ドスパラが販売するPC、Diginnos Mini NUCのレビューです。


超コンパクトな筐体

この製品はドスパラが2012年11月末に発表・発売開始した手のひらサイズの小型PC。

インテルのNUC(Next Unit of Computing)規格に準拠する超小型のマザーボードを搭載しており、サイズは幅116.6mm、奥行き112mm、高さ39mm、重量は約510gと非常に軽量・コンパクトな製品です。

この小型PCは自作向けにキットが販売されていますが、完成品として販売するのはドスパラが初。

今回はそのDiginnos Mini NUCシリーズの「Diginnos Mini NUC-GL」というモデルについて、簡単にレビュー・解説したいと思います。

掲載製品の公式ページはこちら: Diginnos Mini NUC




【Diginnos Mini NUC-GL インターフェース・筐体内部をチェック】

現在Diginnos Mini NUCシリーズには、NUC-GLとNUC-TBというモデルがラインアップされています。

違いはNUC-GLがGigabit Ethernetを搭載するのに対し、NUC-TBはThunderboltポートを搭載。
筐体もNUC-GLがブラック1色であるのに対し、NUC-TBは側面のみブラックで天板はマルーン・・というデザインを採用しています。

NUC-GLのブラック筐体です。
本当に手のひらサイズで、設置場所を取りません。




モニターやキーボードとのサイズ比較。
VESA規格のモニターに取り付ければますます省スペースです。





筐体のインターフェースを見てみます。

天板隅には電源ボタン。




前面にはUSB2.0を搭載。




背面には電源コネクター、USB2.0×2、HDMI×2、LAN、セキュリティスロットを搭載。

HDMIを2機搭載しているのは今回のNUC-GLで、NUC-TBはHDMIは1基のみ、
その代わりにThunderboltが搭載されています。

NUC-TBにはLANポートもありませんので、注意が必要です。
(どちらのモデルにも、インテル製のAdvanced-N 6205 (IEEE802.11b/g/n)が標準搭載されています)





筐体内部を見てみます。

ストレージとしてmSATA SSDを搭載、写真からは見えませんが、
基盤裏面にプロセッサと小型の冷却クーラーが装着されていた()と思います。
※マザーボード等はインテルのベアボーンキット、DC3217BYおよびDC3217YEを使用しているので




メモリスロットには4GBのメモリが2枚。
カスタマイズで16GBメモリに変更できます。




【Diginnos Mini NUC-GL 性能は・・】

掲載のDiginnos Mini NUCの構成は、Core i3-3217U(1.80GHz)に8GBのメモリ、
128GB SSD、Windows 8という構成。

低電圧版のプロセッサを搭載しているところより、パフォーマンスはUltrabookという感じです。
カスタマイズで16GBのメモリや256GBのSSDを選択することも可能。Windows 7も選択できます。

以下、エクスペリエンス・インデックスの表などを掲載します。
(掲載の内容は、実際に販売されているものとは若干異なる可能性があります。予めご了承ください)

プロセッサ 6.3
メモリ 7.2
グラフィックス 5.4
ゲーム用グラフィックス 6.4
プライマリ ハードディスク 8.1

パフォーマンスは上記の通り。
特に何か高負荷な作業を日常的にされるというのでなければ、十分な性能です。

普通のデスクトップのように邪魔にならないというところがとても良いですし、
このNUCくらいコンパクトで軽ければ携帯も出来そうです。(液晶と電源アダプター等が要るなど手軽ではないですが)




NUCのキットは、昨年(2012年)の冬に開催されたASCIIフェスにも展示があったのですが、
今回改めてみてやはり非常に小さいと思いました。

小型のデスクトップはMac miniのサイズに勝るものはないと思っていましたが、
自作でこんなに小さいPCが作れてしまうとは画期的&面白いです。

この小ささに釣られて購入してしまう方はいるのではないでしょうか。

なお、Diginnos Mini NUCは完成品の為、自分でキットやパーツを揃えて自作するよりも当然価格は高めで、
今回掲載のDiginnos Mini NUC-GLが59,980円(税込)~、Thunderboltを搭載するDiginnos Mini NUC-TBは 62,979(税込)~。
※価格は2013年1月24日確認

自作できる方にとってはやや高く感じられるかもしれませんが、そのまますぐに使えてしまうというところはお手軽。(少々高くても、面倒な作業はしたくないというユーザーは少なからずいます)

邪魔にならないPCが欲しいという方はチェックして見てはいかがでしょうか。