デルが販売するデスクトップPC、ALIENWARE X51 R2のレビューです。

ALIENWARE X51は超小型の筐体を採用するゲーム向けのデスクトップPC。

高性能なCPUやグラフィックカードを搭載するなど、コンパクトな外観には見合わない中身を持ち合わせたマシンで、ALIENWAREシリーズの中では比較的手ごろな価格だという事もあって人気は高いです。

今回掲載しているのは、CPUに第4世代のCore i7-4790、グラフィックスにGeForce GTX 760Ti(2GB)を搭載する「Alienware X51 スプレマシー」という2014年夏モデルでは最上位に位置づけられるモデル。

従来よりも格段に性能はアップしており、ゲーム目的の方はもちろん、高負荷な用途にPCを利用するようなユーザーにおすすめのマシンだと言えるでしょう。

今回は、そんな ALIENWARE X51の外観や使い勝手、性能面などについて詳しく触れていきたいと思います。

【ALIENWARE X51 R2(2014年夏) レビュー記事目次】

・ALIENWARE X51 の筐体外観やインターフェース、イルミネーションなどをチェック
外観・インターフェースエイリアンのイルミネーション筐体内部の様子標準キーボードやマウス

・ALIENWARE X51 スプレマシーの構成とベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマークテストの結果消費電力・温度再起動にかかる時間

・プリインストール・ソフトウェアの内容について
プリインストール・ソフトウェアの内容Alienware Command Center

・製品のまとめ
ALIENWARE X51 まとめ


ALIENWARE X51 筺体外観・インターフェースをチェック

まず、ALIENWARE X51に採用されている筺体のデザインやインターフェースの内容について解説します。

本製品の筐体は、ゲームパソコンでありながら幅95mm、奥行き318mm、高さ318.5~343mmと非常にコンパクト。ゲーム向けではない、一般的なデスクトップPCの筐体と比較しても十分に小さく、机の上などにも余裕で設置できます。

外観も、ALIENWAREらしい個性的なデザインを採用しており、ゲーム目的ではないけれど、デザインが好きだからこのモデルを買うという方もおられるでしょう。


筺体フロント側の上部には電源ボタン、その下にスロットイン式の光学ドライブやUSB3.0×2基、ヘッドフォン出力、マイク入力が並びます。




フロント下部にはおなじみのエイリアンを搭載。
PCの電源をオンにすると目が光ります。イルミネーションについては後述します。



横向きの設置も可能です。
棚などに設置する場合に便利です。




横置き時の為にエイリアンの顔を回転させる事ができるなど、細かなギミックを搭載





筺体左側面の様子 側面中央のパネルもイルミネーション仕様

左側のサイドパネルには謎の文字。
単なる文字ではなく、横置き時に滑り止めとして機能するものではないかと考えています。




筺体右側面の様子 左側と同様にイルミネーションパネルが設置されている


サイドパネルの端の方にALIENWAREのロゴ




縦置き時、横置き時共にエアフローを確保するために、底面や筐体上部にはメッシュ状のパネルが多用されています。




筺体背面側のインターフェースの内容を確認します。

背面上部からSPDIF出力(コアキシャル×1、オプティカル×1)、USB3.0×4基、USB2.0×2基、LAN、オーディオポートが6基(サイドスピーカー出力、リアスピーカー出力、センター&サブウーファー出力、マイク入力、ライン出力、ライン入力)、そして下部には電源コネクターと、グラフィックカードから提供されるDVI端子×2基とHDMI出力、DisplayPortが並びます。

サイズの割に、比較的端子の種類や数は多めだと思いますが、ゲーム向けのPCに多いPS/2端子などはありません。




付属の電源アダプターとケーブル


非常に大きい電源アダプター(iPhone 5と比較)

本製品は小型筐体を採用しているため、筐体内に電源はおかずに電源アダプターを利用します。




電源アダプターの出力は19.5V、16.9Aで330W

なお、電源アダプターの容量は選択するグラフィックカードによって異なるようです。
GeForce GTX 745を選択した場合、240Wの電源アダプターが付属します。



