前記事(Inspiron 17 5000(5748)の性能は? GeForce 840Mを搭載する Dell Graphic Proノートのベンチマーク結果)に続き、今回はInspiron 17 5000(5748)に搭載されているソフトウェアの内容について解説します。

プリインストールされているソフトウェアの内容は、他のデル製PCと大差ありませんが、掲載モデルには「Adobe Photoshop Elements & Adobe Premiere Elements 12」が「デジタルデリバリー」という形式で標準付属しています。

デジタルデリバリーは、製品購入時に同時購入したソフトウェアをCDやDVDなどのメディアで配布するのではなく、インターネット上からダウンロード・インストールするサービス。環境に優しく、またシリアルやメディアの紛失がなくなるなどユーザーにもメリットがあります。

今回はそういったサービスをはじめ、標準搭載されているソフトの内容について触れたいと思います。

当ページに掲載の製品は販売終了しています。
現在デルでは、以下の後継モデルを販売中です。

New Inspiron 17 5000(2016/9/13発売)

【Inspiron 17 5000(5748) レビュー記事目次】

・Inspiron 17 5000シリーズ 筐体外観や操作性・液晶をチェック
外観・インターフェースキーボード筐体底面内部の構造液晶の見やすさ

・構成と特徴、ベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマーク結果消費電力・温度再起動にかかる時間バッテリ駆動時間

・Inspiron 17 5000(5748)のプリインストールソフトウェアや「デジタルデリバリー」について
標準搭載されているソフトウェアの内容デジタルデリバリーとは?

・製品のまとめ
Inspiron 17 5000(5748) まとめ


標準搭載されているソフトウェアの内容について

以下、Inspiron 17 5000(5748)の初期状態(工場出荷状態)におけるデスクトップ画面やスタート画面(モダンUI)、アプリ一覧画面の様子です。

購入時に選択したオプションの内容によっては、掲載モデルの内容とは異なる可能性がありますので、参考程度にご覧ください。


デスクトップ画面の様子


スタート画面(モダンUI)の様子


アプリ一覧画面の様子 1


アプリ一覧画面の様子 2

掲載モデルのソフトの内容は上記の通り。
Windows 8.1に標準付属しているソフトウェアの他、デル製のソフトウェア、Cyberlink製のソフトウェア、マカフィーのセキュリティソフト等が搭載されています。

また先に述べた通り、Adobe製のPhotoshop Elementsや Premiere Elements、FastAccessの顔認識ソフトなどもデジタルデリバリーという形で付属しており、インターネットに接続してダウンロード・インストールが行えるようになっています。

具体的にどういったソフトウェアが搭載されているのかという事ですが、デル製のソフトウェアに関しては、PCの更新やハードウェアのチェック、データのバックアップなど総合的な管理を行える「My Dell」や、バックアップの作成や管理・リカバリなどを行う「Dell Backup and Recovery」、システムの更新を行う「Dell Update」等のおなじみのソフトウェアを搭載。

Cyberlink製のソフトウェアについては、「Media Suite Essentials」というCyberlink製のソフトを集約した統合パッケージが搭載されており、その中に含まれる再生ソフトの「PowerDVD」やラインティングソフトの「Power2Go」、ラベル作成ソフト「LebelPrint」、動画編集ソフト「PowerDirector」などのソフトウェアを利用可能となっています。

もっとも、掲載モデルにはAdobe製の動画編集ソフト(Premiere Elements)が搭載されていますので、PowerDirectorを利用する事はないかもしれません。

その他、セキュリティソフトとしてマカフィーリブセーフの12か月版や、Waves MaxxAudio Proによるサウンド設定が可能な「Dell Audio」等が搭載されるという内容です。


なお、マカフィーリブセーフ は24カ月や36カ月更新版をカスタマイズで選択する事も可能。通常よりもお得な価格設定となっていますので、継続して利用するのであれば、期間の長いサービスを選択した方がコストを抑える事ができると思います。

