XPS 12 Ultrabookのレビューの続きです。
(前→XPS 12 Ultrabook レビュー 回転式ディスプレイ搭載の12.5型フルHDノートを使ってみる

今回の記事ではXPS 12 Ultrabook で行った、幾つかのベンチマークテストの結果を掲載してみました。

最近のUltraBookというと似た構成の製品が多いですが、このXPS 12 Ultrabookもそれに漏れず
標準的なUltrabookの構成を持ち合わせています。

12.5型の製品にしては珍しく フルHD液晶を搭載している部分は他の製品と異なりますが、
性能に関しては標準的なUltrabookといった感じの内容で、パフォーマンスはとても快適。

今回はそういった性能面に加え、実際の消費電力やバッテリー駆動時間の測定結果なども掲載してみました。
興味をお持ちの方は記事に目を通してみてください。

掲載製品の公式ページはこちら: XPS 12 Ultrabook



【XPS 12 Ultrabook 構成と性能をチェック】

まずは、今回記事に掲載しているモデルの主な構成について解説します。

なお、掲載の製品と実際に販売されているモデルとでは内容が異なる場合があります。
予めご了承ください。

【XPS 12 Ultrabook の主な構成】

OS Windows 8 64bit
プロセッサ Core i5-3317U(1.70GHz/TB時最大2.60GHz/TPM搭載)
チップセット QS77 Express
グラフィックス HD グラフィックス4000(CPU内蔵)
メモリ 4GB(2GB×2/DDR3/最大8GB)
ストレージ 128GB SSD(サムスン製/6.0Gb/s対応)
ディスプレイ 12.5型ワイドフルHD(1920×1080)、タッチ機能付き、光沢あり
無線機能 Centrino Advanced-N 6235、Bluetooth v4.0
バッテリ 6セルバッテリー(駆動時間:不明/実測値は後ほど掲載)
サイズ 317.3×215.4×15~20.0(幅×奥行き×高さ/mm/6セルバッテリー搭載時)
重量 約1.52kg(6セルバッテリー搭載時)

※上記の構成と販売されているモデルの構成とでは内容が異なる場合があります。
最新の構成や価格に関してはデル公式サイトの製品ページでご確認ください。

掲載している XPS 12 Ultrabook の主な構成は上記の通りです。

冒頭でも述べたように、Core i5-3317U、4GBメモリ、128GBのSSD・・と、
最近の製品としては標準的なUltraBookの構成が採用されています。

この構成であれば、日常的な作業に関しては申し分ないパフォーマンスを発揮できるでしょう。
動画の編集等といった、多少処理の重い作業もそれなりに快適に行えると思います。

性能面や操作性の良さなどを考慮すると、コストパフォーマンスは良いです。

ハイブリッドタイプのノートPCは結構価格が高めに設定されているものが多いですが、
それらの中で考えるとXPS 12は同じ内容でも価格は安め。

デスクトップ画面をメインに利用するユーザにとって、
液晶がフルHDであったりする所は賛否両論あるかもしれませんが、私的には悪くないです。
解像度が高いだけでなく、明るくとても綺麗な液晶です。

重量が12.5型にしてはやや重めかと思いますが、
キーボード分離型でないハイブリッドマシンの中では重いほうではありません。

総合的に考えて、ハイブリッドタイプの製品をお探しの方には魅力に映る製品だと思います。

なお、XPS 12 Ultrabook ではより上位の構成を持つモデルも提供されており、
より高スペックな製品をお求めのユーザーにも対応可能です。




上記構成のXPS 12 Ultrabookで行った、幾つかのベンチマーク結果を見ていきます。

【Win エクスペリエンス・インデックス】

プロセッサ 6.9
メモリ 5.9
グラフィックス 5.4
ゲーム用グラフィックス 6.3
プライマリ ハードディスク 8.1



【CrystalDiskMark】

Seq 444.3260.3
512K 293.1178.3
4K 15.3538.07
4K QD32 272.9100.3

数値は左がRead、右がWrite

ディスクがとても高速。

今回のモデルのSSDには、サムスン製のPM830 mSATAが採用されています。
もちろんこの数値ですから、6.0Gb/s対応です。

実際の使用においても、アプリケーションの起動や処理等がとても高速。
快適に作業できます。



【3DMark06】

3DMark score ・・・ 4579
SM 2.0 Score ・・・ 1503
SM 3.0 Score ・・・ 1924
CPU Score ・・・ 3006



