HPの23型オールインワンPC「 HP TouchSmart 610-1220jp 」のレビューの続きです。
(前→ TouchSmart 610PC で Windows 7付属のMicrosoft Surface Globeを操作する

HPの製品には数多くのHP独自のユーティリティが付属していますが、
今回ご紹介する「HP My Display」もその中のひとつ。

「HP My Display」とは、使用しているディスプレイのパフォーマンスを
環境にあわせて調整・最適化する事ができるソフトウェアです。

例えばPCで映画などの映像を観る場合と、文字入力などを行なう場合とでは、
最適だと感じる画面の明るさやコントラスト等は異なります。
(映像の場合は画面は明るく、文字入力の場合は暗めに・・など)

そのような調整は標準のオンスクリーンディスプレイのメニューより行なえますが、
その都度、輝度やコントラストといった複数の調整を行なわなくてはならず、
またその調整が最適なものであるかどうかを確認する術もありません。

「HP My Display」はそのような調整を視覚的に分かりやすいインターフェースを利用し、
簡単に行なう事が出来る機能を複数備えます。

必ずしも必要な機能ではありませんが、TouchSmart 610PC に搭載のIPS液晶で
美しい画面表示をサポートしてくれる便利なソフトウェアです。


というわけで、今回の記事では「HP My Display」の特徴と機能を簡単にご紹介したいと思います。



HP My Displayの起動画面。
「モード」という設定画面が表示されています。

左から「デフォルト」「動画」「文字入力」「ゲーム」というボタンが並んでおり、
場面に応じてボタンの選択を切り替える事で、簡単に画面の色調整や明るさの最適化を行なう事ができます。
(下の方に例を載せています)



「モード」の下、「調整」という設定では画面の明るさやコントラスト、
そして音量などを細かく調整できるようになっています。

「モード」は自動でディスプレイ特性を変更する事ができますが、
「調整」ではより細かな調整を行なう事ができます。



そして「設定」。
この項目では、画面の解像度や白色点の設定を行なう事が可能です。

解像度は書くまでも無いですが、画像をデジタル処理する際の画質の滑らかさやきめ細かさを表す指標の事で、
「設定」の解像度内にある「パネル解像度」をクリックすると、ディスプレイメーカーが推奨する解像度に設定されます。

そして白色点ですが、こちらは画面に表示される「白色」の色温度を調整する項目。
今回のTouchSmart 610PCでは「sRGB」「6500」「9300」の設定が可能になっています。

※sRGBでは赤味がかった白色、9300(単位はK)だと青味が強く表示されます。

よく、画面が青っぽいなどといわれますが、
それはどちらかというと日本人には青みの強い白色の方が好まれるからだそうです。


ちなみに自分が色補正を行なった画像も青っぽいといわれます。
特に意識してはいないのですが、どちらかというと青味が強いほうが好みかもしれません。



最後に「オプション」。
こちらはこの「HP My Display」自体の設定です。

画面を右クリックした際に展開される「コンテキストメニュー」に、
このソフトウェアのメニューを表示するか、システム起動時自動実行するかなどといった
設定を行なう事が出来るようになっています。

透過モードは、この「HP My Display」のインターフェースの透過度を設定する項目。

掲載している画像は0%に設定されていますが、
透過度を高く設定すると背景が透けて見えるようになります。





以下、モードで自動設定した「デフォルト」「動画」「文字入力」「ゲーム」選択時の表示例です。

左上から時計回りに「デフォルト」「動画」「文字入力」「ゲーム」の順で並んでいます。
各画像内の中央の画像(フルーツやお菓子)が各モードの表示例です。

デフォルト動画
文字入力ゲーム

画像を縮小している為、余り変わらないように見えるかもしれませんが、
実際は明るさなどに結構差があります。

状況に応じて簡単に切り替えできるという部分が便利です。



ここに掲載した「HP My Display」の各項目で行なえる設定は、
Windowsに搭載されている標準の画面設定のメニューでも行なう事ができます。

ですがそれらの(Windowsの)メニューは煩雑であり、
かつ正しい設定が行なえているかどうかも正確にはわかりません。

「HP My Display」はそういったディスプレイに関する設定を、
分かりやすいインターフェースを利用して行なう事ができる便利なソフトウェアです。

量販店に展示されているTouchSmart 610PC等でも触れると思いますので、
興味をお持ちの方は触れてみてはいかがでしょうか。