dv6-7000のレビュー記事の続きです。
(前記事: HP Pavilion dv6-7000 レビュー フルHDも選べる定番人気の15.6型ノート

今回の記事では、掲載しているdv6-7000の構成やその性能面について触れてみたいと思います。

dv6-7000では、選択するプロセッサによって外部グラフィックスが自動で搭載されるようになっています。

フルHDの液晶を選択することも出来るようになっており、ゲーム向けのマシンとまではいかなくとも、
普段の作業に加えてゲームもしたいという方に適した構成を持つノートPCだといえるでしょう。


というわけで以下には、dv6-7000のベンチマーク結果をはじめ、
消費電力やバッテリー駆動時間の測定結果なども併せて掲載しています。

パフォーマンスは構成によって変化しますが、掲載の内容はdv6-7000の大体の性能を把握する目安にはなると思います。

掲載製品の公式ページはこちら: dv6-7000

【HP Pavilion dv6-7000 記事目次】

dv6-7000 外観とその特徴を解説

dv6-7000 構成の特徴とベンチマーク結果

・後日更新


【dv6-7000 構成の特徴とベンチマーク結果】

最初に、dv6-7000の主な構成とその特徴を解説します。

【HP Pavilion dv6-7000 の主な構成】

OS Windows 7 Home Premium SP1 64bit
プロセッサ Core i7-3610QM(2.3GHz/TB時最大3.3GHz)
チップセット HM77 Express
グラフィックス GeForce GT 650M(2GB)
メモリ 4GB(4GB×1/PC3-12800 DDR3 SO-DIMM/最大16GB)
ストレージ 128GB SSD(Intel SSD 320シリーズ)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
ディスプレイ 15.6型ワイドHD(1366×768)、光沢あり
無線機能 IEEE802.11b/g/n、Bluetooth v4.0
バッテリ 6セルバッテリー(駆動時間:約6時間)
サイズ 378×247×29.4~35(幅×奥行き×高さ/mm/6セルバッテリー搭載時)
重量 約2.5kg(6セルバッテリー搭載時)

※記載の価格や構成は2012年10月10日時点のものです。

上記構成のモデルは、基本構成にややカスタマイズを加えた内容となります。

dv6-7000では選択するプロセッサの内容によってグラフィックスの内容が異なっており、
最小構成のCore i5-3210Mを選択した場合には内蔵のHDグラフィックス4000、Core i7を搭載した場合にはGeForce GT 650Mが搭載されます。

今回はCore i7-3610QMを搭載しているため、グラフィックスにはGeForce GT 650Mを搭載。
その他、メモリ4GBや128GBのSSDなど、性能は比較的高めだと思われる構成です。


今回のモデルで自分が良いと思うのは、フルHDの非光沢液晶を選択できるようになっている部分です。
dv6-7000の構成ではゲーム等をされる方もおり、その場合だと解像度の高い液晶が適しています。

掲載モデルは残念ながらデフォルト(1366×768)の液晶を搭載していますが、選択肢があるというところが良いと思います。

ただ、15.6型でフルHDだと文字がかなり小さくなりますので、逆に使い難いと感じる方もおられるでしょう。
小さい文字が苦手だという方は、デフォルト(1366×768)で搭載されている液晶のほうが良いと思われます。


その他の構成においてもある程度のカスタマイズができるようになっており、
比較的安価である事を思うと悪くない内容です。

dv6-7000は、底面からメモリやHDD等のパーツに簡単にアクセスする事が出来るようになっていますので、
自分でカスタマイズを行える方は購入後、メモリやHDDの換装を行っても良いかもしれません。

ただし、保証が受けられなくなってしまう可能性がありますので注意が必要です。




早速、上記構成のdv6-7000のベンチマーク結果を見ていきます。

なお、このモデルは外部グラフィックスと内蔵グラフィックスを自動で切り替えて利用する
Optimusテクノロジーに対応しています。

Optimusテクノロジーによるグラフィックスの自動切換えには、不必要なときに外部グラフィックスを利用しない事で、
消費電力を節約するなどのメリットがあります。

ですができるだけ正確にスコアの測定を行う為、予め外部グラフィックスを使うように設定できるベンチマークプログラムに関しては、外部グラフィックスが稼働するように設定してベンチマークの測定を行っています。

【Win エクスペリエンス・インデックス】

プロセッサ 7.6
メモリ 5.9
グラフィックス 5.2
ゲーム用グラフィックス 6.7
プライマリ ハードディスク 7.4

全体的に性能は高め。
メモリは容量を増やせばもう少しスコアがあがるのではないかと思います。

SSDが搭載されているため、プライマリ ハードディスクのスコアは高いです。

グラフィックスの値のみ、内蔵グラフィックス(HDグラフィックス4000)のスコアが出ているため、
やや低めの数値となっていますが、実際のマシンの利用では表示されているスコアよりもパフォーマンスは高めです。



【CrystalDiskMark】

Seq 264.2173.3
512K 171.2173.1
4K 20.0136.80
4K QD32 142.2102.9

数値は左がRead、右がWrite

ディスクの速度です。

最近の高速なSSDと比べると少しスコアは落ちますが、それでも十分に早いです。
構成にも記載していますが、今回のdv6-7000にはインテルの320シリーズが搭載されています。



