Alienware X51で幾つかのベンチマークテストを行ってみました。

掲載のモデルはCore i7-3770 や8GBのメモリ、GeForce GTX 660を搭載した上位構成のモデル。
提供される構成は時期によって変化しますが、2012年12月27日時点では最も性能が高いと思われるモデルです。

さすがにゲーム向けのモデルだけあり、ベンチのスコアはかなり高め。
記事では実際のパフォーマンス以外に、高負荷時の筐体内部の温度や消費電力等の測定結果も掲載しています。

Alienware X51の性能に興味をお持ちの方は、是非記事をご覧下さい。

掲載製品の公式ページはこちら: Alienware X51


【Alienware X51 構成・ベンチマーク結果】

まず最初に、掲載しているAlienware X51の構成をチェックします。

【Alienware X51 の主な構成】

OS Windows 7 Home Premium SP1 64bit
プロセッサ Core i7-3770(3.40GHz/TB時最大3.9GHz)
チップセット H61 Express
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 660(1.5GB/GDDR5)
メモリ 8GB(4GB×2/PC3-12800 DDR3 /最大16GB)
ストレージ 1TB HDD(7200rpm/Western Digital製)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
無線機能 Dell Wireless 1502 802.11 b/g/n
電源 330W(電源アダプター)
サイズ 95×318×318.5~343(幅×奥行き×高さ/mm)
重量 約5.49kg(カスタマイズ前の重量)
カラー マットステルスブラック

※以下に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2012年12月27日時点のものです。

掲載モデルの構成は、現時点では「ALIENWARE X51 プラチナ」という最上位のモデルにあたります。
今回のモデルにはWindows 7が搭載されていますが、Windows 8搭載のモデルも勿論選択が可能です。

ALIENWARE は登場した当時(2012年1月)はSandyBridgeを搭載していたのですが、その頃とは内容が変わり、
プロセッサはIvyBridge、GPUは最大でGTX 660が搭載可能となるなどゲーム向けとしては魅力的な内容の製品となっています。

唯一気になる点として、HDDの構成であるためにマシンの起動等はあまり早くはないのですが、
ゲーム用として使う事を想定する製品ですので、このような仕様となっているのでしょう。

速度がちょっと・・という方は自分で換装等を行う事になりますが(現時点ではSSDは提供されていない為)、
内部の構造上、HDDからSSDへの換装は簡単に行えると思います。


具体的な価格については公式サイトの製品ページでご確認いただきたいのですが、
ALIENWAREシリーズにしてはかなりリーズナブルな価格で提供されています。

下位モデルの構成だと出来るゲームに制限がありそうですが、これまでALIENWAREが対象としていたユーザー層以外のユーザーにとっても、気軽に導入できるゲーミングPCであることに違いないでしょう。




以下、上記構成のAlienware X51のベンチマーク結果です。

【Win エクスペリエンス・インデックス】

プロセッサ 7.7
メモリ 7.8
グラフィックス 7.9
ゲーム用グラフィックス 7.9
プライマリ ハードディスク 5.9

Windows 7搭載のマシンですので、エクスペリエンス・インデックスの最高値は7.9となります。
同じ構成でWindows 8搭載であれば、上記とはスコアは変わってくると思われます。



【CrystalDiskMark】

Seq 128.8128.3
512K 46.2668.69
4K 0.6321.130
4K QD32 1.2771.036

数値は左がRead、右がWrite

今回のマシンに搭載されているHDDは、
Western Digital製のWD10EALX-759BA1という1TBのディスク。

回転数は7200rpmで、実際の速度はHDDとしては普通かやや早いくらいです。

上にも書いたとおり、今回掲載のAlienware X51はかなりパフォーマンスの高い構成のモデルですが、
OSやアプリケーションの起動等は余り早くはないです。

とはいえ、ゲームをプレイするにあたっては全く支障はないです。
HDDの速度が我慢できない方は、今のところはSSDに換装するしかないでしょう。



【CrystalMark 2004R3】

Mark ・・・ 312690
ALU ・・・ 83000
FPU ・・・ 68994
MEM ・・・ 65530
HDD ・・・ 13096
GDI ・・・ 21449
D2D ・・・ 24426
OGL ・・・ 36195



【3DMark06】

3DMark score ・・・ 26813
SM 2.0 Score ・・・ 10480
SM 3.0 Score ・・・ 12926
CPU Score ・・・ 7279



