日本HPが販売する個人向けデスクトップPC、HP ENVY 700-060jpのレビューです。

HP ENVY 700-060jpは、インテルの第4世代Core プロセッサや高性能グラフィックスを搭載するハイエンドなデスクトップPC。ENVY h8シリーズの後継となるモデルです。

これまでは、最上位のh9とその下にあるh8の立ち位置が曖昧でしたが、新モデル(ENVY 700)より電源容量や構成に差が設けられ、デスクトップPCのラインアップの中での位置づけがより明確になりました。

ゲーム等もできる位の高性能なデスクトップPCが欲しいけれど、ENVY Phoenix 800のようなゲーム向けのモデルは必要ないというユーザーに向く製品だといえるでしょう。

今回は、そんなHP ENVY 700-060jpについて詳しく触れてみたいと思います。
製品に興味をお持ちの方、また購入を検討されている方は是非目を通してみてください。

当ページに掲載の製品は販売終了しています。
現在販売中の製品については、以下の記事をご覧ください。

OMEN by HP Desktop 870 実機レビュー

【HP ENVY 700-060jp レビュー記事目次】

・HP ENVY h8-1560jp 筺体外観・内部構造について
筐体デザイン・インターフェース筐体内の構造付属品

・HP ENVY h8-1560jp ベンチマークテストの結果
主な構成と特徴ベンチマーク結果消費電力パーツ温度

・HP ENVY h8-1560jp レビューまとめ
長所・短所まとめ


デザイン・インターフェース

HP ENVY 700-060jpのデザインやインターフェースの内容をチェックしていきます。


右斜めから


左斜めから


前面パネル全体の様子

以前のh8シリーズと変わりがないように見えますが、筺体のカラーが濃いグレーからシルバーに変化しています。以前よりも明るい印象です。


参考:旧モデル「ENVY h8」シリーズの筐体




より細かく見ていきます。

前面パネル上方には2基の光学ドライブベイ。
掲載モデルは上側のベイにDVDスーパーマルチドライブを、下側のベイは空ですが、カスタマイズで増設する事が可能です。




光学ドライブベイの下には、スライドさせる事の出来るパネルを配置。

内部には、15in1メディアスロットやUSB2.0×4を搭載。




前面パネル左下側にはhpのロゴ、右側にはENVYのロゴを配置しています。





次に筐体上部の様子について。

筺体上部はよく見ると、若干ですがお椀のように湾曲している事がわかります。
物を置くトレイとして利用する事が可能です。




筺体上部の前方には電源ボタンやUSB3.0×2、マイク入力、ヘッドフォン出力を搭載。





筐体右側面全体


筐体左側面全体

両側面には中央にhpのロゴと、ロゴを挟むようにして2つの通気口が配置されています。




筺体の底面には前方にのみケースを支える足が設置され、前が浮くような形になっています。





背面全体の様子

上から電源コネクター、DisplayPort、HDMI、DVI、オーディオポート×6、USB3.0×2、LAN、USB2.0×2、光デジタル音声端子を搭載。

多くのデスクトップPCは背面にUSB端子を多く備えるものが多いですが、ENVY 700は背面に4ポート、天面に2ポート、前面に4ポート・・と、前からアクセスしやすい位置にあるUSB端子の数が多いです。

これはかなり便利。





オーディオポート拡大

左上から時計回りにライン入力、ライン出力、マイク入力、サイドスピーカー出力、リアスピーカー出力、センターサブウーファー出力を搭載しています。



筐体内構造

次に、HP ENVY 700-060jpの筐体内部の構造をチェックします。
旧モデルh8シリーズと同じように、筐体内部ヘのアクセスはツールレスで行えるようになっています。


背面にあるネジを外し(ツールレス)、右側面のパネルを開きます。

右側面のパネルを開いた図。
見て分かるとおり、HP ENVY 700-060jpのマザーボードは逆倒立になるような形で配置されています。

このような配置にする事で、より冷却性能を高める効果があるのだそうです。

ケースは天面には通気口はなく、前面や両側面のパネルに設けられた通気口から吸気し、背面から排気というエアフローになっています。




電源は最大460W。
従来のh8シリーズよりも容量が下がっています。

+12Vはトータルで360Wと、搭載できるグラフィックカードにもある程度制限がありそうです。(そのため、以前搭載可能であったGTX680のカスタマイズは消滅)

従来のh8シリーズよりも電源容量が抑えられてしまったのは、上位のHP ENVY Phoenix 800と、HP ENVY 700の位置づけを明確にするためだそうで、より容量の大きい電源の載ったデスクトップPCをお求めの場合は、HP ENVY Phoenix 800を選択する必要があります。

HP ENVY Phoenix 800なら、ENVY 700以上にハイエンドなグラフィックカードも搭載可能です。




グラフィックカードの下にCPUという配置です。

掲載のモデルはGeForce GT 640を搭載していますが、標準ではRadeon HD 8760の搭載となります。2013年7月17日時点の構成ではGeForce GTX 660の選択も可能です。

その他、見えにくいのですがメモリの左側にmSATA用のスロットがあります。
購入時のカスタマイズにもキャッシュ用SSDの選択肢が提供されていますが、自分でも簡単に取り付ける事ができそうです。




光学ドライブベイ。
1基は空です。





ストレージベイ

旧モデルのh8シリーズに採用していたストレージベイとは、異なる構造のベイが採用され、以前のベイよりもドライブの取り外しが容易になりました。

さらに搭載可能台数が最大で2基であったものが、最大3基まで搭載する事ができるようになりました。mSATAとあわせると、合計4基のドライブの搭載が可能だという事になります。




矢印の部分を引きながら、ストレージを引っ張ると簡単に取り外す事ができます。取り付けも差し込むだけと簡単です。



付属品

最後に付属品を掲載します。
実際に販売されている製品の付属品とは異なる可能性がありますので、参考程度にご覧ください。

標準のUSBキーボードとマウス。
h8シリーズの頃からデザインが一新されたようで、よりスタイリッシュな印象に変わりました。





キーボード全体


キーボード左半分


キーボード右半分


キートップの形状は完全にフラット

キーボードの打ち心地は普通です。




側面から見たキーボード。
奥から前方にかけて傾斜するような形になっています。




USBマウス。

なお、キーボードやマウスは、カスタマイズでワイヤレスタイプのものを選択する事も可能です。

ごちゃごちゃとした配線の煩わしさがないため、デスク上をすっきりとさせたいという方にはワイヤレスタイプのキーボードやマウスがおすすめです。




DVI-VGA変換アダプターが付属。
変換アダプターは、選択するグラフィックカードによって種類が変わる可能性があります。



HP ENVY 700-060jpの外観や内部構造については以上となります。
引き続き、次記事では構成の特徴や性能面について詳しく見ていきたいと思います。

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