前記事(Diginnos Tablet DG-D07S/GP レビュー Google Playに対応した12,980円の7型タブレット)に続き、今度は Diginnos Tablet DG-D07S/GPのアプリケーションや構成、性能面について。

DG-D07S/GPに搭載のアプリケーションの内容は、従来のDG-D07Sの内容と殆ど変りませんが、今回正式にGoogleの認証を受けた関係で、Google Playをはじめとする幾つかのGoogleアプリが追加されています。

構成面に関しては前と変わらず、OCにAndroid 4.2、SoCにはRockchip RK3168(1.2GHz/デュアルコア)、メモリ1GB、ストレージ8GBを搭載するという内容です。

性能も前と変わらないはずですが、今回再度ベンチマークテストを実施しなおし、結果を掲載しています。性能面に興味をお持ちの方は目を通してみてください。

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【Diginnos Tablet DG-D07S/GP レビュー記事目次】

・DG-D07S/GPの外観やデザイン インターフェースの詳細について
約272gと軽量外観・インターフェース液晶の見やすさOTG機能に対応背面カメラによる撮影写真

・DG-D07S/GP アプリや性能・バッテリ駆動時間など
Google Play対応アプリケーション構成ベンチマーク結果消費電力・温度バッテリ駆動時間

・製品レビュー まとめ
DG-D07S/GP まとめ


Google Playに対応

標準搭載されているアプリケーションの内容について解説する前に、Google Playへの対応について触れておきます。

先にも書いたように、今回のDG-D07S/GPは従来モデルと内容こそ殆ど変わらないものの、Google Playに対応するという大きな変化を遂げています。

従来のモデルでは、Google Playに非対応である事が理由で購入を断念した方もおられたでしょうから、Google Playへの対応には非常に大きな意味があると言えます。


ホーム画面にはPlayストアのアイコン

なお、従来のモデルでも、一定の手順で設定を行えばGoogle Playを利用する事は可能です。(Google Play導入の方法はこちら。10型のDG-Q10Sへの導入ですが、手順は同じです)

ですがシステムファイルに触れる為、ある程度の知識が必要であること、また本来ならばGoogle Playが利用できない端末上での利用であるため、Google Play導入後もすべてのアプリケーションを使えるわけではなく、不便を感じる事が少なくはありませんでした。

Androidのアプリ環境は、ほぼGoogle Playに依存しているといっても過言ではないため、Google Play非対応である点が従来モデルの最大の弱点だとも言えるでしょう。しかし、今回のGoogle Play対応によって、これまでの懸念はすべて払拭されたのではと思います。

実際に利用してみて、余計な手順を踏まずに普段使っているアプリを導入できるというのは、非常に便利な事だと改めて感じました。



標準搭載のアプリケーション

DG-D07S/GPにプリインストールされているアプリケーションについて、簡単に解説します。
以下、初期状態でのホーム画面の様子や、アプリケーション一覧画面の内容です。(クリックで大きな画像が表示されます)


左:ホーム左側 / 中央:ホーム画面 / 右:ホーム右側


左:アプリ一覧画面



ウィジェット一覧画面

従来モデル(DG-D07S)に搭載されていたアプリケーションに加え、DG-D07S/GPにはGoogle関連のアプリケーションがいくつか追加されています。

Playストアや、Gmail、ChromeといったGoogle AppsなどのGoogle関連のアプリをのぞけば、従来モデルのアプリケーションの内容とほぼ同じで、主なものにKingsoft Officeの体験版や、ファイル管理を行うES ファイルエクスプローラー、日本語入力アプリのSimejiなどが搭載されています。

なお、Simejiは少し前に一部のバージョンでバグがあり、利用者の間で騒ぎになりましたが、DG-D07S/GPに搭載されているSimejiは、バグの修正を行った新バージョン(6.6.2)となりますので、特に問題はないかと思います。(心配な方は、Google日本語入力等を利用されると良いでしょう)

