LIFEBOOK AHシリーズ WA2/J でベンチマークテストを行ってみました。

掲載のLIFEBOOK AHシリーズは、WA2/JというWEB MART限定のカスタムメイドモデル。
Core i5-3210MやCore i7-3632QMを選択可能な、比較的ハイスペックな構成を持つノートPCです。

今回のモデルは、プロセッサにCore i7-3632QMや8GBのメモリを搭載した
WA2/Jの中でも上位にあたるモデルで、パフォーマンスはかなり高め。

パフォーマンスが高いとはいってもゲーム向けとまではいきませんが、
ゲームのような負荷の高いプログラムでなければ大抵の事は快適にこなせる能力を持っています。

今回は、そんなLIFEBOOK AHシリーズ WA2/J の構成や実際の性能面に詳しく触れてみました。
AHシリーズ WA2/Jの性能に興味をお持ちの方は、是非記事をご覧下さい。

掲載製品の公式ページはこちら: LIFEBOOK AH


【LIFEBOOK AHシリーズ WA2/J のベンチマーク結果】

まず最初に、掲載している LIFEBOOK AHシリーズ WA2/J の主な構成を掲載します。

【LIFEBOOK AHシリーズ WA2/Jの主な構成】

OS Windows 8 64bit
プロセッサ Core i7-3632QM(2.20GHz/TB時最大3.20GHz)
チップセット HM76 Express
グラフィックス HD グラフィックス4000(CPU内蔵)
メモリ 8GB(4GB×2/PC3-12800 DDR3 SDRAM/最大16GB)
ストレージ 1TB HDD(Western Digital製/5400rpm)
光学ドライブ Blu-ray Discドライブ(BDXL対応)
ディスプレイ 15.6型ワイドHD(1366×768)、光沢あり(フルフラットファインパネル)
無線機能 IEEE 802.11a/b/g/n、Bluetooth v4.0
バッテリ 駆動時間:約7.0時間
サイズ 374.4×249.7×16.4~25.5(幅×奥行き×高さ/mm)
重量 約2.4kg

※以下に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2012年12月18日時点のものです。

掲載モデルの構成は上記の通りです。

特徴としてはCore i7-3632QMや8GBのメモリを搭載しており、比較的ハイスペックな構成であること、
またストレージはHDDではありますが、容量がかなり大きめである事などがあげられます。

個人的にはSSDの選択肢があればなお良かったと思いますが、
容量の大きなHDDを選択できるというのは、PCで写真や動画等の大きなデータを扱う場合などに便利です。

あと、今回のモデルは1366×768ドットの液晶を搭載していますが、
カスタマイズでフルHDの液晶や、フルHDのIPS液晶を搭載できるようになっている部分も見逃せません。

特にIPS液晶を選択すると筐体の厚みが薄く、重量も軽量化されます。

この製品をモバイル用として購入される方はいないと思いますが、
IPS液晶の選択は、より薄く軽いノートPCが欲しいという方にも向くカスタマイズです。

ただしフルHD液晶搭載時は、低解像度の液晶を搭載したときよりもバッテリー駆動時間は短くなります。
(掲載モデルの構成の場合、低解像度液晶選択時は約7.0時間、IPS液晶選択時は約5.8時間の駆動時間/公称値です)


なお、今回のLIFEBOOK AHシリーズ の最上位モデルとして、WA3/Jというモデルがラインアップされています。

WA3/J は WA2/Jと構成が似てはいますが、デジタル3波対応のチューナーや IPS液晶、
スロットインタイプのブルーレイディスクドライブが標準で搭載されており、
WA2/Jとはまた毛色の異なるマシンだといえます。

テレビ機能の搭載されたLIFEBOOK AHが欲しいという方は、WA3/Jを選択されると良いでしょう。




以下、掲載しているLIFEBOOK AHシリーズ WA2/J のベンチマーク結果です。

【Win エクスペリエンス・インデックス】

プロセッサ 7.7
メモリ 7.8
グラフィックス 6.5
ゲーム用グラフィックス 6.5
プライマリ ハードディスク 5.9

プロセッサ及びメモリのスコアがとても高いです。
一方でHDD搭載の構成であるため、プライマリ ハードディスクは5.9と普通。



【CrystalDiskMark】

Seq 115.5113.2
512K 41.1163.82
4K 0.5411.333
4K QD32 1.4321.427

数値は左がRead、右がWrite

ディスクのパフォーマンスです。

今回のモデルにはWestern Digital製の「WDC WD10JPVT-16A1YT0」というHDDが搭載されています。
容量は1TBで回転数は5400rpm。

スコアはHDDとしては早くも遅くも無く普通。

前にも書きましたが、個人的にはカスタマイズにSSDの選択肢があれば非常に魅力だと感じるのですが、
LIFEBOOK AHシリーズ WA2/Jには今のところ(2012年12月18日時点)SSDの構成はありません。

