デルが販売するタブレット、Venue 8 Pro 3000(3845)シリーズのレビューです。

Venue 8 Pro 3000は、8型の液晶を搭載するWindowsタブレット。
OSにWindows 8.1 with Bingを採用する製品で、Office Personal 2013を標準搭載しながらも、なんと2万円台前半(2015年1月13日時点)というリーズナブルな価格を実現しています。

ストレージが32GBと少ないですが、Officeを搭載したWindowsタブレットを出来るだけ安く手に入れたい、という方にはお手頃なモデルだと言えるでしょう。清潔感のあるホワイトカラーのデザインを採用するなど、見た目も悪くないです。

今回は、そんなVenue 8 Pro 3000(3845)シリーズの外観や性能、操作性について詳しく触れてみました。

【Venue 8 Pro 3000(3845)シリーズ レビュー記事目次】

・Venue 8 Pro 3000(3845) 本体の外観やインターフェース・液晶など
外観・インターフェース重量付属品等液晶の品質ノートPC的な使い方をしてみる

・掲載モデルの構成内容とベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマーク結果消費電力・温度再起動にかかる時間バッテリ駆動時間

・プリインストール・ソフトウェアの内容
Office Personal 2013が標準付属

・製品のまとめ
Venue 8 Pro 3000(3845)シリーズ まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


Venue 8 Pro 3000の外観・インターフェースの内容

まず、Venue 8 Pro 3000の本体外観とインターフェースの内容について。

本体は幅130mm、奥行き216.2mm、厚み9mm(縦持ちの場合)、重量は公称で391gと8型サイズのWindowsタブレットとしては標準的なサイズです。

コンパクトであるため、外出先への携帯はもちろん、自宅でもちょっと何かを調べたりなど気軽に利用できます。




背面パネル全体の様子


背面中央にはDELLのロゴ


500万画素の背面カメラを搭載

背面には、清潔感のあるホワイトカラーの光沢パネルが採用されています。
光沢ですが、思ったよりも指紋は目立たない感じで扱いやすいです。

背面カメラも約500万画素と実用的。




前面から見た図


前面には120万画素のカメラを搭載している




本体側面のインターフェースの内容を確認します。

本体左側面(縦置きの状態)には何もありません。





MicroSDカードスロット付近を拡大

本体右側面にはMicroUSB 2.0、Windowsボタン、ボリュームコントロールボタン、MicroSDカードスロットが搭載されています。



本体上部にはヘッドフォンとマイクのコンボポート、電源ボタン。



本体下部にはスピーカー。

映像出力端子は非搭載と、最小限の内容です。
MicroUSBも1基のみですが、USBハブなどを利用する事で複数のUSB機器の利用が可能です。(供給できる電力の範囲内で)

なお、右側面に物理的なWindowsボタンが搭載されていますが、個人的には液晶の下などに搭載されていた方が使いやすいと思います。



重量

Venue 8 Pro 3000の重量を測定してみました。



タブレット本体の重量は390g。
公称値として謳われている391gという数値とほぼ同じです。



電源アダプターやケーブル類の重量も測定してみました。

付属の電源アダプターやUSBケーブルを合わせた重量は71g。
本製品はバッテリの持ちが非常に良い為、ケーブル類を持ち歩く事はないと思いますが、タブレットと一緒に持ち歩いたとしても400g台と軽いです。



付属品をチェック

Venue 8 Pro 3000の付属品をチェックします。

製品の購入時期やオプション選択の内容などによっては、以下に掲載の内容とは異なる可能性がありますので、参考程度にご覧ください。




タブレット本体、電源アダプター&MicroUSBケーブル、Office、クイックスタートガイド他

また後にも触れますが、本製品には標準でOffice Personal 2013が搭載されています。

製品価格を考えると、殆どOfficeは無料のようなもの。
Officeが欲しい方には嬉しい付属品です。




電源アダプターやMicroUSBケーブル


電源アダプターの出力は5V、2Aで10W



液晶の見やすさと品質をチェック

Venue 8 Pro 3000に搭載されている液晶の見やすさと品質をチェックします。
実際の製品に同じ液晶が搭載されるとは限らないため、参考情報の一つとしてご覧下さい。