あと、今回のモデルには当然Playストアがインストールされていますが、従来モデルでPlayストア替わりであった「Tapnow」マーケットのストアアプリも引き続きインストールされていました。




Google Playに対応 普段のアプリを普通に使う事ができるのはかなり便利


Tapnowマーケットアプリ 数はPlayストアに比べると劣りますが、Androidアプリをダウンロード可能


デフォルトの入力はSimejiに設定されています



あと、アプリケーションとは異なりますが、タッチパネルからスクリーンのキャプチャを行う事ができる機能や、GSensor Calibrationという加速度センサーのキャリブレーション機能などが搭載されていました。


スクリーンキャプチャボタンを画面に表示させる設定

通常、Android端末ではボリュームダウンボタンと電源ボタンの同時押しでスクリーンキャプチャを行いますが、本製品は画面上のボタンからキャプチャする事が可能。

設定 > 端末のメニューにある「ScreenshotSetting」をタップし、「Show the screenshot button」にチェックを入れると、以下のようなキャプチャボタン(カメラのマーク)が戻るボタンなどの左に表示されます。


screenshot button

ボタンにタッチするだけで画面のキャプチャが行えるので、結構便利です。





設定には「GSensor Calibration」という機能も搭載されていました

GSensor Calibrationは、加速度センサーの校正(キャリブレーション)を行う機能。
水平な場所にタブレットを置き、右下のCalibrateというボタンを押す事でキャリブレーションを行う事ができます。



主な構成内容

DG-D07S/GPの主な構成内容について解説します。(DG-D07Sと全く同じ内容)
以下、CPU-Zの実行結果です。

【CPU-Z】

【タブレット情報】

【ストレージの内訳】

【DG-D07S/GPの主な構成】

OS   Android 4.2
プロセッサ   Rockchip RK3168(デュアルコア 1.2GHz/CPU:Cortex-A9/GPU:PowerVR SGX540)
メモリ   1GB
ストレージ   8GB
ディスプレイ   7型(1280×800)光沢あり、5点のマルチタッチ(静電容量式)
無線機能   IEEE802.11 b/g/n、Bluetooth Ver.2.1+EDR
センサー   加速度センサー
バッテリ   公称の駆動時間:約4.5時間
サイズ   191×113×8.2(横持ち時/幅×奥行き×高さ/mm)
重量   約272g
保証期間   1年

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2014年02月04日時点のものです。

DG-D07S/GPの主な構成は上記の通り。
Androidのバージョンは4.2、SoCにはRockchip RK3168という 定格1.2GHzのデュアルコアプロセッサを搭載し、メモリは1GB、ストレージは8GBという内容になります。

SoCとして搭載されているRockchip RK3168は、最近の最新タブレットに搭載されるような高性能なプロセッサではありませんが、低性能というわけでもなく、日常的な用途であれば十分快適なパフォーマンスを発揮する事が可能です。重いゲームなどには向きません。

あと、ストレージはシステム含めての容量ですので、ユーザーが実際に使える容量は6GB前後とかなり少ないです。

ただ、本製品にはmicroSDカードスロットが搭載されており、SDカードの追加によって最大32GBまで容量を拡張する事ができるため、アプリを多数追加したり、音楽や動画を入れて楽しむような使い方も十分可能です。

なお、センサーは加速度センサーのみでGPUなどは搭載されておらず、その点を残念に思う方はおられるかもしれません。


その他、保証期間についてですが、DG-D07S/GPは一般的な製品と同じ1年の保証が付属しています。地味で目立たない部分ですが、この点は大きく評価出来るかと思います。

秋葉原など売られているような、DG-D07S/GPと同価格帯の安価な中華タブレットなどは、保証がないものもありますし、あっても購入店独自の保証だったり、保証期間も非常に短いものが多いです。