筺体側面やエイリアンのイルミネーション機能

ALIENWARE X51の筐体は、両側面中央部にあるパネルとエイリアンにイルミネーション機能が搭載されており、PCの電源をオンにするとパネルやエイリアンの目が光ります。

各イルミネーションのカラーは「AlienFX」というソフトウェアを使用する事で自由に変更が可能。例えば側面はレッドカラーに、エイリアンはブルーに・・などというように好みの配色が行えます。

ゲームPCらしいユニークなギミックです。


全てレッドカラーに設定 バラバラの配色も可能





イルミネーションの設定が行える「AlienFX」


イベント毎のカラー設定も可能

例えばメール受信時や、ある特定のアプリケーション起動時などに、予め設定したカラーを反映させるような面白い使い方もできます。



筐体内部へのアクセス方法

ALIENWARE X51 の筐体内部へアクセスしてみます。
拡張性のない製品ですので、あまり中を触るような事はないと思いますが、サイドパネルを開く事は可能です。

サイドパネルを開くには、まず背面にあるネジを外します。
その後、パネルを少しだけスライドさせると開くはずです。



サイドパネルはライティングボードのケーブル(イルミネーション用のケーブル)に接続されているため、勢いよく開かないように注意してください。



筐体内部の様子。
左上から時計回りにCPUのファン、メモリ、光学ドライブ、グラフィックカード・・と、ほぼスペースなしのパーツの配置です。

これだけのスペースに、GTX 760Tiなどのグラフィックカードを収めてしまうのは驚きです。(カードの方向から見て、マザーボードに直接挿しているのではない)

これだけパーツが密着していると熱の問題などが気になりますが、電源ユニットを搭載していない分、通常のゲームPCなどよりも熱の発生は小さいと思います。



標準付属のキーボードやマウスをチェック

ALIENWARE X51に標準で付属している、「Alienware Standard USB 2.0 キーボード」と「Alienware スタンダードオプティカルマウス」をご紹介いたします。

カスタマイズ時のオプション選択で、イルミネーション機能を搭載する「ALIENWARE TactX キーボード」や「ALIENWARE TactXマウス」の選択も可能となっていますので、機能や使い勝手に拘る方はそちらをご選択ください。


Alienware Standard USB 2.0 キーボード


キーボード左半分を拡大


キーボード右半分を拡大

USB接続のキーボードが標準付属します。
ロゴが入っているのを見ればわかるとおり、一応Alienwareオリジナルのキーボードです

「ALIENWARE TactX キーボード」のように多機能ではありませんが、ストロークが深く打ちやすいキーボードです。




キートップは端から中央にかけてやや湾曲する形状


ALIENWAREのロゴ


キーボード左上にはメールや電卓などの機能キーが並ぶ


キーボード右上には再生や音量、ミュートなどの機能キー


キーボード底面全体


キーボード底面背面側にチルトスタンドを搭載


チルトスタンドを立てなくても、デフォルトでキーボード面はやや傾斜しています。





Alienware スタンダードオプティカルマウス エイリアンの顔がプリントされている

マウスの使用感は普通。
ゲームを本格的にされている方は、大抵ご自分のマウスやキーボードをお持ちか、PCの標準付属品ではないものを購入される方も多いと思いますので、特にこだわる部分ではなさそうです。



他にクイックスタートガイドや、OSおよびソフト関連のメディア、エイリアンのステッカー等が付属していました。(ステッカーは何をするものなのか、よくわかりません)

クイックスタートガイドは簡単な事が書かれているだけで、あまり参考にならないと思います。
詳細なマニュアルはデルの公式サイトで入手が可能です。

なお、掲載した付属品の内容は実際の製品とは異なる可能性がありますので、参考程度にお願いいたします。





ALIENWARE X51の筐体や付属品については以上となります。

引き続き、次記事ではALIENWARE X51の構成や性能面について詳しく触れたいと思います。製品に興味をお持ちの方は、ぜひ次記事もご覧ください。

次: ALIENWARE X51 スプレマシー のベンチマーク結果 GTX 760Ti搭載でパワフルな小型デスクPC