【3DMark11】

3DMark score ・・・ P6481
Graphics Score ・・・ 6257 (4種のGraphicsテスト)
Physics Score ・・・ 9367 (CPUベースの物理演算)
Combined Score ・・・ 5434 (GPUとCPUの両方へ同時に負荷をかけるテスト)



【モンスターハンターフロンティア 大討伐】

左:1360×768 / 右:1920×1080

1360×768 ・・・ 19947~20363
1920×1080 ・・・ 11505~11529



【デビル メイ クライ 4】

1360×768

1920×1080

【1360×768】
平均fps ・・・ 223.81~483.38
RANK ・・・ S

【1920×1080】
平均fps ・・・ 165.24~298.47
RANK ・・・ S



【ファンタシースターオンライン2 】

左:1360×768 / 右:1920×1080

1360×768 ・・・ 32469
1920×1080 ・・・ 7677

~2000 処理負荷によっては動作が重くなる
2001~5000 標準的な動作が見込める
5001~ 快適に動作

さすがに、CPUもグラフィックの性能も高いです。
負荷の高いPCゲームも快適に行えるでしょう。

ハイエンドを極めたいとか、拡張性が欲しいなどという場合、
Alienware X51ではまかなえない部分もあるのかもしれませんが(Aurora の方が適している)、
そうでない場合、わざわざ大きな筐体のゲーミングPCを選ばなくともAlienware X51で十分事足りると思います。




次に、Alienware X51の消費電力の測定結果です。
以下はアイドル時の消費電力、ベンチマーク実行時(デビルメイクライ4)の消費電力の測定結果です。

アイドル時 ・・・ 50W
ベンチマーク実行時 ・・・ 173W

※実際の値は若干上下する為、平均と思われる値を掲載しています

消費電力は高めですが、構成なりの数字だと思います。




次に、Alienware X51の筐体内のパーツの温度です。
アイドル時とベンチマーク実行時(デビルメイクライ4)の温度を測定してみました。

※ベンチマーク実行時の温度は、デビルメイクライ4を20分間実行させた後に測定した温度です。

この製品は非常にコンパクトな筐体が採用されており、中に入っているパーツの内容を考えると
温度は上昇しやすいのではないかと思っていましたが、実際の温度はそれ程たいした事はなく・・

冷却が上手く考えられているのだと思います。
高負荷時はそれなりに温度が上がりますが、一般的なPC並みです。




【Alienware X51でゲームをしてみる】

Alienware X51で実際にゲームをしてみました。
(といっても現在、家にはそれ程高負荷なゲームはないのですが)

・・色々遊んでみました。(カーレース系のゲームは苦手)


構成を考えるとわかるように、性能に関しては高負荷なゲームも快適に行えると思います。

個人的には、一般的なゲーム機のサイズで負荷の高いゲームもプレイできるという所が魅力です。
ゲーム機は場所を取らないという所が長所ですが、大画面でプレイするとなると画質は余り良くないです。

PCでゲームをされる方はフルHDの液晶を使われる方が殆どですが、同じフルHDの画面を用いる場合でも、
ゲーミングPCの方が一般的なゲーム機よりも高い解像度でのプレイが可能となります。(一般的なゲーム機は若干荒くなる)

それに加えて、描画性能なども構成によってはPCの方が高性能にする事が出来るため、
一般的なゲーム機よりもPCの方がより快適にプレイできるというメリットがあります。(FPSのようなゲームは特に)

最近はグラフィックの美しいゲームが多いため、グラフィックを観るのが好きな方は
一般的なゲーム機よりもPCでプレイする楽しみはより大きいといえるでしょう。


巨大なマシンを部屋に設置するのは難しい、インテリア的にちょっと・・など、
ゲーミングデスクトップに抵抗のある方もおられると思いますが、そういった設置スペース等の関係で
一般的なゲーム機で留まっていたという方に、Alienware X51はおすすめのマシンだと言えます。

他のゲーミングPCのように見た目に圧迫感がないので、
ゲーム好きな女性(最近多いのではないでしょうか)にも最適です。



Alienware X51の性能面については以上となります。

今回は上位構成のモデルを用いましたが、他にも幾つかの構成を持つモデルが提供されており、
より用途にあった製品を選ぶ事ができるようになっています。

興味をお持ちの方は、公式サイトで構成や価格をチェックしてみてください。