HP Omni 220のレビューまとめです。
(前→ Omni 220 のパフォーマンスをチェック 構成・価格・性能面について解説

といっても書きたい事は殆ど先に上げた記事に載せたので、
ここでは自分の感想を中心にまとめてみたいと思います。





今回のOmni 220、2011年秋冬モデルからの変更点はCPUが全体的にアップグレードされた事、
そして3TB HDDの搭載が可能になった事等が上げられます。

内容的には殆ど変わっていませんが、価格改定で前回のモデルよりも若干安価になり、
よりコストパフォーマンスに優れたモデルとなった事は、先の記事でも触れました。

最近、液晶一体型PCに力を入れているメーカーが見受けられますが、
その中でもかなり安く、内容もそれなりに良い製品なのではないかと思います。

ちなみにOmni 220の秋冬モデルの価格は55000円弱~でした。
(時期によって若干下がったりするので正確ではないかもしれません)

さらに過去に遡ると、2011年春のOmni 200においては6万円近い価格だったので、
現在の¥49,980(税込)~は、性能の変化なども考えるとかなり大幅に下げられた価格だという事が分かります。



ただ、よく見ると価格が下がった分削られている機能等もあり、
例えば2011年春・夏のOmni 200の底面には、スイーベルのための回転台が設置されていました。



【Omni 200 2011年春モデル】


前面


側面

かなり液晶が分厚いです。
この頃からコストパフォーマンスは良かったですが、デザインはいまいちかもしれません。




背面



キーボードをディスプレイ下に収納可能です。



Omni 200の筺体底面には、回転台が設置されています。
これで筺体を左右に回転させる事が出来ます。

今のOmni 220にはありません。
ディスプレイの向きの調整はチルトのみとなっています。


その他、背面の様子もOmni 200の頃とは若干変化しており、以前は筺体背面には左右別々にパネルが設置
されていた為、それぞれのパネルを開く事で内部のパーツにアクセスする事が出来たのですが、
今回のOmni 220では背面に開く事の出来るパネル等はなく、背面全体のパネルを外さなくてはなりません。

自分はその辺の構造による価格の違いはあまり分からないのですが、
構造を単純にする事でコストダウンしたのではと考えています。(あくまでも素人考えです)

ですが、以前よりメンテナンスは行ない難くなっているので、
そういった部分に関しては良い変化とはいえないと思います。
(背面を外すのは難しい作業ではないですが、以前に比べてという意味で)

個人的には、スイーベル機能がなくなってしまったのが残念です。
ですが、それを含めてもまだ魅力のあるモデルだと思っています。

【Omni 220の主な長所】

・液晶が非光沢
・キーボードがディスプレイ下に収納できる構造
・フルカスタマイズ可能(外部GPUも搭載可能)
・非常に安価

安価な製品なりだと思われる部分も無い事はありませんが、コストを重視しつつもそれなりの質を求める方、
また液晶一体型PCに高いパフォーマンスを求める方等におすすめの製品だといえます。




ちなみに前記事にも記載しましたが、下位モデルに当たるOmni 120は、
Omni 220と同じシリーズではありますがデザインが異なっており、Omni 220のように
キーボードをディスプレイ下部に収納する事ができません。

また量販店専用だという事もあってカスタマイズができない仕様となっています。

さらに、なぜか今回よりMS Officeが標準搭載となっており、
その影響で価格も9万円前後と決して安価とはいえなくなってしまいました。

内容から考えると価格は安いのだと思いますが、筺体の構造もOmni 220とは違いますし、
なによりOfficeが必要な方以外には無駄な内容です。
(Officeが必要で、かつOmni 120のデザインでも良いのであれば悪くない製品です)

そういった理由より、個人的にはOmni 220の方が内容は良いと考えています。





最後に余談となりますが・・

21.5型液晶を搭載するOmni 200シリーズ(Omni 220の旧モデル)は、
2010年の冬までは HP Pavilion All-in-One PC 200と言う名称でした。




HP Pavilion All-in-One PC 200

その頃、既にOmni 100シリーズ(Omni 120の旧モデル)は登場しており、
筺体のデザインもキーボードを下に収納できるスタンド型を採用していました。

その後、2011年春に HP Pavilion All-in-One PC 200 がOmni 200として名称変更され、
ここでHPの液晶一体型PCのラインアップ毎の棲み分けがはっきりとしました。

TouchSmart・・タッチ機能搭載、光沢液晶採用
Omni・・タッチ機能非搭載、非光沢液晶採用

その頃から今まで、デザインや構成など色々変更がありましたが、
いずれにせよHPの液晶一体型PCという製品のレベルは確実に上がっていると思います。
(一時的に構成がいまいちな内容になったりなど、上下はありますが)