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NEXTGEAR-MICRO im820 の簡単なレポートです。

NEXTGEAR-MICRO im500のレビューの続き・・ではないですが、
関連製品(筺体はほぼ同じでチップセットが異なる)としてあげておきます。

前に掲載したNEXTGEAR-MICRO im500にはH61が搭載されているのに対し、
今回のNEXTGEAR-MICRO im820 にはX79が採用されています。

同じシリーズとはいえ、これら2種のモデルは元々の構成も、
カスタマイズとして提供されているパーツの内容も異なり、
im820はかなり負荷の高いゲームや作業に耐える性能を持ち合わせています。

中でも掲載のマシンは、GTX580や16GBのメモリを搭載した上位のプラチナモデルで、
価格は下位モデルと比較すると高めですが非常に高性能です。

今回は、そんなNEXTGEAR-MICRO im820シリーズの外観や性能、特徴などについて触れてみました。






まずはim820の外観です。
im500シリーズとケースは同じですが、一応載せておきます。


こちらNEXTGEAR-MICRO im820

こちらはNEXTGEAR-MICRO im500です。
(im820の写真では暗くて構造が良くわからないので掲載)

フロントの半分以上がメッシュ状のパネルに覆われています。



上部には光学ドライブ、メディアカードリーダー、オーディオ端子にUSB2.0×2とUSB3.0。



中央部と下部のメッシュ状のパネルは簡単に取り外す事ができます。
両パネルの中にはファンが設置されています。



ケース上部にもファン。
ここはCPUの真上です。



NEXTGEAR-MICRO im820の背面。
背面にもファンが設置されています。



こちらは NEXTGEAR-MICRO im500の背面。
左側のインターフェースが若干im820と異なりますが、それ以外はほぼ同じ。



NEXTGEAR-MICRO im820 のケース内部。

HDDベイやGPUのすぐ右側にファンがあり、前面から背面や天井に向けて空気が流れるなど、
効率の良いエアフローを確保しています。

高い冷却性能は、NEXTGEAR-MICROのケースの特徴の1つです。



X79搭載のim820には、Sandy Bridge-Eを搭載。
このモデルにはCore i7-3930Kが搭載されています。





次に性能面ですが、今回は掲載しているim820の「3DMark11」のスコアと、
これだけでは性能の程度がわかり難いので、
前に載せたim500の「3DMark11」のスコアも参考までに掲載してみました。

なお、価格は2011年12月22日に確認したものとなります。

【NEXTGEAR-MICRO im820の主な構成】

Core i7-3930K(3.20GHz/TB時最大3.80Ghz)
X79 Express
16GBメモリ
1TB HDD(7200rpm)
GeForce GTX580 (1536MB)

154,980円(税込)~

【NEXTGEAR-MICRO im500の主な構成】

Core i3-2120(3.30GHz)
H61 Express
4GBメモリ
500GB HDD(7200rpm)
GeForce GTX550Ti(1GB)

59,850円(税込)~

両モデルは構成が随分違いますが、価格にもかなり差があります。
im500の価格のモデルでも、中程度の負荷のPCゲームであれば十分快適に出来る性能を持ち合わせています。




以下、両モデルの3DMark11の実行結果です。

【im820の3DMark11のスコア】


【im500の3DMark11のスコア】

【NEXTGEAR-MICRO im820】

3DMark score ・・・ P6718
Graphics Score ・・・ 6229
Physics Score ・・・ 11156
Combined Score ・・・ 6667

【NEXTGEAR-MICRO im500】

3DMark score ・・・ P2497
Graphics Score ・・・ 2343
Physics Score ・・・ 3638
Combined Score ・・・ 2562

Graphics Scoreは4つのグラフィックスのテスト結果、Physics ScoreはCPUの物理演算テストの結果、
Combined ScoreはGPUとCPUの複合テストの結果です。

大体3倍程のスコアの差です。

しかし両モデルは構成はもちろん性質や価格が異なりますので、
どちらが良いというのではありません。

あくまでも性能を把握する為の比較として掲載してみました。





なお、マシンをどういう用途に使うかにもよると思いますが、
上記構成(最小構成)のim500では負荷の高いゲームはやや力不足かもしれませんが、
上位のモデルには i7-2600やGTX570を搭載したモデルも10万を切る価格で用意されています。

拡張性は他のボードほどありませんがim500は本当に安いので、拡張性はそこそこで良く
コストパフォーマンス重視であればH61搭載のim500、またはH67のim510(水冷)が良いと思います。

最新に拘る方はX79のim820ですが、コスト控え目といっても他のNEXTGEAR-MICROよりは若干高めですし、
X79が計画されていたよりも中途半端なスペックとなった事もあり、現時点では余り魅力的ではないです。
(NEXTGEAR-MICROでH61やH67以外であれば、もう1つのラインアップ X58搭載とか・・こちらかなり安くなってます)

というわけで、NEXTGEAR-MICRO im820についてはとりあえず以上となります。
NEXTGEAR-MICRO im500の記事は、まだもう少し続きます。