HPのデスクトップPC「 HP Pavilion Desktop p7-1040jp 」のレビューです。

この p7-1040jpは、HPのタワー型デスクトップPCでは
ちょうど中間的な位置づけとなるエントリー向けのラインアップ。

幅広い構成を備えながらも非常にお求め安い価格帯を実現したモデルで、
下は3万円台~から販売されています(11月1日時点)。

筺体の形状は上位モデルのh8シリーズと若干異なるものの、
インターフェースの内容はかなり似ており、h8程の性能は必要ないが
ある程度の拡張性は確保しておきたい・・というユーザーに適します。

※ゲーム向けの高性能なGPUの搭載は難しい製品ですので、
ゲーム等をされるという方は、最上級モデルのh8シリーズを検討されると良いでしょう。


ちなみにp7シリーズには p7-1040jp の他にp7-1020jpというモデルが提供されており、
p7-1020jp がCore i3~Core i5-2400SでH61チップセットを搭載する下位モデル、
p7-1040jp がCore i3~Core i7-2600でH67チップセットを搭載する上位モデルとなります。

下位モデルの p7-1020jp は最小価格が2万円台と非常に安価ですが、
拡張スロットの数が少ない、またメモリが最大8GBまでしか搭載できないなど、
上位の p7-1040jp と比較すると拡張性の面で制限があります。

もしもそれ程拡張性を重視されないのであれば、下位のp7-1020jp でも良いと思いますが、
メモリや拡張カードを沢山積みたい方、長く使いたいという方であれば p7-1040jp をお勧めします。


というわけで、まずはp7-1040jp の外観や筺体内部の構造などをチェックしてみたいと思います。



p7-1040jpではグレーをベースとした筺体に、左右非対称のフロントパネルを採用。

非常にh8シリーズの筺体に似ているのですが、
上部の形状やインターフェースの配置など所々に異なる部分があります。

※h8では筺体上部が緩やかなお椀型になっており、小物などを置けます。
また、フロントパネルの形状もやや異なります。



p7-1040jpのフロントパネル全体の様子。



フロントパネル上部には15in1メディアカードスロットを搭載。
右側には電源ボタンを配置します。



カードスロットの下部には5.25インチベイが2基。
上部にはブルーレイディスクドライブ(BD-RE BH30L)、下部は空です。

下部のベイにも、ブルーレイドライブを搭載可能です。



5.25インチベイの下のパネル内部には、USB2.0×4にヘッドフォン出力、マイク入力。



p7-1040jpの筺体左側面。



p7-1040jpの筺体右側面。



p7-1040jpの筺体背面全体の様子。



背面上部には電源。
電源アダプターを接続すると、緑色のランプが点灯します。



中央には拡張スロット。
今回掲載のモデルには地デジチューナーカードが搭載されています。

カスタマイズでグラフィックカードの搭載も可能ですが、
今回のp7シリーズは最上級モデルのh8と比較すると電源の容量が小さい為、
h8シリーズ程の高性能グラフィックスは提供されていません。

(p7・・最大300W / h8・・最大600W)



p7-1040jpの背面下部。

写真右側上部から、オーディオポート(ライン出力、リアスピーカ出力、サイドスピーカ出力、
センタサブウーファー出力、ライン入力、マイク入力が各1ポート)、DVI-I、HDMI、
LAN、USB×4、光デジタル音声出力。

左側下部には、 IR IN/OUTコネクターを搭載。
こちらはTVチューナー搭載モデルのみ搭載されるコネクターです。

TVチューナー搭載モデルには、HP製の地デジ対応リモコンに赤外線レシーバ、
コネクター変換ケーブル、B-CASカードなども製品に付属します。




次に、筺体内部の構造をチェックします。

p7-1040jpの背面にあるネジを外し、右側のサイドパネルを開きます。



筺体内部全体の様子。




左側から時計まわりに見ていきます。

左上には5.25インチドライブベイ。

上にも記載しましたが、2基あるうちの上部1基のみ、
ブルーレイディスクドライブが搭載されています。



光学ドライブの右側には電源ユニット。



電源ユニットの下部には、TVチューナーカードが見えます。
その他、PCI Express x16やPCI Express x1(2)は空です。

下位のp7-1020jpと比較すると、p7-1040jpは拡張性に優れます。



拡張スロット類の下には、CPUやメモリ、内蔵電池。
今回のモデルは省電力版のCore i5 -2405Sや4GBのメモリを搭載しています。



メモリの左側にはHDDベイ。
2基のうち、1基に500GBのHDDを搭載。

オプションではSSDなども選べます。
また、HDDをもう1基増設する事が可能です。





最後に、光学ドライブの取り外し方を掲載しておきます。

まずフロントパネルを取り外します。

フロントパネルは爪で筺体に引っ掛けてあるだけなので、
その爪を外す事で簡単に分解できます。



次に、マウンタ横に見える2つのレバーの位置を・・



写真のように中央にあわせます。



後はドライブを軽く引っ張るだけ。



ツールレスで容易に取り出す事ができます。

このように、HPのデスクトップ製品は非常にメンテナンス性に優れています。
p7シリーズだけに限らず、大抵のシリーズで簡単にパーツの増設や交換を行う事が可能です。





p7-1040jp の筺体の様子については以上となります。
引き続き、製品の構成や性能を見て行きたいと思います。

今回の上位モデルは安価ですが拡張性は高く、構成のバランスもよく使い易い製品です。
製品に興味をお持ちの方は、是非次記事もご覧下さい。