HP ENVY Phoenix h9-1490jp の長所・短所まとめ

h9-1490jp を使用し、感じた長所や短所等の特徴を簡単にまとめてみました。

製品の外観の様子や、掲載モデルの構成・実際の性能などについては、前の記事をご参照ください。

以下、まとめです。
記載の内容は個人的な見解も多く含んでいますので、参考程度にお読みいただければと思います。

HP ENVY Phoenix h9-1490jp　長所・短所

h9-1490jpの長所だと思われる所は・・

また、短所だと思われる所は・・

h9-1490jpはゲーム向けのPCだけあって、HPの他のデスクトップシリーズに比べて拡張性やパフォーマンスが高いです。メーカー製のPCの割には頑張った内容ではないでしょうか。

標準でもCore i7-3770やGTX660を搭載しており、その構成で負荷の高いゲームを快適にプレイする事ができます。

水冷CPUクーラーを搭載している点も、パーツの発熱などが気になるゲーム用途のPCとしてはポイントが高いです。水冷CPUクーラー採用により、一般的なファンを搭載している製品よりもCPUの温度上昇が抑えられるため、高温が続く事によって起こるパーツのトラブルを防ぐ確率が高くなると考えられます。

水冷システム

ただ、水冷システムを必要とされない方は、h9よりもh8を選択した方が良いです。同じ構成でもh9よりh8の方が若干低価格ですので、コストダウンになります。

あとデザイン面も、この製品の長所の一つだと思います。。

一般的なゲームPCというと、装飾のない無骨なデザインや、威圧感のある戦艦のようなデザインのケースが目立ちます。そういったデザインが良いとされる方もおられますが、逆にそのようなデザインだと部屋に置きにくい、あまり好きではないという方もおられるでしょう。

特に、最近では女性でもPCゲームをされる方が増えてきているのではと思うのですが、女性だと特にデザインは気になるのではないでしょうか。

h9-1490jpのケースは、ゲームPCらしいデザインを取り入れながらも、威圧感がなくスタイリッシュです。

デザインを気にする男性はもちろんですが、女性の方にも受け入れられやすいデザインではないかと思います。

最後にメンテナンス性ですが、PCゲームをされるような方は、自分でパーツを入れ替えたり増設を行ったりされる方が多いのではないかと思います。

h9シリーズはHDDベイをはじめ、光学ドライブやメモリ等、パーツにアクセスしやすく、各パーツの取り外しが比較的行いやすい構造が取り入れられています。

一つのパーツを取り換えるのに、別のパーツや部品を取り外す必要があまりないため、後から何かを追加したい、また換装したいというような場合にとても便利です。

一方で短所というほどではないと思うのですが、この製品はWindows 8のみでWindows 7の構成が提供されていません。Windows 8が発売されて数か月がたちますが、Windows 7の需要はまだまだあると思います。

自分自身もタッチパネルの液晶を使わない限り、Windows 8は使いにくく、様々な作業においてWindows 7の方が使いやすいと感じます。

Windows 8でもアプリを使えばWindows 7風に利用できる・・との声もありますが、それならWindows 7をはじめから使った方が良いですし、そこまでしてWindows 8を使う理由があるとは思えないので、個人的にはWindows 7も選べればと思ってしまいます。

もちろん好みにもよると思いますので、Windows 8で十分という方や、今回の製品はゲーム用途がメインなのでOSはどちらでも問題がないという方もおられると思います。

ですが、選択肢としてWindows 7も用意されているとよいと思いました。

h9-1490jpについては以上です。

上で述べたように、こうあれば良かった・・と思う部分も多少あるにせよ、製品自体の使い勝手や性能等は十分満足できるものです。

h9シリーズは水冷システムを導入しないh8シリーズよりも若干価格が高めですが、拡張性・性能共に高く、総合的にみるとコストパフォーマンスは高いと思います。

デザインも洗練されており、外観を気にされるような方にもおすすめできるゲーミングPCです。