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富士通が販売する13.3型のノートPC「 LIFEBOOK SH 」のレビューの続きです。
(前→ LIFEBOOK SHレビュー 光学ドライブ搭載で最厚部23.2mmの薄型ノート (外観編)

今回掲載している製品は、LIFEBOOK SHシリーズの中でも富士通の直販限定で販売されている
カスタムメイドモデル(※)の「 LIFEBOOK SH76/EN 」で、Core i7-2640MやSSDなどの高性能なパーツが搭載されています。

※カスタムメイドモデルは富士通の直販サイト「WEB MART」限定のモデルで、カスタマイズが可能。
 カタログモデルは量販店や「WEB MART」で購入可能な通常モデルとなります。


今回はその「 LIFEBOOK SH76/EN 」の構成や性能面を中心にチェックしてみたいと思います。






まず最初に、掲載している「 LIFEBOOK SH76/EN 」の主な構成です。

【LIFEBOOK SH76/ENの主な構成】

OS Windows 7 Home Premium SP1 64bit
プロセッサ Core i7-2640M(2.80GHz/TB時最大3.50GHz)
チップセット HM65 Express
グラフィックス HD グラフィックス3000(CPU内蔵)
メモリ 4GB(2GB×2/PC3-10600 DDR3 SDRAM/最大8GB)
ストレージ 256GB SSD
光学ドライブ ブルーレイディスクドライブ(書込み対応)
ディスプレイ 13.3型ワイドHD(1,366×768/LEDバックライト)、非光沢
無線機能 IEEE802.11b/g/n準拠、WiMAX内蔵
バッテリー 内蔵バッテリパック(L)(駆動時間:約12.0時間)
サイズ 316×223×16.6~23.2(幅×奥行き×高さ/mm)
重量 ブルーレイディスクドライブ装着時:約1.45kg/マルチベイ用カバー装着時:約1.31kg
カラー マットブラック

冒頭でも述べましたが、上記の製品は富士通の直販サイト
「WEB MART」限定で販売されているカスタムメイドモデル。

上位のCore i7-2640Mや256GB SSD、ブルーレイディスクドライブの搭載など、
かなりハイスペックな内容へとカスタマイズを施した高性能なマシンです。

なお、LIFEBOOK SH のディスプレイには標準では光沢液晶(スーパーファイン液晶)が採用されていますが、
「WEB MART」限定のカスタムメイドモデルでは、有料オプションで非光沢液晶(ノングレア液晶)が選択できるようになっています。

今回掲載のモデルも非光沢の液晶を搭載しており、画面は映り込みが少なく非常に見やすいです。

明るい屋外でのマシンの利用が多い方や、
画面に向かう時間が長いという方には非光沢液晶のオプションはお勧めです。




では、上記構成の SH76/EN のベンチマーク結果などをみてみます。

【Win エクスペリエンス・インデックス】

プロセッサ 7.1
メモリ 5.9
グラフィックス 5.8
ゲーム用グラフィックス 6.2
プライマリ ハードディスク 6.8

基本スコア(最も低いスコア)はグラフィックスの5.8。

グラフィックスは、CPU内蔵グラフィックスのHDグラフィックス3000を利用していますが、
Core i7-2640M内蔵のグラフィックスなので性能は高めです。

その他、SSD搭載によりプライマリハードディスクのスコアも高め。

実際の利用においてもOSの起動やアプリケーションの処理はかなり速く、
SSDを搭載する事で受ける恩恵は大きいと感じます。


【CrystalDiskMark】

Seq 222.3189.9
512K 199.9149.6
4K 17.6333.45
4K QD32 19.8336.45

左がRead、右がWrite

SSDのパフォーマンスです。
見ての通り非常に高速だという結果が出ました。

今回のSH76/ENはSSDを搭載しなくても性能は高めですが、
自分的には他のパーツをグレードアップするよりも、
SSDを搭載する方が効率よくパフォーマンスを向上させる事が出来ると思いますので、
予算に余裕のある方はSSDオプションの選択がお勧めです。(容量は256GB)




【モンスターハンターフロンティア 大討伐(第3弾)】

こちらは、モンスターハンターフロンティアの第3弾となるベンチマークです。
第2弾の「絆」と同程度のスコアになります。

1280×720 ・・・ 1003~1005


【デビル メイ クライ 4】

平均fps ・・・ 18.31~33.46
RANK ・・・ D


【FINAL FANTASY XIV】

LOW

HIGH

LOW ・・・ 475
HIGH ・・・ 238




次にSH76/ENの消費電力を測定してみました。
以下はアイドル時の消費電力と、ベンチマーク実行時(デビル メイ クライ 4)の消費電力の値です。

左がアイドル時、右がベンチマーク実行時

アイドル時 ・・・ 13W
ベンチマーク実行時 ・・・ 28W

※実際の値は若干上下する為、平均と思われる値を掲載しています

今回掲載のSH76/ENの構成では、消費電力はかなり低めです。
消費電力は構成によっても変化します。




次に各パーツの温度。
アイドル時とベンチマーク実行時(デビル メイ クライ 4)の各パーツの温度です。

アイドル時

ベンチマーク実行時

パーツの温度は普通。

ちなみに LIFEBOOK SH は筺体が薄い為、内部の熱が筺体外側に伝わりやすいのではないかと思いましたが、
ベンチマーク実行時も筺体は熱くなる事はありませんでした。





LIFEBOOK SH76/EN の性能面については以上となります。

性能は構成によっても変化しますので、全ての LIFEBOOK SH が掲載したとおりであるわけではありませんが、
選択する構成によってはかなり高いパフォーマンスを発揮できる事が分かりました。

最近の薄型ノートというと多くの方はウルトラブックを思い浮かべると思うのですが、
LIFEBOOK SHは同じ薄型のノートでもそれらとはまた違った内容の製品です。

この製品は非常に薄型のボディを採用していますが、
薄型のノート・・・例えばウルトラブックなどによく採用されている低電圧版のCPUではなく、
標準電圧版のCPUを搭載しています。

標準電圧版のCPUを採用する事によって低電圧版CPU搭載のノートよりも性能は高く、
それでいて小型&軽量、かつ堅牢性の高いボディを実現している部分は中々優秀です。

というわけでレビューはもう少し続きます。


なお、直販より製品購入を検討されている方は、クーポンの利用を忘れないようにしてください。
オプション等も期間限定のキャンペーンを利用すれば、かなり安くなるものもありますので要チェックです。