前記事(ThinkPad 10 に付属のThinkPad Tablet ペンで文字やイラストを描いてみる 使い心地は?)に続き、今回は ThinkPad 10に搭載されているソフトウェアの内容を簡単にご紹介いたします。

ThinkPad 10には Windows 8.1に標準で搭載されているアプリに加え、他シリーズでもおなじみとなっているレノボ製のツールを多数搭載。写真や動画を簡易編集できるアプリなど変わったものも搭載されており、使ってみると中々面白いです。

今回は、そんなThinkPad 10のソフトウェアの内容について一通りご紹介いたします。
記事の最後で製品についてまとめていますので、まとめを読みたい方は最後の「ThinkPad 10 まとめ」をご覧ください。

【ThinkPad 10 レビュー記事目次】

・ThinkPad 10 およびウルトラブックキーボードの外観チェック
ThinkPad 10の外観・インターフェースウルトラブックキーボードの使い勝手重量

・カバーをめくるだけでカメラが起動できる ThinkPad 10 クイックショットカバーのレビュー
ThinkPad 10 クイックショットカバーの詳細ThinkPad 10 の背面カメラで撮影した写真

・構成特徴とベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマークテストの結果ThinkPad Tablet 2(Atom Z2760)との性能比較消費電力・温度再起動にかかる時間バッテリ駆動時間

・ThinkPad Tablet ペンの詳細・使用感は?
ThinkPad Tablet ペンの詳細文字やイラストの描き心地は?液晶の表示品質

・プリインストール・ソフトウェアの内容
プリインストール・ソフトウェア簡易的な写真・動画編集アプリを搭載

・製品のまとめ
ThinkPad 10 まとめ


ThinkPad 10 にプリインストールされているソフトウェアの内容

以下は、初期時(工場出荷状態)におけるThinkPad 10のデスクトップ画面やスタート画面(モダンUI)、アプリ一覧画面の様子です。(クリックで大きな画像が表示されます)

選択するモデルやオプションによっては、以下とは異なる可能性があります。


デスクトップ画面



スタート画面(モダンUI)



アプリ一覧画面

主にWindows 8.1標準のソフトウェア、レノボ製のソフトウェア、幾つかのストアアプリにセキュリティソフト等が搭載されるという内容です。

レノボ製のソフトウェアについてはデスクトップ向けのソフトとストアアプリが混在しており、デスクトップ向けにはシステム管理を行う事ができる「Lenovo Solution Center」や、システムの状態を最新に保つ「System Update」、パスワード管理を行う「Password Manager」を搭載。

またストアアプリとして提供されているものには、電源やカメラ、タッチパッドなどの各種設定を行う「Lenovo Settings」やシステムの状態や製品の周辺機器など様々な情報にアクセスできる「Lenovo Companion」、サポート情報やユーザーガイドへのアクセスを提供する「Lenovo Support」、外部デバイスとの接続・コンテンツ共有をサポートする「Lenovo QuickCast」等のソフトがあります。

その他、いつでも気軽にカラオケを楽しめるという音楽SNS「Red Karaoke Lenovo」や、ファイル共有サービスの「HighTail for Lenovo」、簡易的な写真編集や動画編集が行える「Lenovo Photo Editor」、「Lenovo Video Editor」に、ニュースリーダー機能を提供するNEC製のストアアプリ「My Time Line」なども搭載。

そしてセキュリティソフトには「Norton Internet Security」や、ストアアプリ「Norton Studio」が搭載されていました。





System Update システムを最新の情報に保つ 


Lenovo Settings 電源やカメラ、各種デバイス、オーディオなどの設定機能を提供


Lenovo Settingsのカメラ設定では、Quickショット機能の有効無効設定なども行える


Lenovo Support ユーザーガイドやサポート情報などにアクセスできる


Lenovo Companion

Lenovo Companionでは、システムの更新や保証情報、製品の周辺機器情報といったシステムの様々な情報にアクセスする事ができます。

Lenovo Supportなど他のツールと被っている機能も多く、実は私自身、ソフトの明確なコンセプトが未だによくわからずあまり活用していないのですが、多分PCの様々な設定や機能への案内役、といったところでしょうか。

