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富士通が販売する2012年秋冬モデル、FMV STYLISTIC QH77/Jの展示機レビューです。

STYLISTIC QH は、キーボード着脱式の2スタイルで利用する事ができるタブレットPC。2012年10月末に発売開始されたばかりのWindows 8搭載機です。

今回は、量販店向け(※カタログモデルと呼びます)に販売されているQH77/Jに触れる機会をもてたため、簡単な解説と実機の写真を掲載したいと思います。

なお、この製品については実機を用い、後日詳しくレビューする予定です。





STYLISTIC QHのディスプレイには、IPS方式の11.6型ワイドHD(1366×768)非光沢液晶を搭載しています。
マルチタッチ操作に対応する他、付属のスタイラスペンを使っての入力を行うことが可能です。

IPSなので発色が鮮やかで明るく、非光沢であるために画面がとてもみやすいです。


筐体(キーボード・ドッキングステーションに設置時)のサイズは幅302mm、奥行き203mm、高さ26.1mmで、重量は約1.70kg。

11.6型のノートPCとして考えると、約1.7kgの重量ははっきりいって重いと思うのですが、
タブレット単体での重量は約850gと軽量です。

この製品を購入するユーザーが、わざわざキーボードをドッキングさせた状態のSTYLISTIC QHを持ち運ぶとは思えない(※)ので、ノートPCスタイル時の重量はそれ程気にしなくて良いと思います。

※ノートPCの状態で持ち運ぶのであれば、初めからもっと軽い11.6型のノートPCを購入すると思うので。といっても、ノートPCの状態でも持ち運べない重さではないです。




デザインはとてもシンプル。




タブレットをキーボード・ドッキングステーションから取り外した状態。
キーボードとタブレットは、ヒンジの左寄りの部分にあるスイッチをスライドさせるだけで簡単に取り外しが行えます。




画面の抜き差しに対する耐久性を高めたり、やや重めの液晶を支える為なのか、ヒンジ部分はかなりしっかりとした作り。


なお、タブレット単体でのバッテリー駆動時間の公称値は4.8時間、
キーボード・ドッキングステーションに接続時、約10.7時間もの駆動が可能となっています。

電源アダプター非接続時、タブレットをキーボード・ドッキングステーションに接続すると、
キーボード側のバッテリーから本体のバッテリーへと充電が行えるのだそう。





タブレット側のインターフェースは・・

左側面にはUSB3.0、SDカードスロット、電源コネクター。




下側面の左右にはスピーカー、中央にキーボード・ドッキングステーションへの接続コネクター。




右側面にはUSB2.0、HDMI、電源、音量ボタン、回転ロックボタン、無線LANのオンオフスイッチ、マイク入力、ヘッドフォン出力、ペンの紐を取り付けるための穴を配置。




背面には約500万画素のウェブカメラと指紋センサー。
液晶前面には約92万画素のウェブカメラが搭載されています。




付属のスタイラスペン。
反応良くとても書きやすいです。





キーボード・ドッキングステーションの様子は・・

キーボードはアイソレーションタイプ。
打鍵感は普通。カーソルキーが小さく、配置的にやや打ち難いと感じますが、慣れればどうって事はないと思います。




タッチパッドはボタン分離型。
ここは結構使いやすいです。ボタンが柔らかめな所が良いと思います。

なお、キーボード・ドッキングステーションの側面のインターフェースの写真は撮り忘れてしまったのですが、後日実機を用いてより詳しいレビューを掲載します。





次にSTYLISTIC QHの性能面について簡単に触れます。
今回掲載のマシンは、量販店で取り扱われるカタログモデルの「FMV STYLISTIC QH77/J」。

OSにはWindows 8(64bit)を搭載、プロセッサはCore i5-3427U(1.8GHz~2.8GHz)、4GBメモリ、64GB SSD、グラフィックスはCPU内蔵のHDグラフィックス4000という内容となります。

量販店向けは固定仕様となりますが、直販向けのカスタムメイドモデルにおいては i5-3427Uやi3-3217U、SSDの容量、キーボード・ドッキングステーションや外付けDVDドライブ、Office の有無などが選択できるようになっています。

量販店モデルは容量がやや心許ない感じがするので、
個人的には色々と選択できる直販のカスタムメイドモデルの方が良いと思っています。

UltraBookのようなスペックなので、同じようなパフォーマンスを発揮する事が出来ます。
ディスクの速度もかなり高速です。

重いアプリケーション等の使用時はまた違ってくるのかもしれませんが、普通に触っている分にはとても快適。
ノートPCだと思うと珍しくはない性能ですが、タブレットだと考えるととても高パフォーマンスです。


なお、富士通の2012年秋冬モデルとして上記のSTYLISTIC QH以外にもう一つ、
「ARROWS Tab Wi-Fi QH」というタブレットがラインアップされています。

こちらはタブレット単体で利用する製品で、キーボード等は用意されていません。

一応Windows 8を搭載してはいますが、プロセッサにはAtom Z2760を搭載。
画面サイズも10.1型で重量は約574gと軽量です。

以前、Androidを搭載したARROWS Tab Wi-Fiを掲載した事がありますが、今回も同じように防水・防塵に対応するという特徴を持っており、STYLISTIC QHとは全く異なる用途への利用が可能な製品です。

Windowsのアプリケーションが利用できるという部分も良いと思います。





今回は以上となります。

STYLISTIC QHに関しては、後日詳しいレビューを掲載する予定ですので、
製品に興味をお持ちの方はご覧いただければと思います。