ソフトウェアの内容に続き、今回はHP Slate7 Extreme の性能面について。
(前記事:HP Slate7 Extreme 付属のDirectStylusペンの描き心地やカメラ機能など

掲載しているHP Slate7 Extreme の主な構成は、Android 4.2、NVIDIAR Tegra 4、メモリ1GB、16GB eMMCという内容。

以前掲載したZOTACのTegra Note 7とほぼ同じ構成ですので、ベンチマークの結果などもほぼ同じ内容になるのではと思うのですが、とりあえず一通りの検証を行ってみました。

HP Slate7 Extreme の性能面に興味をお持ちの方は、是非ご覧ください。

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【HP Slate7 Extreme レビュー記事目次】

・HP Slate7 Extreme 外観やインターフェース・重さなど
外観・インターフェース付属品重さ磁石を内蔵液晶の見やすさ

・HP Slate7 Extreme と Tegra Note 7の外観比較
Tegra Note 7と似ている理由外観の比較DirectStylusペンの比較重さの比較

・HP Slate7 Extreme のペンの描き心地やカメラ機能など
搭載アプリケーションDirectStylusの描き心地カメラアプリ「Camera Awesome」を使う

・構成の特徴とベンチマーク結果について
構成と特徴ベンチマーク結果消費電力・温度バッテリ駆動時間

・HP Slate7 Extreme レビューまとめ
製品のまとめ


HP Slate7 Extremeの構成とその特徴について

まず、HP Slate7 Extremeの構成とその特徴について。
以下、CPU-Zの実行結果やタブレットの情報です。(幾つかの画像はクリックで大きな画面が表示されます)

【CPU-Z】

【タブレット情報】


OSはAndroid 4.2(Jelly Bean)

【ストレージの内訳】

【HP Slate7 Extreme 4405RA】

OS   Android 4.2
プロセッサ   NVIDIA Tegra 4 (1.80GHz/CPU:Cortex-A15 クアッドコア/GPU:72コアのGPU)
メモリ   1GB(DDR3L)
ストレージ   16GB eMMC
ディスプレイ   7型(1280×800)IPS、光沢あり、マルチタッチ
無線機能   IEEE802.11 b/g/n、Bluetooth 3.0
センサー   GPS、加速度センサー、デジタルコンパス、周辺光センサー、ジャイロスコープ
バッテリ   公称の駆動時間:約8時間
サイズ   200×120×9.4(横持ち時/幅×奥行き×高さ/mm)
重量   約350g(公称値/ペン含む)
付属   DirectStylusペン、microUSBケーブル、電源アダプター、スタートガイド他
保証期間   1年

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2014年02月26日時点のものです。

HP Slate7 Extremeの構成は上記の通り。
今の所、量販店向けのモデルも直販向けに提供されているモデルも上記の構成のみとなっています。

なお、ZOTACのTegra Note 7では、既に(2014年2月26日時点)Android 4.4.2(KitKat)へのアップデートがNVIDIAによって配信されていますが、今の所、HP Slate7 Extremeに関してはOSのアップデートはアナウンスされていないようです。

その点を不満に感じる人はいるのかもしれませんが、その他の部分に関しては全く問題なく、性能面においては期待できる内容であると言えます。

ストレージの容量が16GBとそれ程多くはありませんが、microSDで32GBの容量拡張が行えるため、こちらも問題ないでしょう。

※SDカードは64GBも認識する・しないなどと言う声がありますが、公式には32GBまでとなります。64GBのSDカードはメディアによって認識したりしなかったりとムラがあるよう。今後、OSのアップデートなどによって対応状況が変わる可能性もあります。

なお、Tegra 4の最大動作周波数は1.9GHzではないかと思うのですが、HP Slate7 Extremeの製品の仕様には1.8GHzとの記載があったため、上記表には1.8GHzと記載しています。



ベンチマークテストの結果

以下、HP Slate7 Extremeで行った各種ベンチマークテストの結果です。
一応、スコアの横にTegra Note 7のスコアも記載しています(括弧内の数値がTegra Note 7のスコア)


【3DMark】


Ice Storm・・・ Maxed out!
Ice Storm Extreme・・・ Maxed out!(10243)
Ice Storm Unlimited・・・ 16360(15669)


【安兎兎ベンチマークv4.1.7】

UX Multitask ・・・ 7109(7034)
UX Delvik ・・・ 2574(2502)
CPU 整数性能 ・・・ 3409(3425)
CPU 浮動小数点演算性能 ・・・ 4131(4240)
RAM Operation・・・ 1592(1621)
RAM Speed・・・ 1978(2025)
2D(800×1216) ・・・ 1576(1636)
3D(800×1216) ・・ 9914(9963)
ストレージIO ・・・ 1801(1987)
データベースIO ・・・ 675(660)
トータルスコア ・・・ 34759(35093)


