レノボ・ジャパンが販売する11.6型ノート、IdeaPad Yoga 11S の簡易レビューです。

IdeaPad Yoga 11Sは、以前記事に掲載したIdeaPad Yoga 13の11.6型版となるノートPC。

液晶を360度回転させてタブレットとして利用する事ができるコンバーチブル型の製品で、Yoga 13と同じようにクレメンタインオレンジとシルバーグレーのモデルがラインアップされています。

今回はイベントで展示されていた、Windows 8.1 Preview版搭載のIdeaPad Yoga 11Sの内容について、簡単に掲載したいと思います。

掲載製品の公式ページはこちら: IdeaPad Yoga 11S


IdeaPad Yoga 11S 外観

まずはIdeaPad Yoga 11Sの外観について。
といっても、13.3型のYoga 13と大きくは変わりません。

上写真はスタンドモード時のYoga 11S。
おなじみのテントモードや、タブレットモードへの変形も可能です。

Yoga 13は13.3型と少しサイズが大きめであるため、タブレットモード時に片手で持つという事が難しかったのですが、Yoga 11SはYoga 13よりもコンパクト&軽量であるため、タブレットモードでの使い勝手が良いです。

ただ軽量とはいっても、約1.35kg(Yoga 11S)とタブレットとしては軽いとは言えません。とはいえ、液晶を分離しないタイプのコンバーチブルノートとしては軽い方だと思います。




正面から。
11.6型ワイドHD(1,366×768)の光沢液晶を搭載しています。10点のマルチタッチに対応。

何でも、Direct Bondingという液晶パネルとタッチパネルの接合技術を採用しており、一般的なタブレットと比較して薄型&軽量化を実現しているのだそうです。





筺体側面のインターフェースをチェックします。

左側面。
マイク入力とヘッドフォンのコンボポート、USB3.0、HDMI、音量調整ボタンを搭載。




前面にはOneKey Rescueボタン、電源ボタンを搭載。

OneKey Rescueボタンはシステムをリカバリしたりする機能を持つものですが、IdeaPad Yoga 11SのOneKey Rescueボタンがそういった機能を持つのかどうかは、試したわけではないのでわかりません。




右側面の様子。
画面回転ロックボタン、USB2.0、メディアカードリーダー、電源コネクターを搭載。

電源コネクターの口は角形です。




背面には排気口以外、何もありません。




天板の様子。
クレメンタインオレンジカラーの天板に、lenovoのロゴが配置されています。

やや光沢感のある明るいオレンジ色ですが、派手ではなく落ち着いた雰囲気を持つカラーです。光沢感があるといっても鏡のような光沢ではなくマットな質感であるため、指紋等が付着して汚れてしまうような事はありません。

このカラーは、数あるPCの中でも個性的かつお洒落だと思うので、今後のモデルでも継続して販売して欲しいです。




IdeaPad Yoga 11Sのキーボード。
Yoga 13のキーボードと同じかと思いましたが、若干異なるようです。



参考までに以下、Yoga 13の日本語キーボード。

Yoga 13はキーボードの右端一列にHomeやPgUpなどのキーが並んでいます。今回見たYoga 11Sでは、それらのキーはカーソルキー付近に配置されていました。

また、Yoga 11Sのカーソルキーが他のキーよりも若干下側にずれる配置になっているのに対し、Yoga 13ではカーソルキーが最下段のキーと同列に配置されています。

個人的には、Yoga 11Sのキーボードの方が使いやすいと思います。

なお、今回展示されていたYoga 11Sのキーボードは英語版であり、日本語キーボードとはキーの配列などが異なる可能性があります。




タッチパッドはボタン一体型。
一体型の割に、操作感の良いタッチパッドだと思います。クリック感も柔らかいです。



IdeaPad Yoga 11Sの構成と Windows 8.1 Previewについて

次に構成について。

掲載のIdeaPad Yoga 11Sの主な構成は、プロセッサがCore i7-3689Y、8GBメモリ、HD グラフィックス4000、128G SSDで、ワイヤレス接続関係は802.11 b/g/nにBluetooth v4.0。全てのモデルにMicrosoft Office Home and Business 2013が付属するという内容です。

末尾にYのつくプロセッサは超低電圧版のモデルを示すもので、Yoga 13では末尾にUのつくプロセッサが採用されていましたが、Yのつくプロセッサではそれよりもさらに低いTDPを実現しています。

U付きのモデルとY付きのモデルとで、実際の性能にどの程度の違いがあるのかはわかりませんが、それ程大きな差はないのではないかと思います。


価格についてはYoga 13よりもYoga 11Sの方が随分と割高な感じがしますが、それはOfficeが搭載されているせいでしょう。

なので、Officeが必要なければOffice無のYoga 11Sを・・と言いたい所ですが、現時点(2013年7月1日)のYoga 11SではOffice無のモデルが提供されていません。

Officeが必要であれば良いのですが、そうでない場合はちょっと高い買い物だという感じがします。





なお、今回のIdeaPad Yoga 11Sには、展示モデルだからなのかOSにWindows 8.1 Previewが搭載されていました。


Windows 8.1 Preview版搭載

Windows 8.1 Previewは完成版ではなく、あくまでも Windows 8.1の試用版となるOSで、既にでているWindows 8にいくつかの機能改善や追加が行われています。

今回、Yoga 11Sの性能を示すエクスペリエンス・インデックス値もチェックしたかったのですが、Windows 8.1 Previewでは表示させることができませんでした。(ひょっとすると従来のWindows 8とは異なる方法で表示させることができるのかもしれませんが、その方法がわからず)



あと、Yoga 11Sとは直接関係ありませんが・・

Windows 8.1ではスタートボタンが提供されるという事でしたが、確かに、今回見たYoga 11Sのデスクトップ画面のタスクバー上にはスタートボタンらしきものが表示されていました。


スタートボタン


スタートボタンを右クリックすると表示されるメニュー

スタートボタンは左クリックではモダンUIを表示、右クリックで上写真のようなスタートメニューを表示させることができます。

ただ、従来OSのスタートボタンのメニューの内容とはかなり違い、細かくカスタマイズする事ができないよう。また、各プログラムを起動させるには、やはり従来のようにモダンUIから起動させなくてはならないようで、使い勝手がよくなったとはあまり思えませんでした。

色々な記事に目を通していると、Windows 8.1への変更はどちらかというと一般ユーザーではなくアプリなどの開発側にメリットのある改良のようで、Windows 8.1に変わったから8以前のOSのように使えるというものでは全くないようです。

長い目で見ると魅力は大きいのかもしれませんが、これまで8以前のOSを利用していて8へ移行するというユーザーには、操作しづらい環境のままなのかもしれないと思います。

とはいえ、あくまでもプレビュー版なので、実際にリリースされるWindows 8.1とはまた異なるかもしれません。





IdeaPad Yoga 11Sについては以上となります。

Yoga 11Sは基本的にYoga 13の小型版・・という印象ですが、キーボードなどが若干改良されており、使い心地はYoga 11Sの方が良いです。

Yoga 13より小型である分携帯性も高く、携帯用としてはこちらの方が使い勝手が良いように思いますし、筺体の変形なども行いやすいです。

唯一残念なのは、今のところ(2013年7月1日時点)Officeなしのモデルが提供されていない部分。

必要であるのならともかく使わない場合は無駄になるため、Officeなしのモデルを用意するか、もしくは直販のカスタマイズでソフトの有無を変更できるようなモデルが提供されるようになると良いと思います。