ドスパラが販売するゲーミングデスクトップPC、GALLERIA XG-Mの簡易レビューです。

GALLERIA XG-Mは、B85チップセットを搭載したMicro ATX マザー採用のデスクトップPC。

2013年の夏に登場したガレリアオリジナルのケース、KTケース」の小型版である KTMケースを採用した製品で、小型ながらもGTX780を搭載するなど、拡張性を確保した作りとなっています。

省スペース性とスペックを両立したいというユーザー向けの製品だと言えるでしょう。
今回はそんなGALLERIA XG-M の外観や性能面について、簡単に触れてみたいと思います。

掲載製品の公式ページはこちら


KTMケースの外観と内部をチェック

まず、GALLERIA XG-Mの外観をチェックします。
冒頭にも記載した通り、今回の製品にはKTMケースという MicroATX対応のガレリアオリジナルケースが採用されています。

2013年6月(Haswell登場時)にKTケースという、刀をコンセプトとした新デザインのケースが登場しましたが、そのケースの小型版となる新しいケースなのだとか。

KTMケースフロント全体の様子。
上部にDVDスーパーマルチドライブ、中央付近にUSB3.0×2、SDカードリーダー、マイク入力とヘッドフォン出力、リセットボタン、電源ボタンを搭載。

KTケースの小型版というだけの事はあり、両ケースはデザインが非常に似ています。





KTケース(左)とKTMケース(右)

刀をコンセプトとするフロントパネル左右のラインなど、KTMケースは KTケースのデザインはそのままにドライブベイの数を減らしただけのように見えます。

もちろん良く見ると、端子の内容や数など所々異なる部分はあります。




KTMケース背面全体の様子。
上部に電源コネクター、中央左にPS/2キーボード・マウス、USB2.0×4、USB3.0×2、LAN、オーディオ端子(マイク入力、ライン入力、ライン出力)、そして映像出力はHDMI、DisplayPort、DVI x2を搭載。

KTケースとデザインは似ているものの内部の構造は異なっており、電源の位置が上下逆です。




天面にはなにもなし。




ケース内部の様子。

このケースの大きな特徴は、何と言っても拡張性です。
もちろん、サイズの大きなケースに比べると拡張性は劣りますが、見ての通り長さのあるグラフィックカードも搭載可能。

今回のモデルにはGeForce GTX780が標準で搭載されていますが、小型のケースにGTX780のようなグラフィックカードを載せる場合、ケースによってはSATAやケーブルに干渉してしまったり、十分な容量の電源を搭載できない可能性もあります。

また、ケースのスペースに余裕がない分、排熱性を考慮する必要があるなど、ただ入れば良いというものではありません。

このケースの場合、前面下部から吸気して背面から排気するオーソドックスなエアフローが取り入れられていますが、前面下部付近にはHDDベイが設置されていないため、発熱の大きいグラフィックカードを効率よく冷やしたり、スムーズな空気の流れを確保する事が出来ていると考えられます。




掲載のモデルには、CPUクーラーをより高性能なクーラーへと変更する、静音パックのオプションが追加されていました。

このオプションは通常、カスタマイズ時に有料で追加するものですが、確認してみた所、今回のモデルには標準で搭載されているもののようです。




電源は標準で、AcBel製の700W 電源(80PLUS BRONZE)が搭載されています。
+12V出力は3系統で各25A(+12Vの最大電力は680W)。

カスタマイズで他の電源も選択可能です。
2013年12月5日時点では、SilverstoneのST-ST75F-P、オウルテックのAU-700、SeasonicのSS-750KM3、そしてSeasonicのSS-860XP2という860Wの電源を選択出来るようになっています。

標準のものを含め、すべて80PLUS認証の電源(BRONZE~PLATINUM)ですが、高負荷な用途に利用するPCでは電源は重要なパーツとなりますので、もしHDDなどパーツを多数追加されるのであれば、より性能の高い電源を選択されると良いでしょう。



GALLERIA XG-Mの主な構成と性能

次に、GALLERIA XG-Mの主な構成と性能面について。

掲載しているモデルはCore i7-4770、8GBメモリ、GeForce GTX780(3GB)、120GB SSD、1TB HDDという内容で、SSDが追加されているという部分以外は標準の構成と同じです。標準構成はストレージの内容が1TB のHDDのみとなります。

ちなみにこの製品には、B85搭載のマザーが採用されているのですが、B85はUSBポートなどの数が他のチップセットに比べるとやや少なく、また対応しない機能があるなど幾つかの制限があるチップセットであるため、分類的には低価格向け・気軽なゲーム向けという印象があります。

ですがXG-Mは構成からも想像できる通り、非常に性能は高いです。ハイエンドなゲームタイトルも快適にこなせますので、ゲームPCとして不満を感じる所はまず見当たらないと言って良いでしょう。

省スペース云々にはこだわらない方、拡張性を気にされる方は今回のモデルではなく、H87やZ87を搭載するような製品の選択がおすすめです。


【Win エクスペリエンス・インデックス】


プロセッサ 7.8
メモリ 7.8
グラフィックス 7.9
ゲーム用グラフィックス 7.9
プライマリ ハードディスク 7.9


【FINAL FANTASY XIV 新生エオルゼア キャラクター編】

1920×1080

1920×1080 ・・・ SCORE:17342 / 評価:非常に快適


【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】

1920×1080

1920×1080 ・・・ スコア:18624 / 評価:すごく快適

見ての通り、ゲームのプレイには十分すぎる性能を持ち合わせている事がわかります。



今回の製品は、MicroATX規格のサイズでありながら、ハイエンドなパーツを搭載しているという部分が魅力の製品です。

省スペースなど気にしない方であれば、より拡張性の高いサイズの大きいケースのモデルを購入された方が良いのではと思いますが、設置スペースに余裕がないという方、またできるだけ小型のPCが良いという方に今回のモデルは適しています。

XG-Mのサイズであれば、机の上に置いてもさほど圧迫感はないでしょう。

価格も標準構成・送料込みで17万円前後となるなど(2013年12月5日時点)、内容を考えると安価。コンパクトな高性能ゲームPCをお探しの方は、是非チェックしてみてください。