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日本HPが販売する個人向けデスクトップPC、HP Pavilion Slimline 400-320jp/CT のレビューです。

HP Pavilion Slimline 400-320は、幅約10cmというコンパクトな筺体を持つスリムタイプのデスクトップPC。

小型筐体を採用しながらも、プロセッサには最大でHaswell RefleshのCore i7を、また外部グラフィックスとしてGeForce GT635の選択も可能となるなど、拡張性はそこそこ高いです。

下は49,800円(税抜/2014年7月3日確認)からと価格も安く、ライトな作業用としてはもちろん、構成によっては高負荷な作業にも利用できる幅広いユーザー向けの製品です。

今回は、そんなHP Pavilion Slimline 400-320の筐体や性能面、使い勝手などについて詳しく触れてみたいと思います。


当ページに掲載の製品は販売終了しています。
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【HP Pavilion Slimline 400-320jp/CT レビュー記事目次】

・HP Pavilion Slimline 400-320jp/CT 筺体外観と内部構造をチェック
筐体デザイン・インターフェース筐体内部の構造付属のキーボードやマウスなど

・ベンチマークテストや消費電力等の測定結果
構成と特徴ベンチマークテストの結果消費電力・温度再起動にかかる時間

・標準搭載されているアプリケーションの内容と解説
プリインストールアプリケーションスタートメニューを標準で搭載

・製品のまとめ
HP Pavilion Slimline 400-320 まとめ


筐体デザインやインターフェースの内容をチェック

まず、HP Pavilion Slimline 400-320に採用されているスリム筺体のデザインや、インターフェースの内容を一通りチェックします。

筺体フロント側全体の様子です。
シルバーをベースに、ブラックカラーのパネルを組み合わせたデザインを採用しています。

このデザインは、ENVY 700など他のシリーズと見た目は異なりますが、コンセプトは同じ。光沢のパネルは触ると指紋が付きやすいのが欠点ですが、高級感のある美しいデザインだと思います。




フロントパネル上部右側には電源ボタン


フロントパネルの左側は開閉可能なドアを設置 中身は光学ドライブ


MADE IN TOKYOのシール 本製品は東京の昭島工場で生産されています



筺体フロント側に搭載されている端子の内容をチェックします。

主に、下半分に集中しています。
光学ドライブが内蔵されたドアのやや下側には、ドライブのイジェクトスイッチが、その下にヘッドフォン出力、USB3.0×2基、メディアカードリーダーが並びます。

机の上に設置した場合、USBなどの端子にアクセスしやすいですが、机の下に設置した場合、カードリーダーやUSB端子などを利用するために手を伸ばさなくてはならないため、やや使い勝手が悪いかもしれません。




次に、筐体背面側に搭載されている端子の内容をチェックします。

上からUSB2.0×4基、LAN、USB3.0×2基、オーディオポート×3基(マイク入力、ライン入力、ヘッドフォン出力)、中央の拡張スロット付近には、グラフィックカードに搭載されるDVIやHDMI出力が並んでいます。

電源コネクターは最下部。

上記の内容は、グラフィックカードにGeForce GT635を選択した場合で、購入時に内蔵グラフィックスを利用する構成を選択した場合、USB端子の間にあるVGAやDVI端子を映像出力に利用します。

