マウスコンピューターが販売するデスクトップPC、NEXTGEAR-MICRO ドラゴンクエストX推奨PCのレビューです。

本製品はCPUにAMD A10-7700Kを、グラフィックスにRadeon R9 260(1GB)を搭載するG-TuneブランドのゲーミングデスクトップPC。

ドラゴンクエストXの推奨PCとして「はぐれメタル」級の推奨認定を得た高性能なモデルで、動作確認等も行われているため、ドラゴンクエストXを安心してプレイする事が可能。もちろん、それ以外のゲームについても多くを快適にプレイする事ができます。

NEXTGEAR-MICRO シリーズはもともと、コストパフォーマンスの高さで人気の製品ですが、本製品もそれに違わず内容の割にリーズナブルな価格設定となっており、単にゲームをしたいというユーザーはもちろん、予算にあまり余裕がないというユーザーにもおすすめ出来るPCです。

今回は、そんなNEXTGEAR-MICROシリーズの筐体外観や内観、性能面、使い勝手などについて詳しく触れてみたいと思います。製品を購入予定の方、興味をお持ちの方は記事に目を通してみて下さい。

【NEXTGEAR-MICRO シリーズ ドラゴンクエストX推奨PC レビュー記事目次】

・NEXTGEAR-MICRO シリーズ 筺体外観・内部構造など
筐体外観・インターフェース筺体内観Accurate KeyboardG-Tune GAMING MOUSE他の付属品

・構成特徴とベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマーク結果ドラクエXをプレイ消費電力・温度再起動にかかる時間

・標準搭載されているソフトウェアの内容
プリインストール・ソフトウェア

・製品のまとめ
NEXTGEAR-MICRO ドラクエX推奨PC まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


NEXTGEAR-MICRO シリーズ の筐体外観をチェック

まず、NEXTGEAR-MICRO シリーズで使われているケースの外観やインターフェースの内容をチェックします。

NEXTGEAR-MICROシリーズは以前にも、インテルの構成を持つモデルを掲載した事がありますが、使われているケースはどのモデルも同じ。多分、IN-WINの「IW-BR665」を使用していると思われます。

幅196mm、奥行き430mm、高さ417mmと程々のサイズを持つミニタワーケースでありながら、大型のグラフィックスカードも搭載可能なスペースと冷却性能を持ち合わせた、機能性の高いケースです。




フロント側全体の様子 面積の半分以上がメッシュ状のパネルで覆われており風通しが良い


フロント上部

フロント上部には光学ドライブやマルチカードリーダー、ヘッドフォン出力やマイク入力、USB2.0×2、USB3.0、電源ボタンが並びます。

掲載モデルに関しては、光学ドライブやマルチカードリーダーは標準搭載となるよう(※)
光学ドライブは標準ではDVDスーパーマルチドライブが搭載されますが、ブルーレイディスクドライブへの変更も可能です。

※NEXTGEAR-MICRO シリーズには、光学ドライブやカードリーダー無しのモデルも存在します。




フロントパネルの面積の半分以上がメッシュ状のパネルで占められている

フロント側のメッシュパネルは、いずれもワンタッチで取り外す事ができます。
吸気口は特に埃等が溜まりやすい場所であるため、容易にメンテナンスを行う事ができるというのは便利です。




左側面側のサイドパネル

筺体左側にもメッシュ状のパネルを設置。非常に風通しが良いです。
なお、製品購入時のカスタマイズでは上記のサイドパネル以外に、アクリルパネルを選択する事も可能。

G-Tuneのロゴを刻印したパネルやG-Tuneちゃんの絵柄をあしらったパネル、ブルーLEDを組み合わせたイルミネーションバージョンなど好みのパネルを選択する事ができます。

