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マウスコンピューターが販売するノートPC、NEXTGEAR-NOTE i980 の簡易レビューです。

NEXTGEAR-NOTE i980は、GTX780Mを標準で搭載するG-Tuneブランドの17.3型ゲーミングノート。

フルHD非光沢液晶や、LED ライトカラーの変更が自在に行えるLEDバックライトキーボードの採用など、ゲーム向けらしい要素を多数備えたモデルです。

前に掲載した15.6型のi780も今回のi980も、どちらも構成面では非常にハイスペックな内容を持つ製品ですが、どちらかというとi980の方が細かい部分でゲーム向けの製品らしい印象を受けます。

今回は、そんなNEXTGEAR-NOTE i980の外観や性能面について簡単に触れたいと思います。

※i980については以前にも参考記事を掲載しましたが、細かく見る事が出来なかった事、またベンチのスコア等も正確に測定できていなかった為、改めて掲載しなおします。


【NEXTGEAR-NOTE i980 レビュー記事目次】

筺体外観や操作性

掲載モデルの構成と実際の性能


筺体外観や操作性

NEXTGEAR-NOTE i980の筐体サイズは幅412mm、奥行き276mm、高さ41.8~45.4で重量は約3.9kg。

17.3型なので大きく、実際の見た目も重圧感があります。ハイエンドモデルだけあって、電源アダプターのサイズも大きいです。

液晶は17.3型のフルHD非光沢液晶を搭載。
明るく色にメリハリのある液晶です。非光沢なので映り込みや光の反射などが殆ど気になりません。

なお、15.6型のNEXTGEAR-NOTE i780では NTSC比95%を謳う液晶を採用していますが、i980では液晶の仕様にそのような記載はありません。ですが、i780と同じく明るく見やすい液晶だと感じます。

一般的な価格帯のノートPCの液晶に比ベ、G-Tuneの液晶は綺麗なものが多いです。

ゲームの迫力ある映像は、液晶の質がある程度よくないと見る楽しみが半減してしまいますので、この辺は重要な要素だと思います。




天板の様子。
カラーはブラック、全体的にヘアライン加工が施されています。

マットと光沢の中間程度の質感で、指紋の跡は目立つという程ではありませんが、見ての通り全く目立たないわけではありません。しかし、全体的な見た目は高級感があって悪くないです。




天板の端にG-Tuneのロゴを配置。





側面のインターフェースの内容をチェックします。

左側面にはIEEE1394、LAN、USB3.0×2、eSATAとUSB3.0のコンボポート、SDカードスロットを搭載。




右側面にはDVDスーパーマルチドライブ、ヘッドフォン出力、マイク入力、SPDIF(コアキシャル)、ライン入力、USB2.0を搭載。

カスタマイズでは ブルーレイディスクドライブの搭載も可能です。
i980のラインアップの中では、最初から ブルーレイディスクドライブを搭載したモデルもあります。




背面。
左からセキュリティスロット、DisplayPort、HDMI、mini DisplayPort、電源コネクターを搭載。

15.6型のi780と比べ、セキュリティスロットの位置など若干異なる箇所はあるものの、インターフェースの内容は全く同じです。

これだけ揃っていれば、まず不足を感じる事はないでしょう。





次にキーボードについて。


キーボード全体


キーボード左半分


キーボード右半分

右側にテンキーを搭載する、チョコレート型のキーボードを採用しています。

仕様によると主要なキーのピッチは約19mm、ストロークは約1.5mmとの事ですが、打った感触ではストロークはもう少し深く感じます。「ね、る、め、ろ」など一部キーのピッチは狭いです。

配列に大きく変わったところはないと思いますが、左側にあるはずのFnキーが右側に移動しています。しかし、操作に特に大きな問題はないでしょう。

1点だけ、DeleteキーがBackSpaceから少し離れて配置されている点が少し気になりますが、全体としてはとても打ちやすいキーボードです。WASDキーに矢印の印字があるところは、ゲームノートならではのものだといえます。