【PassMark PerformanceTest Mobile】


システム・・・ 3641(3882)
CPU・・・ 17462(17630)
ディスク・・・ 9619(7763)
メモリ・・・ 2513(3865)
2Dグラフィック・・・ 4818(4879)
3Dグラフィック・・・ 1032(1027)


【Quadrant Standard】

score total・・・ 16535(Tegra Note7のデータはなし)

HP Slate7 ExtremeとTegra Note 7では、多少スコアの上下などはあるものの、予想通り殆ど性能は変わらないという結果です。

どのベンチマークも、非常にスコアが高いです。



【SD Tools】

microSDスロットにmicroSDカードを挿し、転送速度を測定してみました。
カードは「SanDisk Ultra microSDHC UHS-I」という、最大30MB/秒の転送速度を謳う8GBのmicroSDカードを使用。

Write・・・ 17.9 MB/s
Read・・・ 37.8 MB/s

速度は最近のAndroidタブレットとしては普通。
遅くはありません。



消費電力・温度

HP Slate7 Extremeの消費電力を測定してみました。
以下、アイドル時とベンチマーク(3DMark)実行時の消費電力値です。

アイドル時 ・・・ 3W
ベンチマーク実行時 ・・・ 11W

※実際の値は若干上下する為、平均と思われる値を掲載しています

アイドル時の消費電力は低いですが、ベンチマーク実行時はタブレットにしてはやや電力消費が高くなるよう。当然ですが、Tegra Note 7でも同じような結果でした。




次に、付属の電源アダプターとケーブルを使用した際の、電流・電圧のチェックも行ってみました。バッテリ残量がほぼ空のHP Slate7 Extremeを、電源に接続した場合の電流・電圧です。

測定にはCHARGER Doctorを利用。

電圧は大体5.1~5.5V、電流は1.5A~1.8A位の間で上下していました。

今回は時間がなかったため、その他のケーブルやPCにつないだ場合のデータはありませんが、使用するアダプターやデバイスによって急速充電が行えるものがあったり、逆に充電が遅くなったりと充電の速度は変化します。




さらに、高負荷時のタブレット本体表面の温度について。
3DMarkを20分以上実行させた後に、赤外線放射温度計を用いて本体の表面温度を測定してみました。

縦持ち時、右上がやや高温になるようです。
心配なほど熱いというわけではありませんが、触ると熱を感じます。

ただ、本体右上(縦持ち時)は常に触れている場所ではないため、端末使用時に気になる事はあまりありませんでした。



バッテリ駆動時間

HP Slate7 Extremeのバッテリ駆動時間について。
端末内にコピーした動画を繰り返し再生し続け、バッテリの残量が100%の状態からなくなってしまうまでの時間を測定してみました。

Wi-FiやBluetoothはオン、画面の明るさは最大の半分程度、ボリュームは3分の1程度に落としてあります。

バッテリ起動時間・・約8時間10分

バッテリ駆動時間は約8時間10分という結果です。
公称値では約8時間のバッテリ駆動時間を謳っており、まさにその通りの数値がでました。

ただ、以前掲載したTegra Note 7の約10時間という数値に比べるとちょっと短いです。
同じスペックであるため、同じ条件での利用であればバッテリ駆動時間も同程度になるのではと思いますが、今回はこのような結果となりました。

8時間も持てば充電の心配はそうしなくても良いのではと思いますが、ゲームなどをする場合、バッテリの持ちはかなり短くなってしまうだろうと思われます。



バッテリ駆動時間

HP Slate7 Extremeについては以上となります。
最後にまとめると・・

・Tegra 4搭載で非常に高性能
・バスレフポート付のデュアルスピーカー搭載で音質が良い
・IPS液晶の搭載で映像や写真などが綺麗
・DirectStylusペンによって、快適な描き心地を実現
・Tegra Note 7よりも見た目がスタイリッシュ

個人的にみて、今回の製品は外観・使用感・性能面などにおいて、特に欠点は見当たりません。

パフォーマンスはもちろん、液晶の美しさや音質などにも拘られており、ゲームをプレイするタブレットとしては非常に良い出来の製品ではないかと思います。試していないので触れませんでしたが、HDMI出力を搭載しているため、外部モニターでゲームをプレイする事もできるなど、用途は幅広いです。

これだけの内容を持ちながら、2万円台前半という価格設定は魅力的です。

極薄を謳ったタブレットなどと比べると、やや厚みのある印象である事は否めませんが、そういった部分が気にならない方にはおすすめできるタブレットだと言えます。

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