日本HPの個人向けタブレット、HP SlateBook10 x2 のレビューです。

HP SlateBook10 x2はAndroid OSを搭載する、10.1型1920×1200ドットのタブレット。
着脱可能なキーボードを持った、ノートPCとしてもタブレットとしても利用可能なハイブリッドPCで、入力作業を多くされる方に向いています。

プロセッサには、NVIDIAのTegra 4を搭載しておりパフォーマンスは高いです。またストレージは最小構成モデルでは16GBと少な目なものの、microSDカードスロット搭載で容量を拡張する事が可能。タブレット側だけでなくキーボードにもバッテリが搭載されているため、キーボードに装着した状態では非常に長いバッテリ駆動時間を実現できます。

このような内容でありながら下位モデルでは5万円を切るなど、お求めやすい価格設定はこの製品の非常に大きな魅力だと言えるでしょう。

今回はそんなHP SlateBook10 x2を用い、使い勝手や性能面など様々な要素において検証していきたいと思います。興味をお持ちの方は、是非記事に目を通してみてください。

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【HP SlateBook10 x2 レビュー記事目次】

・HP SlateBook10 x2 外観・携帯性
デザイン・インターフェースキーボードの操作性分離可能な構造重量液晶の見やすさ

・HP SlateBook10 x2 搭載ソフトウェアや性能面について
搭載ソフトウェア主な構成ベンチマーク結果消費電力・温度バッテリ駆動時間

・HP SlateBook10 x2 まとめ
HP SlateBook10 x2 総評


デザイン・インターフェースをチェック

まずは、HP SlateBook10 x2の外観やインターフェースの内容を詳しくチェックしていきます。

キーボードドック接続時(ノートPCスタイル)の筺体サイズは幅258mm、奥行き194mm、高さ20~22.5mmで、公称の重量はタブレットのみだと約600g、キーボードドック接続時は約1.25kg。

キーボードドック接続時の重量は、10.1型サイズのノートにしてはやや重めだと思います。キーボードドックにもバッテリを内蔵しているせいでしょう。





ディスプレイには、タッチ操作に対応した10.1型ワイド1920×1200ドットのIPS液晶を搭載。
液晶とベゼルに段差がないフラットなパネルを採用しており、見た目がすっきりとしていて良いです。

解像度は10.1型で1920×1200ドットとかなり高めですが、Android OSを搭載しているため、特に表示が小さすぎて不便だという事はありません。個人的には嬉しい要素だと思います。

タッチパネルもサクサクと快適な使用感を実現しています。




液晶の上部には、92万画素のインカメラ(前面カメラ)を搭載。





天板全体の様子。
今回のモデルのカラーはスノーホワイトです。

他にスモークシルバー カラーもラインアップされています。





天板上には電源ボタンやボリュームコントロールボタン、200万画素のリアカメラ(背面カメラ)を搭載。

電源などのボタン類はタブレットの側面に搭載する製品が多いですが、この製品は背面側に搭載されています。側面にボタンがあるものよりも押しやすい反面、タブレットを手で持った際、ボタンを誤って押してしまう可能性はあると思います。(私自身は意識して触っているので、そのような事は今の所ありませんが)

カメラは画素数が高くはなくまた綺麗でもないので、おまけ的なものだと考えた方が良いです。





キーボードドック接続時(ノートPCスタイル)の、側面のインターフェースをチェックしていきます。

左側面の様子。
マイク入力とヘッドフォン出力のコンボ、USB2.0を搭載しています。




右側面にはSDカードスロット、電源コネクター、HDMI出力を搭載。




背面には何もなし。前面にも何もありません。




底面全体の様子。
四隅にゴム足がある以外は、特に何もありません。




キーボードドック接続時、液晶は上写真程度まで後方に開く事が可能です。一般的なノートPCと同じくらいだと思います。

液晶を開くと底面に隙間ができ、キーボードがやや傾斜するような形に。キーボード入力が行いやすいです。




20Wの電源アダプターが付属。
とても小さいです。



キーボードの様子・操作性

次に、HP SlateBook10 x2のキーボードの様子や使い勝手について。


キーボード面全体


キーボード左半分


キーボード右半分

HPのWindowsノートPCに搭載されているキーボードに似ています。
ホームボタンや起動アプリ一覧ボタンの搭載など、Android向けのキーもありますが、ほぼWindowsノートPCのキーボードと同じように使う事ができます。ただ、ファンクションキーはないようです。