【3DMark11】

3DMark score ・・・ P604
Graphics Score ・・・ 523 (4種のGraphicsテスト)
Physics Score ・・・ 2827 (CPUベースの物理演算)
Combined Score ・・・ 596 (GPUとCPUの両方へ同時に負荷をかけるテスト)



【モンスターハンターフロンティア 大討伐】

左:1360×768 / 右:1920×1080

1360×768 ・・・ 1984~1993
1920×1080 ・・・ 1149~1154



【デビル メイ クライ 4】

1360×768

1920×1080

【1360×768】
平均fps ・・・ 32.10~55.41
RANK ・・・ C

【1920×1080】
平均fps ・・・ 20.40~31.99
RANK ・・・ D



【ファンタシースターオンライン2 】

左:1360×768 / 右:1920×1080

1360×768 ・・・ 495
1920×1080 ・・・ 225

~2000 処理負荷によっては動作が重くなる
2001~5000 標準的な動作が見込める
5001~ 快適に動作



【FINAL FANTASY XIV】

左がLOW 右がHIGH

LOW ・・・ 1017
HIGH ・・・ 529


グラフィック性能は、軽~中程度(処理負荷が)のゲームが出来るくらい。
ネットや文書の作成、動画閲覧や編集等に関しては、快適に行える性能を持っています。

掲載モデルは下位構成のモデルにあたりますが(2012年11月28日時点では)、
その構成でも十分にパフォーマンスは良いです。

一昔前のPCならばともかく、最近のCPUやSSDを搭載する構成の製品であれば、
性能面でストレスを感じるような事はまずないと思います。




次に、XPS 12 Ultrabookの消費電力について。
アイドル時の消費電力、およびデビルメイクライ4(ベンチ)を実行したときの消費電力をそれぞれ掲載しています。

アイドル時 ・・・ 8W
ベンチマーク実行時 ・・・ 30W

※実際の値は若干上下する為、平均と思われる値を掲載しています

消費電力は高くはないですが、ベンチマーク実行時の数値が
低電圧版のCPU&内蔵グラフィックス構成のノートとしてはやや高め。

フルHDの液晶を搭載しているからでしょうか。
といっても、気にするほど高いわけではありません。




続いてXPS 12 UltrabookのCPU温度です。

これまで温度測定にはHWMonitorを使用していましたが、
今回正常に測定できなかったため、Open Hardware Monitorをというソフトウェアを使用しています。

温度は、アイドル時とベンチマーク実行時(デビルメイクライ4)のものです。
ベンチマーク実行時の温度は、ベンチマークを20分程度実行させた後に測定したものとなります。

マシンに負荷をかけた時の温度は低くはないですが、気にする程ではありません。




続いてマシンに負荷をかけた際の、筐体の表面温度を測定してみました。
以下の温度は、ベンチマークを20分程度実行させた後に測定したものです。

パームレストやキーボード左右の温度はそれ程高くはなりませんでした。
ノートPCスタイルで利用する場合、快適に作業できるでしょう。

一方で排気口近くの温度は40度弱。

決して高温ではありませんが、タブレットスタイルで利用する場合、
若干気になる事はあるかもしれません。




最後に、XPS 12 Ultrabookのバッテリー駆動時間の測定結果です。

使用したソフトウェアはbbench。
設定はストロークが10秒毎、インターネットへのアクセスが60秒毎。

画面の輝度は設定の半分程度まで下げてあります。

バッテリーの電力残量が100%から6%の状態になるまでの時間は24584秒。
約6.8(6.828888888…)時間というバッテリー駆動時間となりました。

大まかに考えて、電源に接続しない状態だと大体7時間程度持つことになります。
1日中携帯する場合であっても、7時間持てば十分ではないかと思います。



XPS 12 Ultrabook性能面については以上です。
結果を総合してみて、性能面では全く問題はないといえるでしょう。

記事はもう少し続きます。製品に興味をお持ちの方は次記事もご覧下さい。