前記事(Inspiron 15 5000(5547)プラチナモデルのベンチマーク結果 Radeon R7 M265を標準搭載)に続き、今回はInspiron 15 5000(5547)シリーズにプリインストールされているソフトウェアの内容について。

ソフトウェアの内容は、以前掲載した17.3型のノート「Inspiron 17 5000シリーズ」と似ていますが、Inspiron 15 5000シリーズでは選択するモデルによってOfficeありのモデルと無しのモデルが存在します。また、Inspiron 17 5000シリーズには搭載されていたCyberLink製の幾つかのソフトも搭載されていません。

今回はそういったソフトの内容について一通り解説した後、製品の特徴や使用感についてまとめてみたいと思います。

当ページに掲載の製品は販売終了しています。
現在デルでは、以下の後継モデルを販売中です。

New Inspiron 15 5000(2016/9/13発売)

【Inspiron 15 5000(5547) レビュー記事目次】

・Inspiron 15 5000シリーズ 外観や操作性・液晶の表示品質をチェック
外観・インターフェースキーボード周辺の操作性筺体底面内部の構造液晶の見やすさ

・Inspiron 15 5000シリーズ プラチナモデルの構成特徴と ベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマークテストの結果消費電力・温度再起動にかかる時間バッテリ駆動時間

・プリインストールソフトウェアの内容
プリインストールソフトウェアの内容Adobe製の写真・動画編集ソフトをダウンロードできる

・製品のまとめ
Inspiron 15 5000(5547)シリーズ まとめ


Inspiron 15 5000シリーズにプリインストールされているソフトウェアの内容を解説

以下、初期状態(工場出荷状態)のInspiron 15 5000シリーズのデスクトップ画面やスタート画面(モダンUI)、アプリ一覧画面の様子です。

なお、選択する構成によっては、内容が異なる可能性がある事をご了承ください。


デスクトップ画面


スタート画面(モダンUI)


アプリ一覧画面 1


アプリ一覧画面 2

冒頭でも述べた通り、Inspiron 15 5000(5547)にプリインストールされているソフトウェアの内容は、17.3型のInspiron 17 5000シリーズの内容と似ていますが、モデルによってはOfficeを搭載できないなど異なる部分もいくつかあります。

Windows 標準のソフトを省く、Inspiron 15 5000(5547)の主なプリインストールソフトの内容については以下をご覧ください。

【プリインストールソフトウェア】

My Dell  ハードウェアやセキュリティなどコンピューター全体の管理を行う
Dell Backup and Recovery  バックアップ&リカバリーソフト
Dell Update  システムを最新の状態に保つ
Dell Power Manager  電源管理
Dell Digital Delivery  デジタルデリバリー形式のソフトウェアをダウンロード・インストール
Dell Audio  Waves MaxxAudio Proによるサウンド設定を行える

AMD Catalyst control center  グラフィックスの様々な設定を行える
マカフィーリブセーフ12か月版  セキュリティソフト


【デジタルデリバリー形式で配信されるソフトウェア】

Adobe Photoshop Elements  写真編集ソフト
Adobe Premiere Elements  動画編集ソフト
FastAccess  顔認識ソフトウェア


デル製のソフトウェアにセキュリティソフト、AMD Catalyst control center、Adobe製の写真・動画編集ソフト・・と、非常にシンプルな内容です。

Adobe Photoshop ElementsやAdobe Premiere Elements、FastAccessに関してはデジタルデリバリー形式での提供となるため、初期状態ではPC内にインストールされてはおらず、またDVDメディア等のパッケージの付属もありませんが、インターネットに接続する事でダウンロード・インストールする事ができます。

デジタルデリバリー形式のソフトウェアとしては、他に「Dell Backup and Recovery Professional」や「Adobe Acrobat XI Standard」、「CyberLink Power メディアプレーヤー」等の追加(有料)が可能です。


