日本HPが販売する液晶一体型PC、HP ENVY Rove 20のレビューです。

HP ENVY Rove 20は、20型サイズの液晶を搭載する一体型PC。

背面のスタンドを完全に寝かせる事で、タブレットとしても利用できるという珍しい構造を持つWindows PCで、個人利用はもちろん、複数人での画面の閲覧や利用にも適しています。

タブレットというだけあって本体内にバッテリを内蔵しているのが通常の液晶一体型PCとは異なる点で、電源をそれ程気にせずにいられるため、20型とサイズは大きいものの屋内での持ち運びなどが容易。家族で利用するPCとしても適していると言えるでしょう。

今回の記事では、そんなHP ENVY Rove 20の特徴や実際の性能、使い勝手などについて詳しくレビューしてみたいと思います。

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【HP ENVY Rove 20 レビュー記事目次】

・HP ENVY Rove 20の概要・用途など
タブレットへの変形液晶の見やすさこんな使い方ができる

・外観・インターフェースをチェック
外観の様子背面スタンドの動かし方インターフェースの内容付属品(一部)

・構成と特徴・ベンチマーク結果
主な構成と特徴ベンチマーク結果消費電力・温度バッテリ駆動時間

・搭載アプリケーションやリカバリなど
アプリケーションをチェックリカバリ方法

まとめ リビングなどに一つあると便利


タブレットへの変形

冒頭にも記載した通り、HP ENVY Rove 20は液晶一体型PCとしても利用できますが、タブレットとしても利用する事ができます。

以下、その変形の様子です。


液晶一体型PCスタイル


タブレットスタイル

このように、液晶画面を完全に寝かせてしまう事ができます。

通常よりも、液晶を大きく傾ける事ができる液晶一体型PCはこれまでにもありましたが、完全に寝かせる事ができるものはまだそれほど多くはなかったと思います。





ディスプレイには20型ワイドHD+(1600×900)のIPS光沢液晶を搭載。
10点のタッチ操作に対応する、視野角の広さが特徴の液晶です。




液晶上部には約92万画素のWebカメラを内蔵。




液晶下部にはWindows ボタンと、スピーカーを内蔵しています。




液晶の左上、右上の角にはそれぞれ「beats audio」「ROVE」のロゴを配置。その通り、HP ENVY Rove 20はBeats Audioテクノロジーを搭載しています。

このBeats Audioとは、これまでにもHPの多数のPC製品に採用されてきたサウンドテクノロジー。

高音質なオーディオ再生を可能にするもので、このテクノロジーを採用したPCでは、付属の専用ツールを利用して音源のイコライジングや環境の調整を簡単に行う事ができるようになっています。

HP ENVY Rove 20で再生されるサウンドは外部スピーカーを用いた場合と同じとは言えないものの、実際に聴いてみてそこそこの音は出ていると思います。

何より、このBeats Audioがあるのとないのとでは(オンにした場合とオフにした場合とでは)聞いてわかるほどに音質に差があるため、Beats Audio搭載の効果はあるのでしょう。



液晶の見やすさ

次に、液晶画面の見やすさについて。
以下、HP ENVY Rove 20の液晶の視野角をチェックしています。


正面から


上から


右側面から

製品仕様にもありましたが、IPS液晶を搭載しているだけあって視野角はとても広いです。(視野角:178°(水平)/178°(垂直))かなり斜めから見た場合でも、画面に表示された内容をはっきりと視認できます。

複数人で画面を見る場合、全員が真正面から画面を見るというわけにはいきませんから、視野角の広さは重要です。

ただ、光沢液晶であるため、本体の設置場所によっては光の反射や風景の映り込みなどが発生し、多少見辛く感じる事はあるかもしれません。




液晶画面は明るくとても綺麗なのですが、20型という大画面で1600×900という解像度であるためか、近づいてみると多少ドット感を感じます。

普通の液晶と言えばそうですが、液晶に拘る方などだとこの部分が気になるという方はいるかもしれません。



こんな使い方ができる

HP ENVY Rove 20はタブレットスタイルへの変形が可能という性質上、通常の液晶一体型PCとは違った使い方が可能です。例えば・・



絵を描いたり・・




付属のアプリケーションを利用して、ピアノやその他楽器の演奏を行ってみたり・・




複数人で液晶画面を囲んでゲームを行う事等も可能。

HP ENVY Rove 20には、タブレットスタイルでの利用を想定したアプリケーション、もしくは皆で画面を囲んで遊ぶことを想定した幾つかのアプリケーションが予め搭載されているため、すぐに遊び始める事ができると思います。

実際、Fingertapps Instrumentsというアプリを利用した楽器の演奏は結構面白かったです。

なお、写真では床に本体を直接置いて様々なアプリケーションを試していますが、実際はテーブルの上などに載せて皆で画面を囲むようにすると、より快適に遊ぶことができるでしょう。



次記事に続きます。
次の記事では、製品の外観やインターフェースの内容について解説します。
HP ENVY Rove 20 の外観特徴やインターフェースの内容をチェック

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