キートップは完全に平ら。
段差が付けられているためか指がキーの角に引っかかり難く、指運びが楽です。

見た目にも、高級感のあるキーボードに見えます。




明るい所での撮影なので見難いですが、キーボードにはLEDバックライトが搭載されています。

写真ではブルーに点灯していますが、LEDライトはキーボードの左・右・中央といったセクションにわけて配置されており、各セクション毎にライトのカラーを変更する事が可能。

またカラーを変更するだけでなく、ライトをランダムに点灯させたり点滅を指定する事もできたりと、ゲーム向けの製品らしいキーボードに仕上げられています。

絶対に必要な機能ではありませんが、見た目には綺麗です。気分的な所から入りたい方には良い機能だと思います。




タッチパッドはボタン分離型。
ボタンはシーソータイプで、表面に凹凸が設けられています。

ボタンの押し心地はやや硬めですが、パッド面の指すべりは良いです。総合的な使い心地は良いと思います。ただ、17.3型のノートではタッチパッド自体使わない方も多いでしょうから、あまり使い勝手などは気にする所ではないかもしれません。

ちなみに、パームレストやタッチパッドには天板に使われている素材と同じものが使われており、光沢素材程ではないですが、若干指紋が目立ちます。




キーボード右上に電源ボタンを配置。
電源ボタンのさらに向こう側には、スピーカーが内蔵されています。



実際の性能は・・

掲載しているモデルの構成と、実際の性能について簡単に触れます。

今回の記事に掲載しているNEXTGEAR-NOTE i980の主な構成は、Windows 8、Core i7-4700MQ、16GBメモリ、GeForce GTX780M(4GB)、256GB SSD、1TB HDDという内容。

i980で提供されている「ブロンズモデルカスタム」というモデルのSSDを、120GBから256GBにアップグレードさせた構成のマシンで、OSはWindows 7も選択可能です。構成が構成なので軽く20万円越えと高価ですが、それだけの性能は持ちあわせています。

さらに、i980では性能を突き詰めたい方向けに、最大で Core i7-4930MX エクストリームエディションを搭載したモデル等も用意されており、選択できる構成の幅は非常に広いです。

ただ、単にゲームをプレイするという観点から見るとそこまでの構成は必要なく、最小構成のブロンズモデルでも十分ではないかと思います。


【Win エクスペリエンス・インデックス】

プロセッサ 7.9
メモリ 7.9
グラフィックス 7.1
ゲーム用グラフィックス 7.1
プライマリ ハードディスク 8.1

本製品はOptimusテクノロジーに対応している為、グラフィックススコアに関してはCPU内蔵のHDグラフィックス4600のスコアが表示されています。ご了承ください。


【FINAL FANTASY XIV 新生エオルゼア】

1920×1200

1920×1200 ・・・ SCORE:8840非常に快適

言うまでもなく、非常に高性能です。
最小構成のブロンズモデルがもっとも安価ですが、ブロンズモデルはHDDのみのモデルであるため、速度面でストレスを感じる方もおられるでしょう。

しかし今回のブロンズカスタムモデルはHDDの他にSSDが搭載されており、起動などの処理が非常に高速。SSDの速度とHDDの容量を得られる合理的な構成で、個人的に最もコストパフォーマンスに優れたモデルだと思います。



NEXTGEAR-NOTE i980については以上です。
17.3型のi980は、大画面でゲームの映像などを楽しみたい場合に適したモデルです。

決して安価ではありませんが、性能面に関しては妥協がなく、またカラーのカスタマイズなどが行えるLEDキーボードバックライト等も搭載されるなど、どちらかというと本格志向の方に向く製品だと言えます。

なお、構成は時期によって変化する可能性がありますので、実際の製品の内容が当記事に記載した情報とは異なる可能性があります。正確な構成や価格に関しては、公式の製品ページにてご確認ください。