刻印はレーザーによって行われているため、摩擦や経年劣化による影響が小さく、長期間綺麗な状態で使い続ける事が可能です。




筺体右側のパネル 左下(内部にHDDベイが設置されている付近付近)に小さな通気口が設けられている




底面4角に設置されたインシュレーター なんとインシュレーターのカスタマイズも可能




筺体背面側のインターフェースの内容を確認します。
同じNEXTGEAR-MICRO シリーズであっても、構成の内容によってインターフェースは変化しますので、参考程度にご覧ください。

上からPS/2キーボード、PS/2マウス、USB2.0×2、USB3.0×2、LAN、オーディオポート×6(※)、DVI-I、DVI-D、DisplayPort、電源コネクターが並びます。

掲載モデルはグラフィックカードの選択肢が Radeon R9 260のみであるため、映像出力は上記のような内容ですが、他のモデルで異なるグラフィックカードを選択した場合、映像出力の内容は変化する可能性があります。

※オーディオポートの内容は、左上から時計回りにマイク入力、ライン出力、ライン入力、リアスピーカー出力、センター・サブウーファー出力という内容。




筺体上部 背面寄りの位置にメッシュ状のパネルと内部にはファンを設置


IN WINのロゴが入っている



筺体内部の構造をチェック

次に、NEXTGEAR-MICRO シリーズの筐体内部の構造をチェックします。

内部へのアクセスは、筐体左側のサイドパネルを固定している2つのネジを取り外すだけと簡単ですが、ネジを緩めるにはドライバーが必要です。




ツールレス構造ではない ドライバーが必要


筐体内部全体の様子

右上から時計回りに光学ドライブベイ(5.25×1)、HDDベイ(2.5×1、3.5×3)、電源ユニット、グラフィックカード、CPUやメモリを配置。ファンは前面に2基、また背面側と天面にも1基ずつ、計4基が搭載されています。

最初に目が行くのは、光学ドライブベイとHDDベイの間に設けられた広めのスペース。
通常、この辺りはHDDベイ等で塞がれてしまう事が多いですが、スペースを設ける事によってフロントファンのすぐ後方にグラフィックカードが配置される形となる為、効率的にグラフィックカードやCPU等の発熱の大きいパーツを冷やす事ができます。

ミニタワーながら、長さのあるハイエンドグラフィックカードを設置できるというメリットもあります。

スペースを確保する事によってドライブベイの数が抑えられてしまうという欠点はあるものの、最近のHDDは1ドライブあたりの容量が大きく、通常の使用ではHDDを複数台搭載するとしても2~3台程度という方が殆どではないかと思われ、本製品のような構成でも特に問題にはならないでしょう。

必要にして充分な数のドライブベイを用意しながらも、不要なベイを取り除く事によって、高い冷却性能を実現しています。




光学ドライブの搭載は一台のみ


フロント側下部のHDDベイ

HDDは一見すると容易に取外しが出来るように思えるのですが、スペースの関係上、左側からディスクを抜き差しする事は難しく、HDDの追加や換装等を行う場合は、ファンが設置されているフロント側からHDDケースごと取り出す必要があります。

難しくはありませんが、少し面倒かもしれません。



電源ユニットには、80PLUS GOLD認証の700W電源が搭載されていました。
+12Vは4系統、最大672Wの出力が可能と比較的余裕のある電源です。

ただしこの700W電源はカスタマイズオプションとして提供されているもので、標準では、80PLUS SILVER認証の500W電源が搭載されます。

最大では1200Wの電源を選択できるなど、幾つかの選択肢が提供されていますので、今後の用途も踏まえた上で最適な電源を選択すると良いでしょう。



G-Tuneオリジナルのゲーミングキーボード Accurate Keyboard

NEXTGEAR-MICROシリーズでは、標準付属のキーボードの他にも様々なキーボードを選択する事ができます。
今回は、提供されているキーボードの一つである、G-Tuneオリジナルの「Accurate Keyboard」をご紹介いたします。