内蔵グラフィックスの構成の場合、HDMI端子が使えないようです。





右側のサイドパネル 中央にhpの大きなロゴ


左側のサイドパネル

左側のパネルには、吸気を行うメッシュ状の通気口が設けられています。



筺体底面は、ゴム足によってやや前方側が浮く構造です。




左:筐体底面後方の足 / 右:筺体底面前方の足



筺体の上部にも通気口が設けられています。
写真左側(フロント側)の通気口から吸気し、写真右側(背面側)の通気口は排気に利用します。



筐体内部の構造

次に、筐体内部の構造をチェックします。
スリムタイプの筐体であるため、そうでないPCに比べるとパーツへのアクセスにはやや手間がかかる印象です。



内部へアクセスするには、右側のサイドパネルを開きます。

背面にあるネジを緩め、サイドパネルをスライドさせて外します。
ちなみにこのネジは、ドライバーなどを使わずに緩めるのは少し難しいです。




筐体内部

筐体内部の様子。
パーツは左上から時計回りにCPU、HDDベイと光学ドライブ、ファン、電源ユニット、グラフィックカードという内容。

吸気ファンがフロント側下部に設置されているため、コンパクトな筐体でも通気性は比較的良いです。




HDDベイは光学ドライブの後側に隠れています。
ベイにアクセスするにはフロントパネルを外し、光学ドライブを前に引き出します。







光学ドライブの後側に3.5インチベイが1基。
スリム筐体なので、HDDやSSDを搭載できるベイはこの1基のみです。



製品では、mSATAスロットを利用するような構成は提供されていないようですが、一応MBにはmSATAスロットも搭載されているため、市販のmSATA SSDなどを購入して追加・・等もやろうと思えばできると思います。



最大270Wの電源が搭載されています。
+12Vは2系統で最大204W。

メーカーから提供されている構成内であれば、電源容量に特に不足はないと思いますが、後から自己カスタマイズを行う場合は、消費電力の大きいパーツは載せない方が良いです。



標準付属のキーボードやマウスをチェック

HP Pavilion Slimline 400-320に標準で付属する、USBタイプのキーボードやマウスを簡単にご紹介いたします。

なお、購入時のカスタマイズでワイヤレスタイプのキーボードやマウスに変更する事も可能。ケーブルレスだと机周りがすっきりとして作業が行いやすい為、個人的にはワイヤレスタイプのキーボードやマウスがお勧めです。




キーボード全体


キーボード左半分拡大


キーボード右半分拡大

普通のアイソレーションキーボードです。
キーピッチは19mm、打ち心地は普通。



ファンクションキーに、Windows 8用のショートカット機能が搭載されています。
例えばチャームを表示したり、スナップ機能やアプリ一覧画面の呼び出し、貼り付け機能などもあります。

使いこなせると結構便利な機能です。




キートップの形状は完全にフラット


キーボード面が背面から手前にかけて傾斜する構造



USBマウス。
特に変わった機能はありません。普通のマウスです。



GeForce GT635を選択した場合、DVIをVGAに変換するためのアダプターが付属します。
(内蔵グラフィックスの構成を選択した場合はありません)



HP Pavilion Slimline 400-320の構成とその特徴

まず、掲載しているHP Pavilion Slimline 400-320の構成とその特徴について解説します。
以下、CPU-ZとGPU-Zの実行結果です。

【CPU-Z】





【GPU-Z】

【HP Pavilion Slimline 400-320 の主な構成】

OS Windows 8.1 64bit
プロセッサ Core i7-4790(3.60GHz/TB時最大4.00GHz)
チップセット H87 Express
グラフィックス NVIDIA Geforce GT 635(2GB)
メモリ 16GB(8GB×2/PC3-12800(1600MHz)/2スロット/最大16GB)
ストレージ 1TB HDD(7200rpm/Western Digital製)
光学ドライブ1 DVDスーパーマルチドライブ
TVチューナー なし
無線機能 なし
拡張ベイ 5.25インチ×1、3.5インチ×1
拡張スロット PCI Express x16×1、PCI Express x1×3、PCI Express Mini Card ×1、Mini SATA ×1
電源 270W
サイズ 112×409×324(幅×奥行き×高さ/mm/縦置き時)
重量 約6.5kg
保証 1年間保証

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2014年07月07日時点のものです。

掲載モデルの構成は上記の通り。
OSにはWindows 8.1を搭載、プロセッサはCore i7-4790、メモリ16GB、グラフィックスにはGeforce GT 635(2GB)、ストレージには1TB HDDを搭載するという上位構成の内容です。

パーツの選択肢は幅広く、CPUは Pentium G3220やCore i3、Core i5等の選択も可能、またメモリは4GB~16GB、GPUには内蔵グラフィックスの選択肢も提供されており、ストレージにおいては500GB~最大3TB容量のHDDを選択する事ができます。

