HP Recovery Managerでリカバリディスクを作成(HP SpectreXT 13-2100)
HP SpectreXT 13-2100に標準で搭載されているソフトウェア「HP Recovery Manager」を使用し、
リカバリディスクを作成しました。
HPの製品には、システムのリカバリを行うためのディスクが標準では添付されていません。
リカバリディスクが無くても、予め用意されているDtoD(Disk to Disk)機能を使用してリカバリ等の作業を行うことが出来ますが、
万が一HDD等にトラブルが生じマシンが起動しなくなってしまった場合、リカバリを行うことが出来なくなってしまいます。
そのため、購入した製品にリカバリディスクが添付されていない場合、出来るだけ早いうちにリカバリディスクを作成するか、
もしくはオプションでリカバリディスクを購入しておく事が望ましいといえます。
今回のHP SpectreXT 13-2100には、「HP Recovery Manager」というバックアップ&リカバリツールが標準で搭載されており、
そのツールを使ってリカバリディスクの作成を行うことが出来ます。
というわけで、そのソフトウェアを使用してリカバリディスクを作成する手順を簡単に掲載してみました。
【HP SpectreXT 13-2100 レビュー記事目次】
・本体と標準ACアダプター 及びスリムACアダプターの重量測定
・HP SpectreXT 13-2100の構成とベンチマーク結果
・HP Recovery Managerでリカバリディスクを作成する
【HP Recovery Managerでリカバリディスクを作成する】
まず、ソフトウェアを起動させます。
今回使用するのは、「HP Recovery Manager」の機能の一つである「HP Recovery Media Creation」。
起動させるのは「HP Recovery Manager」でも「HP Recovery Media Creation」でもOKです。
「HP Recovery Manager」を起動→「リカバリメディアの作成」を選択するか、
「HP Recovery Media Creation」を直接起動させると、以下のような画面が表示されます。
「リカバリメディアは1セットしか作成できません」という注意書きが表示されるので、
「同意します」のチェックボックスにチェックを入れ、「続行」をクリック。
メディアの挿入を促されるので、表示されたいずれかのメディアを挿入します。
なお、今回はCD-ROMを使用しますが、このHP SpectreXT 13-2100には光学ドライブが搭載されていないため、
外付けのドライブを接続してからディスクを挿入します。
ディスクを挿入すると、挿入したメディアが強調表示されます。
「強調表示されているメディアで続行しますか?」と尋ねられるので、
続行してよければ「はい」をクリックします。
すると、すぐにリカバリディスクの作成が開始されます。
1枚目のリカバリディスクの作成が完了しました。
ディスクを取り出し、2枚目のディスクを挿入してさらに作成を続行します。
作成したディスクには、後から見てわかるように機種やディスクの順番を書き込んでおきます。
その後は、同じ作業を繰り返します。
今回のリカバリメディアの作成には全部で4枚のディスクを必要としますので、
4回同じ作業を繰り返す事になります。
2枚目作成完了
3枚目作成完了
4枚目作成完了
これでリカバリディスクの作成は完了です。
全部終えるまでに、約1時間半かかりました。
今回、リカバリディスクを作成するのに4枚のディスクを使用しましたが、
マシンの環境によって作成する枚数はそれぞれ異なります。
作成する際はあらかじめリカバリディスク作成の画面でディスクの枚数を確認しておくか、
多めに用意しておくと良いでしょう。
なお、今回の製品だけではなく、他のHPの個人向け製品でも大体同じような流れで
リカバリディスクの作成が行えると思いますので、作成の際の参考にしていただく事ができると思います。
(といっても、ウィザードに従って作成するだけなので非常に簡単です。)
リカバリディスク作成については以上です。
次記事では、スリムACアダプターについて掲載します。