前記事(Diginnos DG-D08IWB 32GB レビュー 2万円台の格安 Windowsタブレットを使ってみる)に続き、今回はDiginnos DG-D08IWB 32GBの構成と性能面について。

掲載モデルの主な構成は OSにWindows 8.1 with Bing、CPUにAtom Z3735F、メモリ2GB、ストレージには32GB eMMCを搭載するという内容。

16GBのストレージを搭載する「Diginnos DG-D08IWB」と、ストレージ以外は全く同じ構成内容であるため、性能に差はなさそうですが、容量にやや余裕がある分、使い勝手は結構変わってくるのではないかと思います。

今回は、そんなDiginnos DG-D08IWB 32GBの構成や特徴、実際の性能面について詳しく触れてみました。

【Diginnos DG-D08IWB 32GB レビュー記事目次】

・Diginnos DG-D08IWB 32GB 外観や液晶・附属品など
外観・インターフェース重量付属品液晶の見やすさ

・構成内容と特徴、ベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマーク結果温度再起動にかかる時間バッテリ駆動時間

・標準搭載されているソフトウェアの内容について
プリインストール・ソフトウェアの内容

・製品のまとめ
Diginnos DG-D08IWB 32GB まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


Diginnos DG-D08IWB 32GBの構成内容とその特徴

まず、掲載しているDiginnos DG-D08IWB 32GBの構成内容とその特徴について解説します。
以下は、CPU-Zの実行結果と掲載モデルの構成内容です。

【CPU-Z】





【Diginnos DG-D08IWB 32GB の主な構成】

OS   Windows 8.1 with Bing 32bit
プロセッサ   Atom Z3735F(1.33GHz~1.83GHz)
グラフィックス   インテル HD グラフィックス
メモリ   2GB(2GB×1/DDR3L)
ディスプレイ   8型ワイド(1280×800)、10点マルチタッチ、光沢
ストレージ   32GB eMMC(Toshiba製)
無線機能   IEEE802.11b/g/n、Bluetooth v4.0
センサー   加速度センサー、GPS
バッテリ   駆動時間:約6.1時間(JEITA2.0/実測値は後に掲載)
電源アダプター   10W
サイズ   214×128×8.6(縦置き/幅×奥行き×高さ/mm)
重量   約345g
付属品   クイックガイド、電源アダプター、microUSB-USB変換ケーブル、microHDMI-HDMI変換ケーブル
保証   1年間 持込修理保証

※掲載の価格や仕様・解説等は、記事を作成した2014年01月04日時点のものです。

Diginnos DG-D08IWB 32GBの構成は上記の通り。
OSにWindows 8.1 with Bing(32bit)、CPUにはAtom Z3735F、メモリ2GB、ストレージには32GB eMMCという構成内容のタブレットです。

本製品で提供されているのは上記の構成のみで、カスタマイズは行えません。

特徴は、Windows 8.1 with Bingの搭載で製品価格を抑えている事、またストレージに32GB eMMCを採用している部分などで、価格は税込で2万円台半ばと非常にリーズナブル。

その価格の割に、GPSやBluetoothを搭載するなど、価格を抑えるためにギリギリまで機能を削ったという感じはなく、気軽に持つWindowsタブレットとしては悪くない製品だと思います。



搭載されているストレージの内容を詳しく見てみます。


搭載されているストレージ


ディスクの内訳

東芝製の「032GE4」という32GB eMMCが搭載されていました。
初期時にCドライブとして割り当てられている容量は25GB弱程で、プリインストールソフトの容量等を省いても、20GB以上をユーザーが利用できるようになっています。

今後、Windowsのアップデートなどでファイルの容量が増えていく事などを考えると、ある程度残容量に余裕を持たせた状態での運用が望ましいですが、16GBのストレージしか持たない「Diginnos DG-D08IWB」と比較すると、まだ自由度の高い使い方ができるのではと思います。



ベンチマークテストの結果

以下、Diginnos DG-D08IWB 32GBで行ったベンチマークテストの結果です。


【Win エクスペリエンス・インデックス】

プロセッサ 5.9
メモリ 5.5
グラフィックス 4.1
ゲーム用グラフィックス 4.1
プライマリ ハードディスク 6.95

※WinSAT.exeの実行によってスコアを取得しています。


【CrystalDiskMark】

Seq 134.644.36
512K 89.7340.28
4K 12.665.230
4K QD32 22.736.632

いずれも数値は左がRead、右がWrite、テストデータはランダム


【3DMark】


3DMark 各テストの実行結果

Ice Storm・・・ 13864
Cloud Gate・・・ 1093
Sky Diver・・・ 419
Fire Strike・・・ 0


【モンスターハンターフロンティア 大討伐】

1280×800

1280×800 ・・・ 685~732


【ファンタシースターオンライン2 ver. 2.0】

1280×800

1280×800 ・・・ 148

~2000 処理負荷によっては動作が重くなる
2001~5000 標準的な動作が見込める
5001~ 快適に動作


【BIOHAZARD 6】

1280×800

1280×800 ・・・ SCORE:627 / RANK:D


【FINAL FANTASY XIV 新生エオルゼア キャラクター編】

1280×800(高品質(ノートPC))