ストレージにSSDの選択肢が提供されていない部分がやや残念ですが、比較的自由度の高いパーツの選択が可能だと言えるでしょう。

性能に関する以外の所では、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブの他に、ブルーレイROMドライブやブルーレイディスクドライブの選択も可能。

また、無線LANやTVチューナー(内蔵)の選択肢も提供されるなど、とりあえず一通りのものを搭載できるようになっているようです。

筺体がコンパクトであるため、拡張ベイの数が少ないなどやや不便な点はあるものの、大抵の事はこなす事ができる扱いやすいマシンだと言えるでしょう。

なお、掲載モデルの価格を直販で見積もった場合、税抜で約11万円弱の価格となります。
ここに配送料や税を追加した場合、約12万円弱と少し価格は上がりますが、コストパフォーマンスは十分に高いです。

下位構成では¥49,800(税抜/2014年07月07日時点)~という価格で提供されるなど、出来るだけ安く使いやすいPCが欲しいという方にもおすすめです。



搭載されているストレージの内容について詳しくみてみます。


HDDの詳細


ディスク全体の内訳

ストレージにはWestern Digital製の「WD10EZEX-60ZF5A0」という1TB HDD(7200rpm)が搭載されていました。

HDDにしては高速なディスクです。
容量にも余裕があり、HDDで良いという方には十分な内容のストレージだと思います。

購入時のカスタマイズでは上記の他、500GB、2TB、3TBのHDDを選択する事が可能です。

なお、本製品には mSATAスロットが搭載されているため、構成では提供されてはいないものの、mSATA SSDの追加は多分可能だと思われます。(検証したわけではない為、市販パーツの追加は自己責任でお願いいたします)



ベンチマークテストの結果

以下、掲載しているHP Pavilion Slimline 400-320のベンチマークテストの結果です。


【Win エクスペリエンス・インデックス】

プロセッサ 8.4
メモリ 8.4
グラフィックス 5.1
ゲーム用グラフィックス 5.6
プライマリ ハードディスク 5.9

※WinSAT.exeの実行によってスコアを取得しています。


【CrystalDiskMark】

Seq 178.7182.5
512K 56.82110.0
4K 0.6301.843
4K QD32 1.9391.864

数値は左がRead、右がWrite/上記はランダムの値


【3DMark】


各テストのスコア


Fire Strikeの詳細

Ice Storm・・・ 61484
Cloud Gate・・・ 7193
Sky Diver・・・ 4234
Fire Strike・・・ 1037


【モンスターハンターフロンティア 大討伐】

左:1280×720 / 右:1920×1080

1280×720 ・・・ 4096~4108
1920×1080 ・・・ 2037~2044


【ファンタシースターオンライン2 ver. 2.0】

左:1360×768 / 右:1920×1080

1360×768 ・・・ 5371
1920×1080 ・・・ 1962

~2000 処理負荷によっては動作が重くなる
2001~5000 標準的な動作が見込める
5001~ 快適に動作


【BIOHAZARD 6】

左:1280×720 / 右:1920×1080

1280×720 ・・・ SCORE:3196 / RANK:B
1920×1080 ・・・ SCORE:1834 / RANK:C


【FINAL FANTASY XIV 新生エオルゼア】

キャラクター編 左:1360×768 (高品質)/ 中央:1920×1080(高品質)

【キャラクター編】
1360×768(高品質(デスクトップPC)) ・・・ SCORE:2521 / 評価:やや快適
1920×1080(高品質(デスクトップPC)) ・・・ SCORE:1411 / 評価:設定変更が必要


【CINEBENCH】

OpenGL ・・・ 38.68fps
CPU ・・・ 8.25pts


ゲームは高負荷なものは難しいですが、中程度の負荷のゲームで画質を下げた状態でなら、ある程度快適にプレイできるという感じのグラフィック性能です。写真や動画編集などは問題ないでしょう。