プロセッサやメモリ等、他の性能がとても良いので余計に惜しいと思ってしまうのですが、
どちらかというと速度よりも容量を重視した結果の構成なのだと思います。



【3DMark06】

3DMark score ・・・ 7189
SM 2.0 Score ・・・ 2274
SM 3.0 Score ・・・ 3027
CPU Score ・・・ 5543



【3DMark11】

3DMark score ・・・ P741
Graphics Score ・・・ 635 (4種のGraphicsテスト)
Physics Score ・・・ 5572 (CPUベースの物理演算)
Combined Score ・・・ 710 (GPUとCPUの両方へ同時に負荷をかけるテスト)



【モンスターハンターフロンティア 大討伐】

1360×768

1360×768 ・・・ 3033~3064



【デビル メイ クライ 4】

1360×768

【1360×768】
平均fps ・・・ 44.05~80.58
RANK ・・・ B



【ファンタシースターオンライン2 】

1360×768

1360×768 ・・・ 990

~2000 処理負荷によっては動作が重くなる
2001~5000 標準的な動作が見込める
5001~ 快適に動作



【FINAL FANTASY XIV】

左がLOW 右がHIGH

LOW ・・・ 1463
HIGH ・・・ 729

グラフィック性能はゲームが出来るほどではありませんが、
軽い負荷のゲーム程度であれば普通にプレイできるくらいのパフォーマンスはあります。

UltraBookなどと違い、LIFEBOOK AHシリーズ WA2/Jには標準電圧版のプロセッサが搭載されているため、
プロセッサの性能だけでなく、内蔵グラフィックスの性能も若干高めだと感じます。

日常的な作業をはじめ、動画のエンコード等においても快適に出来る性能です。




次に、LIFEBOOK AHシリーズ WA2/Jの消費電力を測定してみました。
アイドル時の消費電力と、ベンチマーク(デビルメイクライ4)を実行した際の消費電力です。

アイドル時 ・・・ 13W
ベンチマーク実行時 ・・・ 45W

※実際の値は若干上下する為、平均と思われる値を掲載しています

低電圧版のプロセッサを搭載したマシンよりも僅かに消費電力が高めですが、普通です。




続いてLIFEBOOK AHシリーズ WA2/Jの筐体内の各パーツの温度を測定してみました。
以下、アイドル時とベンチマーク(デビルメイクライ4)実行時の温度です。

なお、ベンチマーク実行時の温度は、ベンチマークを20分程度実行した後に測定しています。

ベンチマーク実行時の温度はやや高めになります。
といっても気にするほどではありません。




同時に、負荷をかけた際の筐体の表面温度も測定してみました。
ベンチマーク(デビルメイクライ4)を20分程度実行した後の表面温度です。

負荷をかけると左側のパームレストの温度が上昇しやすいようです。

今の季節(冬)は気になりませんが、夏場などに高負荷な作業をされる場合、
多少パームレストの温度が気になる事はあるかもしれません。

ただしこれは負荷をかけた場合の温度ですので、
日ごろから軽い作業しかされない場合はこの通りではありません。




最後は、LIFEBOOK AHシリーズ WA2/J のバッテリー駆動時間の測定結果です。
駆動時間の測定に使用したのはbbench、設定はストロークが10秒毎でインターネットへのアクセスが60秒毎。

画面の輝度は、最大値の半分程度の明るさまで下げて測定しています。

バッテリーの電力残量が100%の状態から、10%の状態になるまでの時間は15801秒。
約4.4時間(4.3891666666…)ものバッテリー駆動が可能だという結果です。
(0%まで電力を使い切ったとしたら、大体5時間)

今回のモデルの構成でのバッテリー駆動時間の公称値は約7.0時間(IPS液晶を搭載した場合は約5.8時間)
とのことでしたので、それに比べると駆動時間は短めです。

ただ、このサイズのノートをモバイルされる方はいないでしょうから、
バッテリー駆動時間についてはあまり気にする必要はないと思います。

仮にバッテリーのみで駆動させる場面があったとしても、
4時間半~5時間ほど持つのであれば十分に使い物になるでしょう。





LIFEBOOK AHシリーズ WA2/J の性能面については以上となります。

途中にも書いたように、SSDの構成が無いのは個人的に残念に感じる部分ですが、
パフォーマンスはかなり良いと思います。

SSDはなくとも大容量のHDDを選択できるため、写真や動画等のデータを多く扱われる方に便利。
今回のモデルの性能であれば、写真や動画等の編集も快適に行えるでしょう。


LIFEBOOK AHシリーズ WA2/Jの記事はもう少し続きます。
製品に興味をお持ちの方は次記事もご覧いただければと思います。