【CrystalMark 2004R3】

Mark ・・・ 246413
ALU ・・・ 70381
FPU ・・・ 58241
MEM ・・・ 36167
HDD ・・・ 30651
GDI ・・・ 15996
D2D ・・・
OGL ・・・ 34977

D2D(2Dグラフィック)のスコアのみ、測定できなかったのでそのまま載せてあります。



【3DMark06】

3DMark score ・・・ 16806
SM 2.0 Score ・・・ 6372
SM 3.0 Score ・・・ 7336
CPU Score ・・・ 6062



【3DMark11】

3DMark score ・・・ P2359
Graphics Score ・・・ 2162 (4種のGraphicsテスト)
Physics Score ・・・ 6627 (CPUベースの物理演算)
Combined Score ・・・ 1842 (GPUとCPUの両方へ同時に負荷をかけるテスト)



【ファンタシースターオンライン2 】

1366×768

1366×768 ・・・ 1154

~2000 処理負荷によっては動作が重くなる
2001~5000 標準的な動作が見込める
5001~ 快適に動作



【FINAL FANTASY XIV】

左がLOW 右がHIGH

LOW ・・・ 2464
HIGH ・・・ 1350




今回、一部のベンチマークプログラムで、
解像度を1024×768より上に変更する事が出来ないという現象が起こりました。

このような現象を見たのは初めてで、変更できない原因が良くわからなかったのですが、
とりあえずグラフィックドライバーの更新とWindows Updateを実行。



が、グラフィックドライバーやWindowsの更新を行った後も、やはり解像度を1024×768以上に変更する事ができず・・。

1024×768以上にできない原因は不明です。

とりあえず、その解像度(1024×768)で測定したベンチマーク結果も一応掲載しておきます。
解像度が低いので比較的高いスコアが出ています。



【モンスターハンターフロンティア 大討伐】

1024×768

1024×768 ・・・ 8544~8573



【デビル メイ クライ 4】

1024×768

【1024×768】
平均fps ・・・ 92.90~205.41
RANK ・・・ S

以上です。
今回掲載のdv6-7000の構成では、軽~中程度くらいまでの負荷のゲームであれば十分にプレイできます。

ゲーム向けのノートやハイスペックなデスクトップPC等のパフォーマンスにはかないませんが、
最初に書いたとおり、日常的な作業に加えてゲームをする事もある・・というような場合に対応可能なノートPCだと思います。




次に、dv6-7000の消費電力について。
アイドル時の消費電力と、ベンチマーク(デビルメイクライ4)実行時の消費電力を測定しています。

アイドル時 ・・・ 10W
ベンチマーク実行時 ・・・ 100W

※実際の値は若干上下する為、平均と思われる値を掲載しています

アイドル時は非常に消費電力は低いですが、ベンチマーク実行時は消費電力は高め。
外部グラフィックカードを搭載しているからでしょう。

アイドル時の消費電力が低いのは、Optimusテクノロジーによって外部グラフィックスが稼働していない為だと思われます。




続いてdv6-7000の筐体内の各パーツの温度です。
アイドル時とベンチマーク(デビルメイクライ4)実行時の温度を測定しています。

ストレージやグラフィックス等の温度は測定できなかったので掲載していません。

ベンチマーク実行時、プロセッサなどの温度がかなり高めになっています。
長時間負荷をかけ続けた場合、最大で100℃近い温度になっているものもあるようです。

普通の使い方では問題ないと思いますが、長時間ゲームなどをされるという場合は、
PCクーラーなどを併用した方が良いかもしれません。

高温が続くとパーツの寿命にも影響しますし、マシンのトラブルにもつながります。




負荷をかけ続けた際の、マシンの表面温度も測定してみました。

測定したのはキーボードの左右とパームレストの左右、そして排気口付近です。
左半分の温度が高めになっており、暑い季節や場所での使用が不快に感じられる事もあるかもしれません。

底面は全体的にもう少し温度が高くなっていると思われますが、
このノートPCを膝などにおいて作業される方はいないでしょうから、その辺は問題ないと思います。




最後に、dv6-7000 のバッテリー駆動時間の測定結果です。
測定にはbbenchを使用、設定はストロークが10秒毎でインターネットへのアクセスが60秒毎。

画面の輝度は中間程度の明るさにまで下げてあります。

バッテリーの電力残量が100%の状態から5%の状態になるまでの時間は、29264秒。
約8.12(8.12888888..)時間ものバッテリー駆動が可能であるようです。

公称値ではバッテリー駆動時間が約6時間とありましたが、
珍しくその値を大幅に上回る結果となりました。

HPのノート製品は比較的バッテリー駆動時間が長いものが多い印象を受けますが、この製品も例外ではないようです。

dv6-7000は屋外を持ち歩きするようなノートPCではないので、バッテリー駆動時間はそれ程重視する部分ではないと思うのですが、短いよりも長いに越した事はありません。バッテリー駆動時間の長さに関しては優秀だといっても良いと思います。




dv6-7000の構成や特徴、性能面については以上となります。

途中で触れたように、解像度を上げる事ができないベンチマークがあった事に関しては未だに原因がわかっていないのですが、それを省けば性能に関しては感触の良いモデルだと思いました。

次記事では、dv6-7000を簡単にまとめてみたいと思いますので、興味をお持ちの方は次記事もご覧いただければと思います。