10点マルチタッチに対応する 8型サイズWXGA(1280×800)の液晶を搭載。
初期時の画面の表示サイズは100%に設定されていました。

8型サイズの液晶ですので、1280×800ドットの解像度でもアイコンや文字のサイズはやや小さめですが、個人的には利用には程良いサイズ感ではないかと思います。

文字が小さいと思われる場合は、「コントロールパネル > デスクトップのカスタマイズ > ディスプレイ」から表示サイズの拡大を行うと良いでしょう。




画面の視野角を確認します。


画面を真正面から見た場合


画面を上側から見た場合


画面を右側面から見た場合

視野角は広いです。
IPSの記載は、Venue 8 Proの上位モデルにしか見当たらないのですが、多分IPS方式のパネルを使用していると思います。

斜めからでも見やすいです。




次に色域について。
以降、Spyder 4 Eliteを用いて測定を行った結果を掲載しています。

sRGBのカバー率は82%、AdobeRGBのカバー率は65%と、色域は普通。
とはいえ、安価なタブレットにしては広色域ではと思います。見た目に色鮮やかです。




ガンマカーブを確認します。


左:ガンマ応答カーブとターゲット(ガンマ2.2) / 右:ガンマ補正カーブ

ガンマ応答カーブとガンマ2.2のカーブを比較した場合、低~高輝度域共にややカーブが持ち上がっている状態ですが、RGBのカーブは綺麗に揃っており、色のずれも小さいです。

初期状態では若干青や緑が強めの表示ですが、比較的正確な色表示が可能な液晶だと思います。




さらに、画面の均一性について。
色や輝度のムラを確認してみました。


カラーの均一性(左:輝度100% / 右:輝度50%)


輝度の均一性(左:輝度100% / 右:輝度50%)

画面の輝度を高く設定している場合に、やや画面下~右下あたりの色ムラが目立つようですが、目で見て分かるほどのものではないです。

輝度ムラは小さく、殆どわかりません。


総合的にみて、安価なタブレットの液晶にしては表示は綺麗な方ではと思います。

光沢タイプのパネルであるため、明るい場所では反射などが目立ってやや見辛くなりますが、他のタブレットと同程度であり、輝度を上げればそれなりに見やすくなります。



ノートPC的な使い方をしてみる

Windowsタブレットを、ノートPCのように利用したいとお考えのユーザーは少なくはないと思います。

画面が小さい為、決して作業が行いやすいとは言えないものの、文字入力やカーソルの操作はマウスやキーボードを利用した方が便利な場面が沢山あります。

というわけで、Venue 8 Pro 3000をノートPCのように使用してみました。



今回、たまたま机の近くにあったELECOMのBluetoothキーボード「TK-FBM023BK」と、同じくELECOMの「M-BT11BBBU」というBluetoothマウスを利用してみた所、キーボードの方は上手く利用できましたが、マウスの方は接続はできるものの、マウスカーソルが跳ねるなど動作が不安定でした。

さらに、上記のBluetoothデバイスを接続している間はワイヤレス接続が不安定になるなど(多分電波が干渉している)、快適とは言えない状態であったため、利用は断念。


Bluetoothデバイスは機器との相性によって上手く接続できない事が多々あり、あうものを探すまでに時間とコストがかかってしまう可能性があります。

あくまでもBluetooth接続に拘るというのなら、純正アクセサリの購入も視野に入れた方が良いかもしれません。(純正デバイスの利用で動作が不安定になるような事はないと思われるため)

※ただし、2015年1月13日確認の情報によると、直販では一時的に純正ワイヤレスキーボード等の購入ができなくなっているようです。

それか、自宅での利用なら、USBタイプのキーボードやマウスを利用しても良いかもしれません。

個人的には、掲載製品のような小型のタブレットでは、専用のUSBレシーバでワイヤレス接続するタイプのキーボードやマウスを利用する事が多いです。





Venue 8 Pro 3000の外観や操作性、液晶等については以上となります。
引き続き、次記事ではタブレットの構成や特徴、性能面について詳しく見ていきたいと思います。

製品に興味をお持ちの方は、ぜひ次記事もご覧ください。
次: Venue 8 Pro 3000(3845)のベンチマーク結果 Atom Z3735Gを搭載する格安タブレットの性能