もちろん、その他にもMicrosoft Officeや、Adobe製のPDF作成・編集ソフト「Acrobat XI Standard(デジタルデリバリー)」などを追加する事が可能。

大抵の場合、カスタマイズでのソフト購入は通常購入よりも安価である場合が多い為、利用予定のソフトがカスタマイズで選択できる場合には、製品購入時に追加してしまうのが良いかもしれません。



My Dell PCの総合的な管理を行うソフトウェア


Dell Backup and Recovery バックアップの作成や管理・リカバリー機能など


Dell Audio サウンド設定が行える


Media Suite Essentials Cyberlink製ソフトの統合パッケージ


Power2Go Cyberlinkのライティングソフト


PowerDVD CyberlinkのDVD再生ソフト


PowerDirector Cyberlinkの動画編集ソフト


FastAccess Webカメラを利用した顔認識によるログイン認証が行える



デジタルデリバリーとは?

デル製PCの購入時、カスタマイズでソフトウェアを追加する場合に、ソフトウェアによっては「デジタルデリバリー(Dell Digital Delivery)」の記載がある場合があります。

デジタルデリバリーは、購入したソフトウェアの管理をインターネット上で行うサービスで、このサービスを利用してソフトウェアを購入した場合、製品にはCDやDVD等のメディアをはじめ、ライセンスキーや解説書等は一切付属しません。

ソフトウェアをインストールする際は、インターネットからダウンロード・インストールを行います。

ライセンスキーを入力する必要がないのは、ライセンスを管理するDell Software Licenseデータベースの情報と、ハードウェア(購入したPC)情報とを結び付けているからのようで、PCのリカバリを行った場合にも、インターネットにさえ接続できれば自動でソフトの再ダウンロードやインストールが行われます。




掲載モデルに付属している、デジタルデリバリー製品

製品購入直後やリカバリを行った後は、上記のソフトウェアはPCにはインストールされていない状態ですが、インターネットに接続すると自動でダウンロードやインストールが開始されます。

ライセンスキーの入力は不要です。




インストール後は、普通に利用できます。
環境にも優しく、またメディアやライセンスキーを紛失してしまう恐れがなくなるという点で、便利なサービスだと思います。



Inspiron 17 5000(5748) まとめ

Inspiron 17 5000(5748)のレビューは以上となります。
最後にまとめると・・

・Core i7-4510U や GeForce 840M搭載で高性能
・Adobe Photoshop Elements & Adobe Premiere Elements 12が付属
・Windows 7 Home Premiumも選択できる
・内容の割に安価(2014年7月25日現在、税込・配送料込で109,980円から)

・パーツのカスタマイズは不可
・液晶は視野角が狭いため、写真や動画編集などを行う際には注意が必要

比較的性能が高く、かつAdobe製の写真や動画編集ソフトが付属するという内容でありながらも、税込・配送料込で109,980円からというリーズナブルな価格が魅力の製品です。

少し価格が高くなってしまいますが、OSにWindows 7 Home Premiumを選択できるという点も○。

パーツのカスタマイズが行えないという点に不満を感じるユーザーはおられるかもしれませんが、デフォルトの状態で十分に高性能であるため、性能面で困る事はまずないでしょう。

HDDは容量が1TBと大きい為、写真や動画の保存もしやすいと思います。

液晶の視野角が狭いため、色の扱いが厳密である作業用や、写真や動画編集を行うPCとしては物足りない所もありますが、例えば趣味で写真等の編集作業を行われる方や、様々な用途に利用できる大画面かつ高性能なノートPCをお探しの方には本製品の魅力は大きいと思われます。

性能やソフトをはじめ、操作性やデザイン等も悪くなく、お得感の高いノートPCだと言えるでしょう。

当ページに掲載の製品は販売終了しています。
現在デルでは、以下の後継モデルを販売中です。

New Inspiron 17 5000(2016/9/13発売)