HP dv4-5000 の外観写真&解説(簡易レビュー) 安価・高性能な14型ノート
日本HPが販売するノートPC、「 dv4-5000 」を簡単にご紹介したいと思います。
このdv4-5000は、インテルの最新プロセッサーIvyBridgeを搭載する14型のノートPC。
HPではホームモバイルノートとされる低価格帯のモデルのひとつで、
低価格でありながらスペックは高く、また長時間の駆動が可能であるなど魅力的なモデルです。
14型というとそうそう持って歩き回れるサイズ(重量約 2.25kg)ではないため、
個人的にはdv4-5000はモバイル・・というカテゴリの製品ではないのですが、
家で使う簡単なノートとしても気軽に購入できる価格帯のノートPCだと思います。
というわけで以下、dv4-5000の外観写真と簡単な解説を掲載してみました。
掲載のモデルはカーマインレッドというカラー。
関係ないですが、自分のiPhone4のケースもこんな感じの色あいです。(もう少しレッドが濃い目ですが)
他にブラックリコリスとリネンホワイトというカラーも提供されていますが、
個人的にはコントラストのはっきりとしたこのカーマインレッドが好みです。
ただ、カラーによって構成が決まってしまっているため、
どのような構成でもカラーを自由に選べるというものではありません。
液晶は14型ワイドHD(1366×768)の光沢。
画面の発色や色合い等はそれほどきれいではありません。
価格なりですが特別見辛いというような事もないです。
dv4-5000の左側面の様子。
左からVGA、HDMI、USB3.0×2、マイク入力、ヘッドフォン出力を搭載。
dv4-5000の右側面。
光学ドライブ、インジケーターランプ、USB2.0、LAN、電源コネクター、セキュリティロックケーブル用のスロット。
LAN端子はカバーに覆われています。
ちなみにこういうタイプのカバーは、すぐに千切れてしまいそうなものもありますが、
dv4-5000の端子のカバーはそのような事はなさそうです。(乱暴に扱わない限りですが)
背面には何もありません。
前面左側に、2in1メディアカードスロットを搭載。
キーボードはアイソレーションタイプのキーボードで、HPではよくあるタイプの配列です。
この配列は右側一列にHomeやPgUpなどのキーが並ぶ事、またカーソルキーの上下ボタンの小ささも気になります。
キーストロークは約1.8mm、キーピッチは縦横とも約19mmとの事で、
キー自体はそれほど打ち難いことはないです。
タッチパッドはHPのノートの中では打ちやすい部類。
ボタンはやや硬めですが、パッド部分は指が引っかかるような事がなく滑りがよいです。
マシンの底面。
底面にはいくつかのパネルが配置されており、HDDやメモリなどにアクセスする事ができるようです。
底面にはHP Triple Bass Reflexというサブウーファーも搭載。
このモデルはBeats Audioに対応しており、ノートにしては音がそこそこよいです。
(Beats Audioは本当に音が良いの?と疑問に思った事がありましたが、このモデルに限らず、Beats Audioをオフにした状態とオンにした状態とでは明らかに音が違います)
といってもいつも書いているように、所詮はノートのスピーカーなので知れています。
専用のヘッドフォンで聴いてみましたが、通常のノートとの違いは聞き比べてみないとわかりません。
最後にエクスペリエンスインデックスの値です。
今回触れたモデルの主な構成はプロセッサがCore i7-3612QM(2.10GHz~最大3.10GHz)、4GBメモリ、
750GB HDD(7200rpm)&32GB SSD、GT630M(2GB)という内容。
オフィスを搭載したパフォーマンス・オフィスモデルという製品で、
価格は現時点(2012年7月11日)で¥93,450 (税込)~。
一応、現在送料の3,150円が無料となっているようで、購入にかかる費用は製品価格そのままとなります。
(ただいつまで無料なのかは不明)
以下、エクスペリエンスインデックスのスコアです。
【Win エクスペリエンス・インデックス】
プロセッサ 7.5
メモリ 5.9
グラフィックス 5.3
ゲーム用グラフィックス 6.7
プライマリ ハードディスク 5.9
Core i7を搭載しているだけあり、CPUパフォーマンスは高め。
グラフィック性能に関してですが、このモデルはOptimus機能(簡単にいうとグラフィックス切り替え機能)
によって、搭載されている外部グラフィックスのGT630Mが自動でオンオフされるようになっています。
なので本来ならばグラフィックスのスコアはもう少し高いものになると思われるのですが、
表示のスコアは内蔵グラフィックスのものとなります。
あとプライマリハードディスクの値はHDDのもので、程々いう感じのスコアにしか見えないのですが、
このモデルにはキャッシュ用として32GBのmSATA SSDが搭載されており、
実際のパフォーマンスはスコア以上に良いです。
SSDを載せた構成程ではありませんが、作業内容によってはかなり処理速度が上がると思われます。
なお、今回掲載したdv4-5000は最上位モデルにあたるため、9万円超えとそれほど安価ではありません。
(内容的にはオフィスを搭載してこの価格は安いと思うのですが)
ですが、下は Core i5-3210Mを搭載して4万円台という価格から販売されており、
安価でそこそこ性能の高いノートをお探しの方には良い製品だと思います。
ただ、構成に柔軟性がない部分が残念。
私的には、モバイル用として利用するのでなければdv6のようなモデルの方が魅力的に思えますが、
デザインはどちらかというと地味なdv6よりも良いと感じます。
(が、私はデザイン重視ではないので、買うとしたらdv6かdv7を買います)
dv4-5000については以上となります。
製品に興味をお持ちの方は、公式サイトの製品ページをチェックしてみてください。