G-TuneオリジナルのAccurate Keyboard

「Accurate Keyboard」は、G-Tuneオリジナルのゲーミングキーボード。
PS/2接続のキーボードで、一般的なキーボードにはないWinLock機能や、最大11キーの同時押し機能を持ちます。

高価なキーボードをお持ちであるのならともかく、ゲーム用のキーボードがないという方にはそれなりに使えるキーボードです。

もちろん、その他のキーボードも選択可能。




PS/2接続


キーボード左半分を拡大


キーボード右半分を拡大

高価なキーボード程ではないものの、ゲーム向けだけあって比較的しっかりとした造りのキーボードです。

特徴は最大11キーの同時押し(※)に対応しているという部分、またWindowsキーの動作を無効とするWinLock機能を搭載している部分などで、WASD等のキーに何らかの印字や色分けがなされているわけではないのですが、ゲームには使いやすいです。

また打鍵感もそこそこ良く、ゲーム以外でも快適に利用できると思います。

※ 同時押しが可能なキーはW / A / S / D / Shift / Ctrl / Space / ↑ / ← / ↓ / → となります。




Windows動作を無効にするWinLock機能を搭載 ゲーム中に誤ってWindowsキーを押してしまっても大丈夫


キートップは端から中央にかけて湾曲する形状を採用


キーボード底面全体の様子 前方側にゴム足が設置されており底が滑り難い


底面背側左右にチルトスタンドを搭載


スタンドを立てなくても、ややキーボード面が傾斜するスタイルのキーボードです。
僅かにではありますが、各段によってキーの高さが異なるなど細かな工夫があって使いやすいと思います。



G-Tuneオリジナルのマウス G-Tune GAMING MOUSE

キーボードと同じく、本製品にて提供されているG-Tuneオリジナルのオプティカルゲーミングマウス「G-Tune GAMING MOUSE」をご紹介いたします。


USB接続タイプ


G-Tuneのロゴが印字されている

通常のマウスにも搭載されているスクロールホイールの他、dpi切り替えボタンが搭載されており、マウスカーソルの移動速度を手元で簡単に切り替える事ができます。(設定は1000/1600 DPI の2段階)



サイドには、予めブラウザの「戻る」「進む」の機能が割り当てられたショートカットボタンを搭載。
やや小型サイズのマウスであるため持ちやすく、また側面には滑り止め加工が施されており、手へのフィット感が良いです。

先ほどご紹介したキーボードと同様、普通に使いやすいマウスだと思います。
なお、「マウス無し」の選択も可能です。



その他の付属品

キーボードやマウス以外の付属品の内容を簡単にご紹介いたします。
実際の製品の内容とは異なる可能性があるため、以下の内容は参考程度にご覧ください。


電源ケーブルや変換コネクター、HDD用のスライドレールやネジ類

変換コネクターはDVI>HDMIとDVI>VGAの2種が付属していましたが、仕様にはDVI>HDMI変換コネクターの記載のみとなっており、実際の製品にDVI>VGA変換コネクターが付属するかは不明です。

HDD用のスライドレールやネジ類は、HDDの追加等を行う場合に利用します。




サポートマニュアルと、U-NEXT プレミア特典チケット

紙類の付属品はマウスコンピューターのサポートマニュアルの他、キャンペーン中の特典として、U-NEXT プレミア特典チケットが同梱されていました。

チケットはキャンペーンによるものなので、タイミングによっては内容が異なっていたり、別の特典に変更となっている可能性もあります。正確な情報は、製品ページやカスタマイズページにてご確認ください。





NEXTGEAR-MICRO シリーズの筐体外観や内部構造、付属品等については以上となります。
次記事では、ドラゴンクエストX推奨を謳うモデルの構成特徴や、実際の性能面について詳しく触れたいと思います。

製品に興味をお持ちの方は、ぜひ次記事もご覧ください。
次: Radeon R9 260を搭載する NEXTGEAR-MICROのベンチマーク結果 ドラクエXのプレイは余裕