特別使いやすい構造のキーボードではないと思いますが、それでも入力作業がぐっと楽です。これに慣れるとタブレットのソフトウェアキーボードの操作が煩わしくなりそうです。

ファンクションキーがないため、全角半角や英字への変換が少し面倒だと感じますが、それでも入力はソフトウェアキーボード使用時よりもかなりスピードアップします。

輝度の調整やprt scキーなどの機能キーが用意されているのも便利です。

通常のタブレットに市販のモバイルキーボードを合わせれば同じでは・・?と思われる方もおられるかもしれませんが、市販のキーボードとは違って付属のキーボードはサイズや機能などが製品向けに最適化されているため、使い勝手の面で大きく差が出るでしょう。

想像以上に使い易いです。




キーを側面から見た図。
キートップの形状は完全に平らです。




タッチパッドはボタン一体型。
ボタンが硬めで使いやすいものではないと思いますが、殆どタッチパネルで操作を行うのではと思うので、特に問題はありません。



分離可能な構造

冒頭でも触れましたが、HP SlateBook10 x2は液晶とキーボードを分離させて使う事ができます。

キーボードドックを接続した状態では約1.2kgと重めですが、タブレットの状態だと約600gと半分程度に軽量化できるため、携帯時に便利です。

キーボードドックの上部にタブレットのリリースラッチが配置されています。




リリースラッチを左方向にスライドさせ、液晶を引っ張ると・・




タブレットとキーボードドックを分離させる事ができます。
装着は差し込むだけ。




キーボードドック接続時には気付きませんでしたが、タブレットの下部左右にステレオスピーカーが搭載されています。音はタブレットとしては普通。



あと、キーボードドック接続時には見えなかった、タブレット下側面には幾つかの端子が搭載されています。



拡大

microSDカードスロット、マイク入力とヘッドフォン出力のコンボポートを搭載。
タブレット側の端子はこの2つのみです。



重量

HP SlateBook10 x2の重量を測定してみました。
以下、タブレットスタイル時とノートPCスタイル時の重量測定結果です。



タブレットのみの状態だと、597g。
公称は約600gという数字です。

このサイズのタブレットとしては普通の重さだと思います。



続いて、キーボードドック接続時の重量。

1255gという重さになりました。
公称値は約1.25kgです。

10.1型サイズのノートPCと考えると、キーボードドック接続時の重さはやや重いと思います。

重めであるのはキーボードドック側にもバッテリが内蔵されているという事、またタブレットを接続した場合の、液晶側とキーボード側の重さのバランスを取っているという理由などもあるでしょう。

持ち歩けない重さではありませんが、携帯はタブレットスタイルが楽です。



液晶の見やすさ

最後に液晶の見やすさについて。
以下、HP SlateBook10 x2に搭載されている液晶の視野角をチェックしています。


正面から


上から


右側面から

IPS液晶だけあって視野角は広く、画面を斜めから見た場合の色変化も小さいです。

表面が光沢であるため、明るい場所で見るとやや映り込みが気になったり、光の反射で画面が白っぽく見えたりしますが、そこそこ綺麗な液晶だと思います。




製品の外観や操作性については以上となります

途中でも述べた通り、付属のキーボードドックによって入力作業が行いやすいという部分が良いと感じます。入力作業が多いという方には特に使いやすい製品です。

16GBのストレージを持つモデルだと¥49,980(税込/2013年11月8日)~、64GBの上位モデルでも¥59,850(税込/2013年11月8日)~と、安価な価格設定も大きな魅力だと言えるでしょう。

引き続き、次記事ではアプリケーションや構成、性能面について触れていきます。
興味をお持ちの方はぜひ次の記事もご覧ください。
HP SlateBook10 x2 のベンチマーク結果 性能は十分・バッテリの持ちも良く何より安価

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