参照できる「HP support information」指紋認証などのログオン情報を管理する「HP SimplePass」、冷却ファンの調整を行う「HP CoolSence」、オーディオユーティリティ「HP Beats Audio」を搭載。

CyberLink製のソフトウェアについては、ウェブカメラの拡張ソフト「Youcam」や動画変換を行える「MediaEspresso」、再生ソフトの「Power Media Player」、写真編集の「PhotoDirector」、動画編集の「PowerDirector」、バックアップソフトの「PowerBackup」、ライティングソフトの「Power2Go」などが搭載されていました。

その他、ソフトウェアとは少し異なりますが、Dropbox 25GBを6か月間無料で利用できるという本製品ならではの特典が付属。

25GBもの容量を利用できるのは期間限定ではありますが(通常無料のベーシックは2GB)、かなり便利なサービスですので、まだオンラインストレージサービスを使用した事がないという方は、試しに利用されてみると良いかもしれません。




HP Support Assistant PC全体の状態把握など管理を行えるツール


HP Recovery Manager バックアップやリカバリツール

Recovery Managerを利用してリカバリメディアを作成する場合、18GB以上のUSBメモリか、DVDならば3~5枚のメディアが必要。一般的なPCに比べ、やや必要となる容量が多めのようです。

なお、上記はほぼ初期状態で必要となるメディアの数であり、PCの内容によっては上記よりも多くのメディアが必要となる可能性があります。




HP CoolSence 冷却ファンの設定を最適な状態に設定  デフォルトではオンになっている


HP Beats Audio オーディオ関連のユーティリティ


CyberLink MediaSuite 搭載されているCyberLink製の各種ソフトウェアを利用できる


Dropbox 25GBを6カ月限定で無料利用できる特典が付属



HP ENVY 17-k200 まとめ

HP ENVY 17-k200のレビューは以上となります。
最後にまとめると・・

・17.3型HD+の光沢液晶&GeForce 840M、17.3型フルHDの非光沢液晶& GTX850M搭載モデルを提供
・第5世代のCore i7-5500Uを標準搭載
・IEEE802.11ac/a/b/g/n対応の無線LAN や指紋認証機能を標準搭載
・デザイン性の高い筐体

標準で第5世代のCore i7や、外部GPUを搭載する高性能な17.3型のノートPCです。

液晶にはHD+光沢パネル、またフルHDの非光沢パネルなどを搭載したモデルが提供されており、多くの方に使いやすいと思われる製品です。

ゲーム向けと呼べるほど性能が高いわけではありませんが、上位構成ではゲームのプレイも可能となるなど、様々な用途に利用する事が可能。

また高級感のある筺体を採用している事に加え、ac対応の無線LANや指紋認証などの機能を搭載するなど、全体的に高品質な内容となっており、ある程度の品質を求める方に向く製品だと言えるでしょう。購入された方の満足度は高いと思います。

なお、現在台数限定で1万円の値引きやアップグレードが無料となるキャンペーンが実施されています。購入を検討されている方は、キャンペーン実施中の購入がお得です。※既にキャンペーンが終了している可能性もあります。ご了承ください。