HPの高性能デスクトップPC、h8-1560jpでベンチマークテストを行ってみました。

掲載のモデルはCore i7 -3770や16GBメモリ、GeForce GTX 660を搭載した、h8-1560jpシリーズで提供されている中では比較的パフォーマンスの高いモデル。※最大ではCore i7-3770Kや32GBメモリ、GTX 680を搭載可。

今回は、このモデルで行った各種のベンチマークテストや、パーツの温度、消費電力の測定結果などを掲載してみましたので、h8-1560jpの性能について興味をお持ちの方は是非ご覧下さい。購入時の構成選択の参考になると思います。

掲載製品の公式ページはこちら: HP ENVY h8-1560jp

【HP ENVY h8-1560jp レビュー記事目次】

・HP ENVY h8-1560jp 外観・内部の構造について
外観・インターフェース筐体内部の構造付属品

・HP ENVY h8-1560jp ベンチマーク結果
構成各種ベンチマークの実行結果消費電力・温度

h8-1560jpでシステムリカバリを行う

・h8-1560jp レビューまとめ
長所・短所購入時の注意点


h8-1560jpの構成・特徴

まず最初に、掲載しているh8-1560jpの構成とその特徴について触れます。

【HP ENVY h8-1560jp/CT の主な構成】

OS Windows 8 Pro (64bit)
プロセッサ Core i7-3770(3.40GHz/TB時最大3.9GHz)
チップセット Z75 Express
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 660(1.5GB)
メモリ 16GB(8GB×2/PC3-12800 DDR3 DIMM/最大32GB/4スロット)
ストレージ 1TB HDD(7200rpm / 3Gb/s / Seagate製)
光学ドライブ ブルーレイディスクドライブ(BDXL対応)
無線機能 IEEE 802.11a/b/g/n + Bluetooth 4.0
拡張スロット PCI Express x16×1、PCI Express x1×3、PCI Express Mini Card ×1
電源 600W
サイズ 175×412×415(縦置き/幅×奥行き×高さ/mm)
重量 約8.90kg

※掲載の価格や仕様・解説等は、記事を作成した2012年2月19日時点のものです。

掲載モデルの構成は上記の通り。

冒頭にも記載しましたが、プロセッサにCore i7-3770、メモリ16GB、グラフィックスにGeForce GTX 660、1TB HDDを搭載した、比較的高性能な内容のモデルです。

搭載されていた1TBのHDDはSeagate製。
ST1000DM003-9YN162という型番のモデルです。


HDDの詳細

なお、h8シリーズにはパーティション設定サービスというオプションが提供されているのですが(有料)、今回のモデルはそのオプションにより、予めパーティションが2つ(200GB+残り容量)に分割された状態で届きました。

ストレージに関しては、他に2nd HDDの搭載やRAID構成、SSDの選択も可能です。


その他、ブルーレイディスクドライブやTVチューナーなど比較的幅広いカスタマイズが可能。

拡張性もメーカー製の製品にしては高く、色々搭載したい方には扱いやすいモデルだと思います。購入後に自分でHDDやメモリなどを増設する場合も、容易に行える筐体の構造です。

価格は最小構成では¥69,930 (税込)~から販売されており、コストパフォーマンスは相変わらず良いです。

価格を抑えながらも、高性能でデザインの良いデスクトップPCが欲しいという方に適した製品だと言えるでしょう。全体のバランスの良さは、人気の製品というだけの事はあると思います。




ベンチマークの実行結果

以下、h8-1560jpで行った各種ベンチマークテストの実行結果を掲載します。


【Win エクスペリエンス・インデックス】

プロセッサ 8.0
メモリ 8.0
グラフィックス 7.8
ゲーム用グラフィックス 7.8
プライマリ ハードディスク 5.9


【CrystalDiskMark】

Seq 190.3181.9
512K 52.2594.52
4K 0.5621.508
4K QD32 1.3341.519

数値は左がRead、右がWrite

構成のところでも触れましたが、今回のモデルに搭載されているHDDはSeagate製のST1000DM003-9YN162というモデル。速度はHDDとしては十分だと思います。


【3DMark06】

3DMark score ・・・ 24851
SM 2.0 Score ・・・ 9567
SM 3.0 Score ・・・ 11426
CPU Score ・・・ 7645


【3DMark11】

3DMark score ・・・ P6551
Graphics Score ・・・ 6400 (4種のGraphicsテスト)
Physics Score ・・・ 8773 (CPUベースの物理演算)
Combined Score ・・・ 5451 (GPUとCPUの両方へ同時に負荷をかけるテスト)


【モンスターハンターフロンティア 大討伐】

左:1360×768 / 右:1920×1080

1360×768 ・・・ 18233~18255
1920×1080 ・・・ 11650~11707


【デビル メイ クライ 4】

1360×768

1920×1080

【1360×768】
平均fps ・・・ 194.89~394.69
RANK ・・・ S

【1920×1080】
平均fps ・・・ 163.75~279.17
RANK ・・・ S


【ファンタシースターオンライン2 】

左:1360×768 / 右:1920×1080

1360×768 ・・・ 32005
1920×1080 ・・・ 15327

~2000 処理負荷によっては動作が重くなる
2001~5000 標準的な動作が見込める
5001~ 快適に動作


【FINAL FANTASY XIV】

左がLOW 右がHIGH

LOW ・・・ 6770
HIGH ・・・ 5184


ハイエンドなゲームも高解像度で快適にプレイできるくらいのグラフィック性能を持ち合わせています。

今回のモデルの構成は、ゲームをされる方でも十分な内容だと言えるでしょう。

h8シリーズではオーバークロックをされる方向けに、Core i7-3770K などの選択肢もあります。またグラフィックスもGeForce GTX 660やGTX 680だけでなく、Radeon HD 8760(2GB) や HD 7950(3GB)といった選択肢もあります。(標準がRadeon HD 8760です)

またHPではh8シリーズ以外のハイエンドデスクトップPCとして、h9シリーズという水冷CPUクーラーを搭載した上位シリーズもラインアップしています。

そちらはh8シリーズよりも若干価格が上がりますが、冷却性能に優れるため、負荷の高いゲームなどを長時間されるような方に向いていると思います。




消費電力 他

掲載しているh8-1560jpの消費電力を測定してみました。

アイドル時 ・・・ 45W
ベンチマーク実行時 ・・・ 163W

※実際の値は若干上下する為、平均と思われる値を掲載しています

グラフィックカードを搭載しているため、そうでないPCよりも消費電力は高めですが、高負荷時であっても思った程消費電力は高くはなりませんでした。

ただ、これは今回掲載しているモデルの構成(Core i7 -3770やGTX660)での消費電力の値であり、上位のグラフィックカード等を搭載した場合、さらに消費電力は上がります。




さらに、高負荷時の各パーツの温度を測定してみました。
以下は、20分程度ベンチマーク(デビルメイクライ4)を実行した後の温度です。

負荷をかけ続けると70度近くまで温度が上昇しますが、この程度なら普通です。
ただし消費電力と同様、より上位のGPU等を搭載した場合、筐体内の温度はさらに上昇すると思われます。




性能面については以上です。

マシンの性能は選択する構成によって変化するため、全てのマシンで今回のような結果が出る事はありませんが、構成選択の際の目安として参考になるのではと思います。

なお、選択可能な構成については時期などによって変化する可能性がある事、また記事上で全てをご紹介しているわけではありませんので、より詳しい情報を知りたい方は公式サイトの製品ページをご確認ください。