★本ページはプロモーションが含まれています★

やや間が開きましたが Let’snote J10SX1(NX1)に続き、Let’snote B10 2012年春モデルの詳細です。

このLet’snote B10は、2011年に登場した15.6型のフルHD液晶を搭載するノートPC。

15.6型の液晶やフルHDの解像度を持つマシンは以前のレッツノートにはなかったもので、
このサイズでありながら2kgを切るなど、レッツノートらしい特徴を持ちあわせています。

今回登場した B10の春モデルは、同時に登場したJ10の春モデルと同様、
従来モデルよりCPUを強化した内容のアップグレードとなっており、
直販ではCore i7-2675QM vProや、レッツノートでは唯一のブルーレイドライブを搭載したモデルをラインアップ。

他シリーズよりも堅牢性は若干劣りますが、
他にはない特徴を多数持つモデルとして、ニーズは結構あるのではと思われます。


というわけで以下、簡単にLet’snote B10の内容に触れてみました。




新製品のSXやNXはボンネットの形状がややなだらかになったと以前に記事に記載しましたが、
B10は従来のボンネットを引き続き使用しています。

15.6型のモデルにしては軽め。

厚みはありますが、余りこのサイズのノートを携帯する事はないと思うので、
それ程薄さにこだわる必要もなさそうです。



B10の左側面。
左から電源アダプター、LAN、排気口、HDMI、USB2.0×2を搭載。



B10の前面。

左から電源スイッチ、インジケーターランプ、マイク入力、ヘッドフォン出力、
メモリーカードスロット、光学ドライブを搭載。



B10の右側面。
USB3.0、VGA、セキュリティロックケーブル用のスロット。



背面にはなにもありません。



B10のディスプレイには、15.6型ワイドフルHD(1920×1080)の非光沢液晶を採用。
このサイズのディスプレイも、この解像度もレッツノート B10ならではのものです。

なお、このモデルには画面分割機能の「ウィンドウ・セパレーター」が搭載されています。

ウィンドウ・セパレーターとは画面を最大4つにまで分割し、
それぞれの領域を独立した画面として利用できるもので、新製品のSXやNXにも搭載されています。
(採用したのはB10が最初)

SXやNXの12.1型サイズの液晶ではやや使いにくいのではないかなと思いましたが、
B10位のサイズと解像度があれば、それなりに用途はありそうです。



キーボードは従来から採用されているものを搭載しています。
筺体などは従来(秋冬)と変わっていません。



自分はこの白っぽい色のキーボードが余り好きではないですし、
右端にHome等のキーがあるのも好きではありません。

ですが、このB10に搭載されたキーボードは使いやすく出来ていると思います。
キーの位置や区切りなど、操作性をよく考えたキーの形状&配列です。



キートップの形状は、やや中央にかけて反っています。



タッチパッドには、レッツノートならではのホイールパッドを採用。
普通に使いやすいです。

パッドの下には幾つかのインジケーターランプを搭載しています。



SXシリーズのシェルドライブとは異なり、Let’snote B10ではフロントドライブを採用。
写真のモデルはブルーレイドライブを搭載しています。

ブルーレイドライブは直販モデルの構成で、
量販店向けのモデルにはDVDスーパーマルチドライブが採用されています。



底面。
右上に見えるパネルは、バッテリーだと思います。



このLet’snote B10も、直販モデルでは天板カラーのカスタマイズが可能です。
(B10で選べるカラーは、上写真のカラーとは異なります)




次に、掲載している Let’snote B10 の仕様です。

【Let’snote B10 プレミアムエディションの主な構成】

※価格や構成は2012年2月6日確認のものとなります。

OS Windows 7 Professional SP1 64bit
プロセッサ Core i7-2675QM (2.20GHz、TB時最大3.10GHz)
チップセット HM65 Express
セキュリティチップ TPM(TCG V1.2準拠)
ビデオカード HD グラフィックス3000
メモリ 8GB(PC3-10600 DDR3 SDRAM/最大8GB)
ストレージ 256GB SSD
光学ドライブ ブルーレイドライブ
ディスプレイ 15.6型ワイドフルHD(1920×1080)、光沢なし
無線機能 インテル CentrinoR Advanced-N 6230、Bluetooth Ver.2.1 +EDR
サイズ 370.8×229×31.4~43.2(幅×奥行き×高さ/mm)
重量 バッテリーS装着時:約1.775 kg / バッテリーL装着時:約1.92kg
バッテリー駆動時間 バッテリーパックS:約3時間 / バッテリーパックL:約8時間

今回のモデルはストレージに256GBのSSDを搭載した、
直販(マイレッツ倶楽部)専用のプレミアムエディションです。

通常構成の直販モデルは196,700円~、量販店モデルの店頭予想価格は17万5千円となりますが、
プレミアムエディションは標準で284,250円(税込)とかなり高価。

しかし、他のモデルには無い構成を選べるなど様々な特典を持ちます。

特に容量の大きなSSDの搭載と、製品保証などを重視される方にお勧めのモデルだと思います。
(標準3年保証。その他、3年特別保証が標準で付く)

なお、前モデルにはCore i5のモデルが用意されていましたが、
春モデルはクアッドコアのCore i7が標準となりました。


【Windows エクスペリエンスインデックス】

プロセッサ 7.4
メモリ 7.4
グラフィックス 4.5
ゲーム用グラフィックス 6.1
プライマリ ハードディスク 6.9

内容が内容なので、プロセッサもメモリも、プライマリ ハードディスクのスコアも良いです。
普通に使っていて、パフォーマンスにストレスを感じるようなことは無いと思います。

ただ、通常のモデル(プレミアムエディションではない)でも、
同じクアッドコアのCore i7-2675QM搭載なので、性能は快適な部類です。
(ストレージはHDD 750GB、メモリは4GB)


・・という感じで、このB10はサイズ的に携帯性などはともかく、
性能や操作性などにおいては価格相応の内容です。
(まあそうでなければ、全体的に価格の高めなレッツノートを選ぶ理由はないわけですが)



Let’snote B10 2012年春モデルについては以上となります。

直販での製品購入は、直販にしかない仕様のモデルが用意されていること(特に保証)、
またクーポンが利用できる部分などがとても魅力です。

それに対し、量販店モデルはやや下位構成のモデルが欲しい方向けのモデル。
旧モデルだとかなり値下がりしているものがあったりと、どちらにもメリットはあります。

どちらを選ぶかは予算や好みにもよると思いますが、
長く使うと言う方は、製品保証等のアフターケアが充実した直販モデルがお勧めです。