ストレージがHDDの構成ですが、体感速度は想像していたよりも高速で起動も早く、使い勝手は悪くはないです。



消費電力・温度

HP Pavilion Slimline 400-320jの消費電力を測定してみました。
以下、アイドル時およびベンチマーク(BIOHAZARD 6)実行時の消費電力測定値です。

アイドル時 ・・・ 27W
ベンチマーク実行時 ・・・ 59W

※実際の値は若干上下する為、平均と思われる値を掲載しています

内蔵グラフィックスの構成よりも消費電力はやや高いように思われますが、外部GPU搭載とはいえ、高消費電力なパーツを搭載しているわけではないため、高負荷時の消費電力はそれ程高くはありません。(但し上記には、液晶の消費電力は含まれていません)

なお、本製品は電源の容量が270Wとあまり大きくはない為、もし購入後にパーツを付け替えたりする場合には、搭載するパーツの消費電力にご注意ください。




次に、HP Pavilion Slimline 400-320jの筐体内パーツの温度について。
以下は、アイドル時のパーツ温度と、高負荷時(BIOHAZARD 6を20分以上実行)のパーツ温度測定結果です。

温度測定は、冷房をかけた室内(27度前後)で行っています。

高負荷な状態が続いても、CPU温度は50~50度半ばと低いです。
動画編集などを行った場合、もう少し温度が上昇する可能性はありますが、あまり気にする必要はないと思われます。

本製品の筐体はコンパクトですが、フロント側にエアフローをよくするためのファンを搭載していたり、筺体側面や天面に大きめの通気口を設けてたりと、冷却性能は高め。

負荷をかけても温度は上がりにくいようです。



再起動(起動&シャットダウン)にかかる時間

PassMark Rebooterを利用し、掲載しているHP Pavilion Slimline 400-320の再起動にかかる時間を測定してみました。以下、10回の再起動時間とその平均値です。

1回目 1:08
2回目 1:08
3回目 0:54
4回目 0:54
5回目 0:55
6回目 0:55
7回目 0:55
8回目 0:55
9回目 0:54
10回目 0:54

再起動(起動&シャットダウン)の平均時間 ・・・ 51秒

HP Pavilion Slimline 400-320の再起動にかかる時間は、平均で51秒という結果です。

これまで、HDDを搭載するPCでは再起動におよそ1分弱~1分半という結果が出ており、そのデータと比べた場合、本製品の起動やシャットダウンにかかる時間はかなり短めだと言えます。

体感でも、HDDにしては早いなという感覚です。
SSDの速度に慣れている方には遅く感じられるかもしれませんが、そうでないのなら、HDDでも十分快適です。



プリインストールされているソフトウェアの内容と解説

以下、HP Pavilion Slimline 400-320の初期時のデスクトップ画面やスタート画面(モダンUI)、アプリ一覧画面の様子です。(クリックで大きな画面が表示されます)


デスクトップ画面


スタート画面(モダンUI)


アプリ一覧画面

標準搭載されているソフトウェアは主に、Windows 8.1標準のソフトウェアにHP製の各種ツール、CyberLinkのMedia Suiteと呼ばれる統合パッケージに、セキュリティソフトという内容。

HP製のツールに関しては、システムの総合管理を行う「HP Support Assistant」やパスワード管理の「HP SimplePass」、リカバリツール「HP Recovery Manager」、ユーザーガイドのドキュメントをまとめた「HP Documentation」など、おなじみのソフトウェアを一通り揃えています。

CyberLink製のソフトウェアに関しては、写真編集の「PhotoDirector」、動画編集の「PowerDirector」、メディアの再生を行う「PowerDVD」や、ディスクへのデータ書込みなどを行える「Power2Go」を搭載。

その他、セキュリティソフトには「マカフィー リブセーフ 30日版」、デフォルトの圧縮展開ソフトには「7-Zip」を、サウンド機能には「dts Sound+」を搭載していました。