そういった事を考えると、名の知れたメーカーによる1年保証の標準付属は魅力。安心感があります。



ベンチマークテストの結果

以下、DG-D07S/GPのベンチマークテストの結果です。
クリックで大きな画像が表示されます。


【3DMark】

Ice Storm・・・ 2568
Ice Storm Extreme・・・ 1494
Ice Storm Unlimited・・・ 2401


【安兎兎ベンチマークv4.1.7】

UX Multitask ・・・ 2138
UX Delvik ・・・ 1045
CPU 整数性能 ・・・ 976
CPU 浮動小数点演算性能 ・・・ 668
RAM Operation・・・ 764
RAM Speed・・・ 774
2D(800×1216) ・・・ 651
3D(800×1216) ・・ 2720
ストレージIO ・・・ 755
データベースIO ・・・ 605
トータルスコア ・・・ 11096


【PassMark PerformanceTest Mobile】

システム・・・ 1290
CPU・・・ 4174
ディスク・・・ 1290
メモリ・・・ 1047
2Dグラフィック・・・ 1314
3Dグラフィック・・・ 490


【Quadrant Standard】

score total・・・ 3024


重いゲームができるような性能ではありませんが、動画やネットの閲覧など、日常的に行うような用途には十分快適に使える性能です。

タッチによる操作も、最新のプロセッサを搭載した製品のようなサクサク感はないものの、動作が遅いという事はなく、操作でストレスを感じるような事はないと思います。



消費電力・温度

DG-D07S/GPの消費電力について。

以下、アイドル時と動画再生時、ベンチマーク(3DMARK)実行時の消費電力測定結果です。なお、画面の輝度は最大の半分程度に設定しています。

アイドル時 ・・・ 4W
動画再生時 ・・・ 5W
ベンチマーク実行時 ・・・ 6W

※実際の値は若干上下する為、平均と思われる値を掲載しています

いずれの場合も消費電力は低め。タブレットの消費電力値としては普通だと思います。




次に、DG-D07S/GP使用時の本体の表面温度について。
動画を2時間以上再生し続けた後に、赤外線放射温度計を用い、タブレット表面の温度を測定してみました。

縦持ちにした場合に右上がやや温かくなる程度で、全体的に温度は低めです。
長時間利用時、持っていて熱いと感じるようなことはあまりないと思われます。



バッテリ駆動時間

最後に、DG-D07S/GPのバッテリ駆動時間について。
機器内にコピーした動画を再生し続けた状態で、バッテリの電力残量が100%の状態から 電力切れになるまでの時間を測定してみました。

WiFiはオン、画面の輝度は最大輝度の半分程度、音量は最大音量の5分の1程度に設定しています。

バッテリ起動時間・・約4時間弱(4.229..)

公称の約4.5時間という駆動時間とほぼ同じです。
短くはありませんが、最近の非常に駆動時間が長いタブレットに比べると、やや駆動時間は短めだと感じます。

バッテリの持ちを考えると長時間のモバイル利用は難しいかもしれませんが、軽く薄くコンパクトなので、外出時のモバイルには適していると思います。



DG-D07S/GP まとめ

Diginnos Tablet DG-D07S/GPについては以上となります。

従来のDG-D07Sは、Google Play非対応ではありましたが1万円台前半と安く、その安さでありながら1年保証が付属するなど高コストパフォーマンスな製品でした。

しかし今回のDG-D07S/GPは、構成や機能・価格据え置き(同じ)でGoogle Playに対応しており、従来モデルよりもさらにお得感が強いです。

実際、Google Playに対応した事で随分と使いやすくなりましたので、従来モデルの購入を見送ったユーザーはもちろん、これまでDG-D07Sに興味がなかったユーザーにも魅力は大きいでしょう。

高負荷なアプリ(ゲーム)の利用や、長時間のモバイル利用には適しませんが、外出時にちょっと利用したいとか、もしくは家で気軽に使えるようなAndroidタブレットが欲しいという方、また安価なタブレットをお探しのユーザーにはお勧め。

今までAndroidタブレットを持った事がない方のお試しとしても、手頃で良いと思います。