目的の機能や設定が見つからない場合などに、覗いてみると良いかもしれません。




Lenovo QuickCast 外部デバイスとの接続・コンテンツ共有機能を提供




Red Karaoke Lenovo

Red Karaokeは、カラオケを気軽に楽しめるというPlaneta Red社製の音楽SNSサービス。
日本版は2009年からあったようですが、私はこのサービスについては全く知りませんでした。

マイクがあればカラオケができるのだそうで、他にもWebカメラを使用して音声や映像の録音を行う機能や、さらに録音したファイルの共有機能なども提供します。

曲数はかなり多いようで、例えば一人カラオケとかするような方とか、パーティーや花見など、大勢が集まった場所で利用するというのも面白いかもしれません。




My Time Line NEC製のニュースリーダーアプリ


Lenovo Photo Editor 簡易的な写真編集が行えるアプリ。もともとのアプリはCyberLink製

写真編集や動画編集が行えるという「Lenovo Photo Editor」や「Lenovo Video Editor」については、次項で解説します。



簡易的な写真・動画編集アプリを搭載

ThinkPad 10には、「Lenovo Photo Editor」や「Lenovo Video Editor」という、簡易的な写真編集や動画編集を行うストアアプリがプリインストールされています。

複雑な編集を行えるものではありませんが、例えばThinkPad 10のWebカメラを利用して撮影した写真や動画を編集し、そのままSNSへアップロードするなどといった事が可能。写真や動画投稿サービスなどを利用するような方に、特に便利な機能です。




Lenovo Photo Editor 補正やコラージュ、フレームや吹き出し等を追加できる

簡易的・・とはいっても、色や明るさ等の補正やトリミング、角度調整、エフェクトの追加など、おおまかではありますが一通りの事は行えます。

メニューの表示が大きく単純である為、タッチ操作で簡単に補正を行えるところが便利です。




傾きの調整を行った写真


エフェクトをかけてみる


複数の写真をコラージュ


様々なコラージュのパターンが用意されている


Lenovo Video Editor 簡易的な動画編集が行える


作成した動画は保存する他、FacebookやYoutubeなどにアップロードできる

なお、これらのアプリはストアアプリとして提供されており、ThinkPad 10 以外の端末にも無料でダウンロードする事が可能です。

興味をお持ちの方は利用してみてください。



ThinkPad 10 まとめ

ThinkPad 10のレビューは以上となります。
最後にまとめると・・

・高い堅牢性
・10.1型WUXGA(1,920×1,200)の高解像度液晶を搭載
・Atom Z3795搭載で性能は高め
・64bit版のWindows 8.1 Proを選択可能
・通常サイズのUSB2.0を搭載
・ワコム製のデジタイザペン対応の構成を選択可(1024段階の筆圧感知に対応)
・周辺機器が豊富

さすがに、ThinkPadブランドのタブレットだけあって質が高く、使いやすい製品だと思います。

高解像度液晶の搭載や、比較的性能の高いAtom Z3795の採用、また64bit版のWindows 8.1 Proやメモリ4GBも選択できるなど、今あるタブレットとしては十分満足できる内容の製品です。

もちろん、単にスペックが高いから使いやすい、良い製品だというのではなく、例えば端子類の配置や電源アダプターの端子の形状の工夫、アルミを採用しながらも無線機器を快適に利用できるような最適化が行われている部分など、非常に細かくチューニングがなされた結果の使いやすさであり、ビジネス用としてはもちろん、個人でも安心して使えるタブレットだと言えるでしょう。

周辺機器が充実しているため、様々なシーンで使いやすいという魅力もあります。特に私自身、昨年末に購入したMiix 2 8では純正のオプションが少なく、思い通りの環境を整えるまでに多少の苦労があったため、余計にそう感じます。

タブレットとしては価格は安い方ではありませんが、構成や機能、使用感といった内容を考えると決して高くはなく、購入した方の満足度は高いと思われます。

ビジネス用途や長く使えるタブレットが欲しい方、安さよりも質を重視するという方、PCの代わりにもなるタブレットをお探しの方にはおすすめできる製品です。