その他、セキュリティソフトのマカフィーリブセーフは標準では12か月版が搭載されていましたが、カスタマイズで24か月版や36か月版へと変更する事が可能です。

あと、Microsoft Officeに関しては、下位構成のプレミアムモデルではカスタマイズでの追加が可能となっているものの、上位のプラチナモデルではOfficeのオプション自体が提供されていませんので、Officeの追加を検討されている方はご注意ください。

なお、17.3型のInspiron 17 5000シリーズに搭載されていた、CyberLink製の再生ソフトなどが本製品に搭載されていないのは、本製品に光学ドライブが搭載されていないからだと思われます。




My Dell コンピューター全体の状態等を管理


Dell Power Manager Lite 電源管理を行うソフトウェア

Power Manager Liteではバッテリの充電など、電源に関する設定を行う事ができます。
日本語版のソフトではありませんが、バッテリの閾値設定やピークシフトの設定他、細かな設定が可能です。




バッテリの閾値を設定できる


曜日毎にピークシフト設定を行える



Adobe Photoshop Elements & Premiere Elements をデジタルデリバリー形式で配信

上でも述べましたが、本製品には標準でAdobe製の写真・動画編集ソフトが付属しており、Dell Digital Deliveryというソフトウェアを利用し、インターネット上よりダウンロード・インストールを行う事が可能となっています。

DVDメディアやソフトの解説書などは一切付属しないため、何となく気分的に落ち着かない方もおられるかもしれませんが、PCの初期化を行った場合でも再インストールは何度でも行えますし、メディア等を紛失してしまう恐れがなくなるというメリットもあります。




デジタルデリバリー形式で購入したソフトは Dell Digital Deliveryを利用してダウンロードを行う


ダウンロード・インストールされた Adobe Photoshop Elements 12


同じくダウンロード・インストールされた Adobe Premiere Elements 12



Inspiron 15 5000(5547)シリーズ まとめ

Inspiron 15 5000(5547)シリーズのレビューは以上となります。
最後にまとめると・・

・Radeon HD R7 M265を搭載しており性能はやや高め
・Adobe製の写真・動画編集ソフトを標準搭載
・上記の内容で8~9万円台というリーズナブルな価格設定(2014年8月14日時点)

・本格的に写真や動画編集を行われる方には不向き
・液晶は視野角・色域共に狭め

グラフィックスにRadeon HD R7 M265を搭載し、またAdobe製の写真や動画編集ソフトを搭載しながらも、8~9万円台(税込・配送料込)という価格を実現したリーズナブルな製品です。

Adobe製のソフトだけで16000円以上(2014年8月14日時点の最安値)しますので、ノートPCと編集ソフトを出来るだけ安価に揃えたいという方にはお手頃なノートPCだと言えるでしょう。

とはいえ、搭載のRadeon HD R7 M265は、内蔵グラフィックスよりは高性能であるものの、外部グラフィックスとしてはそれ程性能の高いものではないため、本製品を本格的な編集作業用のマシンとして利用するには少々力不足の面もあります。

また、搭載されている液晶パネルの質は価格なりである為、やはり厳密な色表示が求められるような本格的な編集作業には向かないと思われます。

ただ上にも書いた通り、内容の割には非常に安価であるため、趣味で写真や動画の編集を行われる方、またそこそこの性能を持つノートと編集ソフトを同時に揃えたいという方には魅力の大きい製品です。


なお、本製品には光学ドライブが搭載されていません。
光学ドライブが必要な方には、17.3型のInspiron 17 5000シリーズなどがお勧めです。

掲載しているInspiron 15 5000シリーズと同等の価格帯・構成、Adobe製の編集ソフトを搭載しており、グラフィック性能はInspiron 15 5000よりもやや高め。15.6型のサイズに拘るのでなければ、選択肢の一つとしてあげても良い製品だと思います。

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New Inspiron 15 5000(2016/9/13発売)