HP Pavilion p7-1040jp のレビューの続きです。
(前→ HP Pavilion p7-1040jpレビュー エントリー向けデスクの外観や筺体内部を解説

p7-1040jp は、拡張性の高い筺体とパフォーマンスを保ちながらも、
低価格を実現したバランスの良いモデル。

最上位のh8シリーズのような性能は必要ないけれど、
ある程度の拡張性と性能、そして価格を重視する・・という方に最適な製品です。

今回の記事では、そのp7-1040jp の実際のパフォーマンスを調べてみました。


以下、p7-1040jp の主な構成やベンチマーク等の計測結果です。
価格面についても触れています。





まず、p7-1040jp の主な構成や価格を確認してみます。
なお、価格や仕様は現時点(2011年11月4日)のものであり、今後変更される可能性があります。

【HP Pavilion Desktop PC p7-1040jp の主な構成】

OS Windows 7 Home Premium SP1 64bit
プロセッサ Core i5-2405S(2.50GHz/TB時最大3.30GHz)
チップセット H67 Express
グラフィックス HD グラフィックス3000(プロセッサ内蔵)
メモリ 4GB(4GB×1/PC3-10600 DDR3 SDRAM/最大16GB)
ストレージ 500GB HDD(7200rpm)
光学ドライブ ブルーレイディスクドライブ(書込み対応)
TVチューナー 地上・BS・110度CS対応ダブルチューナー(10倍W録画対応)
拡張スロット PCI Express x16×1、PCI Express x1×3、PCI Express x1 Mini Card スロット
拡張ベイ 5.25インチ×2、3.5インチ×2
ケース ミニタワー型
電源 300W ATX電源
サイズ 175×388×410(幅×奥行き×高さ/mm)
重量 約9.6kg

上記は、TVチューナーが標準で搭載された p7-1040jp のダブル地デジモデル。

最小構成価格は¥59,850(税込)ですが、
カスタマイズによって¥83,475(税込)という価格になります。

【カスタマイズ内容】

Core i3-2310 → Core i5-2405S
2GBメモリ → 4GBメモリ
DVDスーパーマルチドライブ → ブルーレイ記録対応DVDスーパーマルチ

※なお、本来ならばこのモデルには最小構成で1TBのHDDが搭載されているはずなのですが、
今回掲載のモデルは500GBのHDDを搭載しています。記載の価格は1TBのHDDを搭載した場合のものです。

※最小構成の¥59,850という価格は、「リカバリメディア」と
「速効効!図解HPパソコン Windows7対応特別版」を「なし」にした場合の価格です。
最近、見積もり画面でこれらのオプションがなぜかデフォルトで選択されるようになりました。

搭載プロセッサのCore i5-2405Sは、省電力版のCore i5。
比較的高いパフォーマンスを提供しながらも消費電力を抑え目にしたタイプのモデルです。

今回掲載の p7-1040jp は、TVチューナーやブルーレイディスクドライブなど、
エンターテインメント機能を重視した内容で構成されており、
プロセッサやメモリなどもそれらの機能が快適に動作するようなアップグレードがなされています。
(カスタマイズ画面では、ブルーレイを選択した場合には4GBメモリ以上が必要とされています)

内蔵グラフィックの構成ですのでPCゲーム等は簡単なものに限られますが、
それでもインテルの第2世代Core i内蔵の高性能なグラフィックスによって、
内蔵グラフィックスにしては高い性能を発揮することができます。

出来るだけ価格を抑えつつも、快適な環境でテレビを観たいという方、
コンテンツを高画質で記録したいというエンターテインメント機能重視の方にお勧めの構成です。


なお、ここではTVチューナー搭載のモデルについて述べていますが、
それらの機能が載らない最初構成の p7-1040jp は¥39,900(税込)~

下位の p7-1020jp では、¥29,820(税込)~という価格のモデルなども用意されており、
とにかく安価なモデルが欲しい方から、将来に備えてある程度の拡張性は確保しておきたい
という方にも対応できる幅広い内容のラインアップが提供されています。




以下、上記構成の p7-1040jp のベンチマーク結果です。

【Win エクスペリエンス・インデックス】

プロセッサ 7.3
メモリ 5.9
グラフィックス 5.9
ゲーム用グラフィックス 6.2
プライマリ ハードディスク 5.9

基本スコアは5.9。

今回のモデルは内蔵グラフィックス機能利用の構成ですが、
Core i5-2405S内蔵のHDグラフィックス3000を利用しており、
グラフィックスパフォーマンスは悪くはありません。

プロセッサの性能は高く、実際の作業も普通に使っている分にはかなり快適です。


【CrystalDiskMark】

Seq 130.1127.4
512K 43.0058.22
4K 0.4970.665
4K QD32 1.3140.625

左がRead、右がWrite

7200rpmのHDDを使用しています。
ディスクのパフォーマンスは、HDDにしてはかなり高めです。

一応この p7-1040jp には、SSDのオプションも用意されています。


【CrystalMark 2004R3】

Mark ・・・ 184491
ALU ・・・ 55341
FPU ・・・ 48316
MEM ・・・ 45961
HDD ・・・ 15151
GDI ・・・ 14777
D2D ・・・ 2062
OGL ・・・ 2883


【3DMark06】

3DMark score ・・・ 4156
SM 2.0 Score ・・・ 1385
SM 3.0 Score ・・・ 1601
CPU Score ・・・ 4672


【モンスターハンターフロンティア 絆】

1280×720 ・・・ 1839~1849


【デビル メイ クライ 4】

平均fps ・・・ 30.34~51.48
RANK ・・・ C


【FINAL FANTASY XIV】

LOW

HIGH

LOW ・・・ 650
HIGH ・・・ 338

3D性能は内蔵グラフィックスにしては高めですが、
ゲームをするのであれば、あくまで処理性能を必要としないPCゲームに限られます。

一応、このモデルには外部GPUの搭載オプションも提供されていますが、
RadeonではHD6450、GeForceでは最も高性能なもので GT530 の提供となっており、
PCゲーム目的の方向けのモデルではないです。

より高性能なGPUの搭載をお考えの方には、h8シリーズが最適です。




次に今回掲載の p7-1040jp の消費電力です。
アイドル時と、デビル メイ クライ 4のベンチ実行時の消費電力を測定してみました。

左がアイドル時、右がベンチマーク実行時

アイドル時 ・・・ 41W
ベンチマーク実行時 ・・・ 81W

※実際の値は若干上下する為、平均と思われる値を掲載しています

今回のモデルは省電力タイプのプロセッサを搭載し、
更に外部GPUを搭載していない為、消費電力は低めです。

外部GPUを搭載した場合、消費電力は多少上がります。




次にデビル メイ クライ 4各パーツの温度です。
上と同じく、アイドル時とデビル メイ クライ 4のベンチ実行時の温度を掲載してみました。

アイドル時

ベンチマーク実行時

アイドル時の温度は低め、ベンチ時の温度上昇はそれ程高くはありません。
今回の構成では特に温度は気にする必要はなさそうです。





p7-1040jp の構成や価格、性能については以上となります。

エンターテインメント機能が充実している事に加え、幅広い構成と拡張性を持ちながらも、
低価格を実現しているこのモデル、幅広いユーザーに適したバランスの良いシリーズだと思います。

この p7-1040jp でも十分に安価ですが、拡張性よりも価格を最重要視されるという方には、
下位の p7-1020jp の方が適していると言えるでしょう。

p7-1020jp の最小構成は、p7-1040jp の最小構成モデルよりも約1万円ほど安価です。
(2011年11月4日時点での価格です。正確な情報は公式サイトでご確認下さい)