Google Playの導入に続き、今度は Diginnos Tablet DG-Q10Sのパフォーマンスや実際の使い勝手などについて。

7型のDG-D07Sも性能はそこそこ良かったですが、DG-Q10SはプロセッサにクアッドコアのRockchip RK3188を搭載しており、より高いパフォーマンスを実現しています。

今回はそんなDG-Q10Sの主な構成の解説と性能面について、また実際の使い勝手などについてまとめてみました。

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【Diginnos Tablet DG-Q10S レビュー記事目次】

・Diginnos Tablet DG-Q10S 外観・タブレットの基本情報など
外観付属品重量液晶の見やすさアプリケーション・基本情報

・Google Playを導入してみる
必要なファイルの準備設定の変更Vending.apk のパーミッション変更とインストール
Google PlayのapkをインストールGoogle Playを起動

・タブレットの性能・使い勝手など
構成と実際の性能消費電力・温度バッテリ駆動時間まとめ


構成と性能は?

まず、構成と性能面について触れたいと思います。

DG-Q10Sの主な構成はOSにAndroid 4.1を搭載、SoCにはRockchip RK3188というCortex-A9とMali-400MP4(GPU)を組み合わせた統合チップを搭載し、メモリは1GB、ストレージは16GBという内容。

先にも書いた通り、ストレージは16GBとそれ程容量が大きくはありませんが、MicroSDカードを利用して最大32GBまで容量を追加する事ができます。

搭載されているプロセッサ「Rockchip RK3188」はCortex-A9ベースのクアッドコアCPUで、デュアルコアCPU(Rockchip RK3168)搭載のDG-D07Sよりも性能は高いです。DG-D07Sでもパフォーマンスは悪くないと感じましたが、DG-Q10Sではそれを上回るパフォーマンスを実現しています。

なお、今回はAnTuTuベンチマーク等でベンチマークスコアの測定を行ったのですが、うっかりそれらのスコアを詳しく記録したデータを削除してしまったため、ベンチスコアの掲載はありません。

ですがCPUやGPUのパフォーマンスに関しては、DG-D07Sの倍かそれ以上のスコアが出ており、性能面で不足を感じるような事は殆ど無いのではと思われます。

実際、ウェブの閲覧やアプリケーションでの操作など、使っていて性能不足を感じるような事は全くありませんでした。


その他の構成に関しては、無線機能はIEEE802.11 b/g/nに対応、Bluetoothのバージョンは4.0。Bluetoothの対応は、同じくBluetooth対応のマウスやキーボード等を利用する事ができるなど色々と便利です。

あと、センサーは加速度センサーのみで、GPSや方位センサーなどは搭載しません。

GPSの非搭載で自分の位置を表示する事ができない、もしくはできたとしても大まかな位置しか表示されないため、スマホやタブレットのマップなどで頻繁に位置確認をされるような方には使い難いと思います。



消費電力・温度

タブレット使用時の消費電力や、本体表面の温度などを測定してみました。


まずは消費電力から。

アイドル時、動画再生時、ベンチマーク実行時(3DMark)の消費電力です。
画面の輝度は最大設定の3/2程度の明るさに設定しています。

アイドル時 ・・・ 5W
動画再生時 ・・・ 5W
ベンチマーク実行時 ・・・ 9W

※実際の値は若干上下する為、平均と思われる値を掲載しています

ベンチマーク実行時の消費電力は上がりますが、アイドル時と動画再生時の消費電力は殆ど変りません。動画を閲覧する程度の利用であれば、結構長くバッテリが持つのではないかと思われます。



次に高負荷時の本体表面の温度について。
ベンチマーク(3DMark)を20分程度実行させた後、温度の測定を行ってみました。

写真で見て左側の温度がわずかに高めですが、全体的に低いです。
使っていて熱さを感じるような事は、あまりないのではないかと思われます。



バッテリ駆動時間

最後にバッテリ駆動時間の測定結果について。

動画をループ再生し、バッテリの電力がなくなって電源が落ちるまでの時間を測定しています。画面の輝度は最大設定の3分の2程度の明るさに、Wifiはオンにした状態です。


動画を再生

バッテリ電力の残量が100%の状態から、電力がなくなるまでの時間は9時間21分。測定環境にもよると思いますが、公称値の約7時間と比べるとかなり長いです。

DG-D07Sでは4~5時間程度の持ちでしたが、DG-Q10Sでは倍近い時間バッテリでの駆動が可能となっているようです。

画面の輝度をあげたり、実行するアプリケーションの種類によってはもっと早くバッテリを消費してしまう可能性もありますが、外出時もバッテリの残量をそれ程気にする事なく利用する事ができるでしょう。



まとめ

最後にまとめます。

性能や機能についてはGPSを搭載しないなどの欠点はあるものの、パフォーマンスは高くバッテリ駆動時間も長いなど、特に気になる点はないと思います。

購入を検討する際にユーザーが気にするのは、やはりGooglePlayの非搭載でしょうか。

前記事に載せたように、導入は比較的簡単に行えるような仕様となっていますが、スマートフォンやタブレットなどのファイルの扱いや細かい設定の変更などに慣れない方には、決してハードルは低くないと思います。

またGooglePlayを導入したとしても、全てのアプリケーションが使えるわけではないため、元々GooglePlayに対応しているデバイスに比べると、ある程度利用には制限があります。

これらの事を踏まえ、タブレットを利用する上でGooglePlayのアプリが何が何でも必須だという方には、DG-Q10Sはあまり向かない機種だと言えるでしょう。

ただ、2万円を切る価格でDG-Q10Sのスペックはかなり魅力。
前述したように、GooglePlayの導入はタブレットなどのデバイスの扱いに慣れた方には難しいものではありませんので、そういった方には旨みのある製品だと思います。面白い製品だと思われるユーザーもいる事でしょう。

GooglePlayを必要としない方、また機器の設定作業がある程度できるという方にはおすすめできるタブレットです。


なお、当サイトはGooglePlayの導入を推奨しているわけではありません。(自分はしますが)

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