日本HPより、水冷の「HP Pavilion Desktop PC h9 ”Phoenix”」シリーズが登場しました。

この「HP Pavilion Desktop PC h9 ”Phoenix”」シリーズは、
日本HPのコンシューマー向けデスクトップPCの中では最上位にあたる機種で、
AMDの8コアCPU「FX-8120/8150」や水冷クーラーを搭載します。

これまで、HPの最上位モデルというとh8シリーズがそれにあたりましたが、
今回 h9 ”Phoenix”シリーズが登場した事でその座を譲る事になりました。

h8は一応ゲーム向けのPCという位置づけではありましたが、
ゲーミングPCと呼べるほどインパクトがあるモデルではなかったので、
ようやく本格的なゲーム向けのPCが登場したと言えるでしょう。

ただ、h9にはインテルCPUの選択肢は今の所ないので、
インテルCPUを選択する場合はh8が最も高性能なモデルとなります。
(h8でもAMD FXの選択肢はあります。ただ、h9がFX-8150まで選べるのに対しh8ではFX-6100か FX-8120)


h9 ”Phoenix”シリーズのその他の特徴としては・・

筺体に搭載された複数の赤いイルミネーションバーや、内部のパーツを視認できるクリアウィンドウなど、
これまでにないデザインの採用があげられます。

しかし逆倒立に配置されたマザーボードなど、内部構造に関しては
h8シリーズの構造と大きくは変わらないようです。

その他、これまでのデスクトップ製品には3.5インチベイが2つ備えられていましたが、
今回のモデルでは3つに増え、最大9TBものHDDを搭載する事が可能となる他、
インテル製のSSDに加えて6Gbps対応のMicron製 256GB SSDの選択や、4TB(2TB×3)のRAID 5の選択肢、
またカスタマイズ時のパーティション設定メニューなども追加されました。
(以前はSSDはインテル製のみ、RAIDはRAID 0またはRAID 1の選択肢のみ)

基本構成はFX-8120や8GBメモリ、1TBのHDDにGTX550Tiなどが標準で価格は89,880円~から。
現在既に販売中ですが、今の所直販(HP Directplus)のみでの取り扱いとなっています。


というわけで以下、HP Pavilion Desktop PC h9 ”Phoenix”の主な構成です。

【HP Pavilion Desktop PC h9 ”Phoenix”の主な基本構成】
※2012年1月19日確認の情報です

OS Windows 7 Home Premium SP1 64bit
プロセッサ AMD FX-8120 (3.10GHz、TC時最大4.0GHz)
チップセット AMD 970
ビデオカード GeForce GTX550Ti(1GB)
メモリ 8GB(4GB×2/PC3-10600 DDR3 SDRAM/最大16GB)
ストレージ 1TB HDD(7,200rpm)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
拡張スロット PCI Express x16×1、PCI Express x1×3、PCI Express x1 Mini Card×1
拡張ベイ 5.25インチ×2、3.5インチ×3
ケース プレミアム・ミニタワー
電源 600W ATX電源(Active PFC搭載)
サイズ 175×415×412(幅×奥行き×高さ/mm)
重量 約11.8kg

上記最小構成のh9の価格は、¥89,880(税込)~。

カスタマイズにて上位のFX-8150や、Radeon HD6850・GTX580などのグラフィックカード、
SSDや追加のストレージ、ブルーレイディスクドライブ、TVチューナーの搭載なども行なう事ができます。

なお、このh9にはシリーズ専用の「プレミアムLEDキーボード」が付属。

このキーボードには4段階に調光できるキーボードバックライトが搭載されるなど、
通常のデスクトップ製品に付属するキーボードとは異なります。(配列は日本語)



あと、このモデルに限った事ではないのですが、
これまでタッチ機能を持つオールインワンPCに搭載されていたソフトウェア
「HP マジック・キャンバス」がこのh9にも搭載されています。

↓HP マジック・キャンバス

HP マジック・キャンバスは、タッチ機能に最適化されたHP独自のソフトウェアで、
写真のように指で直感的に操作できるのが特徴。

しかし、タッチ機能を搭載しないマシンでは使い難いのではという気がしなくも無いです。
(実際に使ってみない事にはわかりませんが)



いずれにせよ、新しいラインアップが登場した事は大きいと思います。

これまでのHPのコンシューマー製品は、どちらかというと万人向けのものが多く、
特定の層に向けた癖のある製品が少なかったように思うので、今後の製品展開がちょっと楽しみです。