1280×800(高品質(ノートPC)) ・・・ SCORE:651 / 評価:動作困難


【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】

1280×720

1280×720(標準品質) ・・・ スコア:1088 / 評価:重い


CPUにAtom Z3xxxシリーズを搭載する多くのWindowsタブレットと同じく、ブラウザゲームや2D表示の非常に軽いゲームならばともかく、3D系のゲームのプレイは軽いものでも難しいです。

画質設定を大幅に下げればプレイできない事はないですが、そういった用途には向きません。

一方でインターネットや動画閲覧など、日常的に行う作業はサクサクと快適に行えており、負荷の軽い簡単な作業を行う事に関しては全く問題ありません。



温度

Diginnos DG-D08IWB 32GBのパーツ温度を測定してみました。
以下はアイドル時とベンチマーク実行時(BIOHAZARD 6を20分以上実行)の温度測定結果です。

ベンチマーク実行時はやや温度が高めになるようです。
といっても、タブレットで3Dゲームのような高負荷なプログラムを長時間動かす事はあまりないでしょうから、気にする必要はないと思います。




さらに、高負荷時のタブレット表面の温度を測定してみました。

いずれの場所も温度は低く、タブレットを手で持って操作を行うような場合でも快適に利用できると思います。



再起動(起動&シャットダウン)にかかる時間

PassMark Rebooterを利用し、Diginnos DG-D08IWB 32GBの再起動にかかる時間を測定してみました。
以下は9回の再起動測定時間と、その平均値です。

1回目 0:50
2回目 0:43
3回目 0:44
4回目 0:43
5回目 0:43
6回目 0:43
7回目 0:44
8回目 0:44
9回目 0:44

再起動の平均時間 ・・・ 44秒

Diginnos DG-D08IWB 32GBの再起動にかかる平均時間は約44秒。

これまでのテストより、HDDを搭載するPCの再起動時間は平均で1分弱~半、SSDを搭載するPCの再起動時間は平均で30~40秒という結果が出ており、本製品の再起動にかかる時間は、SSDを搭載するPCよりもほんの少し遅い位だと考えて良いでしょう。

体感でも起動やシャットダウンは高速です。



バッテリ駆動時間

Diginnos DG-D08IWB 32GBのバッテリ駆動時間を測定してみました。

測定に利用したソフトウェアはbbench、ソフトの設定はストロークの実行が10秒毎、ワイヤレスLANによるインターネットへのアクセス(ブラウザで新規ページを開く)が60秒毎。画面の輝度は50%程度に設定しています。


バッテリの電力残量が100%の状態から4%に減少するまでの時間は29127秒。
約8時間(8.090833..)ものバッテリ駆動が可能という結果です。

上記はネット閲覧など軽い作業を行った場合の駆動時間であるため、やや負荷のかかる作業ではもう少し短くなる可能性がありますが、外出先での利用に困らない程度にはバッテリは持つようです。



プリインストール・ソフトウェアの内容

Diginnos DG-D08IWB 32GBにプリインストールされているソフトウェアの内容をチェックします。

以下、初期時のデスクトップ画面やスタート画面(モダンUI)、アプリ一覧画面です。
製品購入時のオプション選択の内容や、製品購入時期によっては以下とは内容が異なる可能性がありますので、参考程度にご覧ください。


デスクトップ画面


スタート画面(モダンUI)



アプリ一覧画面

プリインストールソフトの内容は、ほぼWindows標準のソフトのみとなっています。

セキュリティソフトとして「マカフィーインターネットセキュリティ」の12ヶ月版がプリインストールされてはいますが、それ以外に変わったソフトは見当たらず。メーカー製のタブレットなどだと、メーカー独自のツールが入っていたりする事も少なくないのですが、そういったものも一切見当たりません。

ストレージの容量に余裕がない製品ですので、ソフトの内容を最小限に抑えるという配慮は有難いです。



Diginnos DG-D08IWB 32GB まとめ

Diginnos DG-D08IWB 32GBのレビューは以上となります。
最後にまとめると・・

・2万円台半ば(税込/2014年1月4日時点)と非常に安価
・Atom Z3735F、メモリ2GB搭載で軽快な動作が可能
・ストレージは32GB
・重量約345g、薄さ8.6mmとコンパクト

税込で2万円台半ばという、非常にリーズナブルな8型のWindowsタブレットです。

CPUはAtom Z3735F、メモリは2GB搭載で、最近のWindowsタブレットとしては十分な性能を持ち合わせている事に加え、ストレージには32GB eMMCを搭載しており、容量16GBの「Diginnos DG-D08IWB」よりも自由度の高い使い方が可能となっています。

安価であるのにもかかわらず、GPSやBluetoothなどのあると便利な機能も搭載しており、実用性は高いです。

多数のアプリをインストールしたいというような方には向きませんが、気軽に使えるWindowsタブレットが欲しいという方や、16GBの「Diginnos DG-D08IWB」が気になりつつも、容量の少なさに躊躇していたという方にはお勧めできる製品だと言えるでしょう。


なお、ドスパラでは他にも数種のWindowsタブレットをラインアップしています。
より画面サイズの大きいものや、フルHDの解像度を持つタブレットなども提供していますので、興味をお持ちの方は以下よりチェックしてみてください。

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