Erdesbook 簡易レビュー ドスパラのスライダーノート(まだ未発表・未発売)
現時点では未発表・未発売のドスパラの製品、Erdesbook(エルデスブック)を見せていただいたので簡単にレビュー・解説します。2013年2月に発表予定の製品だそうです。
このErdesbookはスライドタイプのタブレットPC。
サイズを聞き忘れてしまったのですが、大きさから考えて11型前後の製品です。
そういえば以前、ドスパラではErdes Padという10.1型のタブレットが販売されていましたが、名前が似ている事から同シリーズの製品ではないかと思われます。
Windows 8を搭載したハイブリッドタイプの製品は各社から出ていますが、Erdesbookは液晶をスライドさせる事でタブレットスタイルやノートPCスタイルに変形できるというもの。
スライドさせてタブレットに変形する製品はSONYのVAIO Duo 11等が思いつきますが、市場ではあまり多くはなかったと思います。
未発表の製品ですので実際の製品と異なる可能性がありますが、以下、簡単に外観の写真や解説等を掲載します。
Erdesbook 外観チェック
まず、タブレットからノートPCスタイルに変形する様子を掲載します。
タブレットの状態。
液晶を奥にスライドさせた状態。
横から見るとこんな感じです。
この状態のまま、液晶を手前に立てると・・
ノートPCスタイルになります。
ノートPCスタイル時のErdesbookを横から見た状態。
斜めから見た状態。
液晶の角度は比較的広い範囲で調整可能です。
冒頭にも記載したとおり、液晶サイズは多分11型前後で解像度はフルHD。光沢の液晶を搭載しています。
Erdesbookを背面から見た状態。
こういった形態の製品は、ヒンジ部分の剛性を確保するのが結構大変なのだそう。
筐体のインターフェースの内容をチェックします。
左側面にはLANポート。
右側面には電源ボタン、HDMI、USB3.0、オーディオ端子、USB3.0、電源コネクターを搭載。
背面左側の位置にはメディアカードスロットやボリュームコントロールボタン、
画面回転ロックボタンなどを搭載しています。
底面。
何もありません。
隅に見える通気口はステレオスピーカーでしょうか。
キーボードの様子をチェックします。
写真では英語キーボードですが、実際の製品には日本語キーボードが搭載されるそうです。
タッチパッドやポインターといった類のものは見当たりません。
Fnキーが右にあります。
実際の製品がどのような配列になるのかは不明ですが、Fnが右にあるとカーソルキーに割り当てられたHome等のボタンが使いやすくなるので便利です。
キーボードのうち心地は普通。使いやすいというほどでもないですが、使い難いという事もなく・・ といっても、現時点ではなんともいえません。
液晶下にWindowsボタンが配置されています。。
正確な重量は不明ですが、持った感じでは1kg半ば~はあると思います。
片手で持つにはやや重いですが、スライドタイプのハイブリッドPCとしては特別重いわけではないです。
Erdesbook 性能面のチェック
あくまでも掲載の製品についてですが、構成と性能面を簡単にチェックします。
主なスペックはCore i5-3317U、4GBメモリ、64GB SSDでWindows 8を搭載。
カスタマイズが出来るのかとか、価格などが気になりますが、
そういった細かい事柄は全く決まっていないのだとか。
以下、エクスペリエンス・インデックスの表などを掲載します。
プロセッサ 6.9
メモリ 5.9
グラフィックス 4.4
ゲーム用グラフィックス 6.1
プライマリ ハードディスク 7.6
構成から想像できる通り、快適なパフォーマンスです。
この製品で想定される用途への利用には、全く問題ないと思います。
Erdesbookの感想として、使い勝手などは簡単に触った感じでは特に問題はなさそうです。(もちろん、長く触れないと気づかない事もあると思いますが)
今の時点では価格がわからないので何ともいえないのですが、ドスパラの製品ということでコストパフォーマンスに期待してしまいます。このタイプの製品は若干価格高めなものが多いため、安ければ非常に魅力的な製品になるのではないでしょうか。
スライド型のタブレットPCに興味をお持ちの方は、今後のドスパラの発表を要チェックです。