前記事(ThinkPad 8 レビュー 8.3型WUXGA液晶搭載の Windowsタブレット)に続いて、今度はThinkPad 8に採用されている 液晶の見やすさと品質について検証してみました。

個体差はあるかもしれませんが、使用した機器に関してはデフォルトで色が明るく、メリハリがあって鮮やかに見える液晶が搭載されていました。品質は一般的なノートPC並ですが、見た目には綺麗に見えると思います。

以下、その詳細です。

【ThinkPad 8 レビュー記事目次】

・ThinkPad 8 外観やインターフェース、付属品等をチェック
外観・インターフェースサイズ・重量電電アダプターなど付属品について

・液晶画面の見やすさと品質
1920×1200ドットの解像度視野角は広い色域カラーや輝度の均一性(輝度や色ムラ)

・ThinkPad 8 クイックショット・カバーのレビューと ThinkPad 8で撮影した写真を掲載
カバーの外観背面カメラが自動で起動背面カメラによる撮影写真

・構成内容やベンチマークテストの結果など
構成と特徴ベンチマーク結果消費電力・温度再起動にかかる時間バッテリ駆動時間

・ThinkPad 8 で ThinkPad Tablet 2用のBluetooth キーボードを使う
ThinkPad Tablet 2用のキーボードを使うあると便利なOTGケーブルプリインストールソフトウェアの内容

・製品 レビューまとめ
ThinkPad 8 まとめ)


1920×1200ドットの高解像度液晶を搭載

先に書いた事の繰り返しとなりますが、掲載製品には8.3型サイズで1920×1200ドットという、高解像度な液晶が搭載されています。

人それぞれ好みがあるとは思いますが、購入したMiix 2 8が8型で1280×800ドットの解像度であった事を思うと、少し羨ましくなってしまうような解像度です。

タブレットの小さな液晶でその解像度は、文字などが小さくて見辛いのでは?とお考えの方もおられると思いますが、デフォルトでは画面が150%表示の設定となっているため、さほど見辛いと感じる事はありませんでした。


1920×1200ドットの解像度 フルHDよりもやや縦長(横置きの場合)の画面となります


画面の表示はデフォルトで150%に設定



以下、150%表示時のデスクトップ画面と、100%表示時のデスクトップ画面の様子です。


150%表示のデスクトップ画面


100%表示のデスクトップ画面

デフォルトでは、文字やアイコンなどがかなり大きめに表示されているのがわかると思います。

これでは大き過ぎる、また小さすぎるという方は、「コントロールパネル > デスクトップのカスタマイズ > ディスプレイ」よりサイズの変更を行われると良いでしょう。

但し、表示サイズの変更によって文字や画像が滲んで表示されたり、アプリケーションによっては表示サイズの変更に対応しておらず、おかしな表示となってしまう場合もありますので、ご注意下さい。



視野角は広い

次に、画面の視野角のチェックを行います。


液晶を正面から見た場合


上から見た場合


左側面から見た場合

IPS方式の液晶だというだけあって、視野角はとても広いです。
上下左右から画面を見た場合でも色変化は小さく、表示されている内容をはっきりと視認する事ができます。

光沢パネルであるため、屋外では光の反射や映り込みなどで見辛いと感じる事がありますが、見やすい液晶だと思います。



色域のチェック

次に、色域について。


以降、Spyder 4 Eliteで測定

sRGBカバー率は83%、AdobeRGBカバー率は63%という結果です。
色域は一般的なノートPCという感じであまり広くはありませんが、Miix 2 8よりも若干広色域であるようです。(※Miix 2 8の液晶の詳細については、記事にはまだ掲載しておりません)



さらに、ガンマ応答カーブと補正カーブを見てみます。


左:ガンマ応答カーブとターゲット(ガンマ2.2) / 右:ガンマ補正カーブ

デフォルトの状態ではターゲットからは大きく外れているものの、中~高輝度域のカーブは大体揃っています。中間調から上がかなり明るめとなるカーブです。(明るい部分はより明るく見えるため、写真等を閲覧する場合に色がつぶれて見える部分があるかもしれません)

なので補正を行うと同じ輝度でも薄暗く見えるようになります。
また元々高輝度域でやや赤みが強めであったため、補正後は少し青味がかった画面に感じられます。

見た目には補正前の方がコントラストが高いため、鮮やかで綺麗に見えると思います。(意図的にコントロールしているのかもしれません)



カラーや輝度の均一性チェック

カラーと輝度の均一性についてもチェックしてみます。


カラーの均一性(左:輝度100% / 右:輝度50%)


輝度の均一性(左:輝度100% / 右:輝度50%)

色差値はそれ程大きくはなく、目で見てはっきりとわかるくらいの色の差はないよう。(最も差が大きい場所でも、僅かに違いを感じられる程度の色差)

また、 輝度ムラもさほどありません。


液晶は一般的なノートPC並の品質です。といっても製品価格的に考えると、それが普通でしょう。
写真編集等には向かない液晶ですが、全体的にコントラストが高く色が明るめであるため、見た目は明るく鮮やかに見えると思います。

タブレットで本格的な写真編集等行う事はないでしょうから、特に問題はないです。



ThinkPad 8 の液晶については以上となります。

引き続き次記事では、ThinkPad 8 の純正カバーであるThinkPad 8 クイックショット・カバーの詳細や、ThinkPad 8 の背面カメラで撮影した写真などを掲載したいと思います。

次: ThinkPad 8 クイックショット・カバーの使い勝手や ThinkPad 8 による撮影写真など