上記は主にデスクトップアプリとして利用するもので、ストアアプリとして提供されているものには写真共有サービスのSnapfishを利用した「HP Connected Photo」や、オンラインストレージサービスの「Box」を搭載。

あと、今回のモデルにはMicrosoft Officeが搭載されていましたが、こちらはカスタマイズで追加可能なものであり、標準で搭載されているものではありません。

Microsoft Office以外にカスタマイズで追加可能なソフトウェアには、KINGSOFT Officeやデータ移行ソフト(ファイナルパソコン引越し)、Adobe製の「Adobe Premiere Elements 12 + Photoshop Elements 12」や、セキュリティーソフトウェアは1~3年版を追加する事が可能。

オプションとして提供されているソフトウェアはいずれも、単体で購入するよりも若干安価になっていますので、必要なソフトは製品購入時の追加がお得だと思います。




HP Support Assistant システムの管理やサポート等、PCの総合的な管理を行う


Simple Pass パスワードの管理(指紋センサー搭載製品では指紋の管理を行えます)


リカバリマネージャ PCのリカバリや復元、リカバリメディアの作成などを行える


HP ドキュメント ユーザーガイドなどのドキュメント類にアクセスできる


マカフィー リブセーフ セキュリティソフト(基本構成では期間限定版を搭載)


CyberLink Media Suite CyberLink製ソフトウェアの統合パッケージ


PhotoDirector 写真編集を行える


PowerDirector 動画編集を行える


dts Sound+ 各種サウンドの設定



デスクトップ画面にスタートメニューを搭載

先の項では触れませんでしたが、本製品には標準で、デスクトップ画面のタスクバー上にスタートメニューを追加するアプリケーションが搭載されています。

以前、HPの製品に「HP Quick Start」というHP製のスタートメニュー追加アプリが搭載されていた時期がありましたが、本アプリは「HP Quick Start」とは異なり、見た感じでは多分SweetLabs社の「Pokki」というアプリケーションを元にしたものだと思います。

本家とはやや設定できる内容などが異なってはいるものの、インターフェースは「Pokki」のそれとほぼ同じです。


スタートメニューの設定画面

従来のWindowsならではのスタートメニューのインターフェースとは異なりますが、使いなれると結構使いやすいアプリケーションです。

もちろん、表示させるメニューやアプリなどは好みの内容にカスタマイズする事が可能です。



HP Pavilion Slimline 400-320 まとめ

HP Pavilion Slimline 400-320のレビューは以上となります。
最後にまとめると・・

・幅約10cmのスリム・スタイリッシュな筐体
・コンパクトでもCore i7や GeForce GT635を搭載可能で性能は高い
・下位構成では5万円以下(税抜)と安価
・東京生産

・SSDの選択肢がない

筺体の幅が10cmとスリムでコンパクトな筐体を採用しており、机の上など狭い場所でも余裕を持って設置する事ができます。またスタイリッシュな外観であるため、目立つ場所に置いてもインテリアを損なうことなく、見た目を気にされるような方にも適しています。

容量の小さい筐体を採用しながらも、CPUは最大でCore i7-4790を、GPUは内蔵グラフィックス以外にGeForce GT635を選択可能となっており、性能は高いです。

負荷の高いゲームのプレイなどは、上位構成であってもやや難しいですが、軽めのゲームや写真編集、動画編集などは快適に行えるでしょう。

5万円以下と安価な構成も販売されており、性能は程々で良いという方、またコスト重視という方にも適しています。

唯一、1台しかないHDDベイにSSDを選択できない点が残念ですが、HDDは最大で3TBという大容量のディスクを選択可能となっており、容量は十分。mSATAスロットを搭載しているため、自己責任となりますが、市販のmSATA SSDを追加して起動ドライブをSSDにする事もできると思われます。

ゲームをされる方にはENVY 700ENVY 800のような上位機種が適していますが、そこまで高負荷な用途に利用しない方であれば、本製品は扱いやすくおすすめ。

性能・価格・機能など様々な点でバランスの良い製品だと言えるでしょう。