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3台のモニターが付属した、h8-1060jpのスペシャルパッケージのレビューです。
(前回の記事→ HPの h8-1060jp と 3画面モニターでPCゲームをプレイする Eyefinityの設定など

前回の記事では、h8-1060jpと3台のモニターを使用し、
実際にいくつかのPCゲームを行なってみました。

今回は、h8-1060jp と 3台のモニターを使用してゲームをした場合、
具体的にどの程度の性能を発揮できるのかという事を調べる為に、
幾つかのベンチマークテストを行なってみました。

どのゲームも快適に行えた事より、パフォーマンスについては特に問題はないと思いますが、
一応目安として、モニタ1台使用時のベンチ結果と3台使用時のベンチ結果なども掲載しています。

製品に興味をお持ちの方はご覧下さい。






まずは掲載している h8-1060jp の主な構成です。

【h8-1060jp TERA推奨認定 3画面モニターSpecial パッケージの主な構成】

OS   Windows 7 Home Premium 64bit
プロセッサ   AMD Phenom II X6 1100T(3.30GHz/TM時最大3.7GHz)
チップセット   AMD 785G
グラフィックス  Radeon HD6850(1GB)
メモリ   4GB(2GB×2/PC3-10600 DDR3 SDRAM/最大16GB)
ストレージ   1TB(7200rpm)
光学ドライブ   DVDスーパーマルチドライブ
拡張スロット PCI Express x16×1、PCI Express x1×3、PCI Express x1 Mini Card スロット
拡張ベイ 5.25インチ×2、3.5インチ×2
ケース プレミアム・ミニタワー型
電源 最大600W ATX電源(Active PFC搭載)
サイズ 175×415×412(幅×奥行き×高さ/mm)
重量 約10.98kg
モニター HP 2310e 23ワイド(1920×1080)×3

何度も記載しているように、今回掲載の製品はTERA推奨認定のh8-1060jpに、
23ワイドの液晶モニター(HP 2310e)が3台付属したスペシャルパッケージ。

最小構成価格¥89,880(税込)という、非常にコストパフォーマンスに優れた製品です。

なお、見積もり画面では仕様にはないオプションがデフォルトで追加されており、
画面で表示される初期価格は¥96,495となっています。

¥89,880という数字は、「図解HPパソコン Windows7対応特別版」「HPキーボードカバー」
「HPリカバリメディア」のオプションを「無し」に変更した場合の価格です。


参考として記載しておきますが、通常のh8-1060jpの構成をTERA推奨認定の構成にアップグレードすると、
h8-1060jp本体だけでも7万円弱の価格となります。

そこに、単品価格¥29,820(税込)の液晶モニター「HP 2310e」を3台付属させ、
¥89,880という価格を実現しているというのには驚きを隠せません。

ゲームをされる方にお勧めなのは勿論ですが、
ゲームなんてしないという方も、設置スペースにある程度余裕があるのであれば、
このパッケージは非常にお得だと思います。


なお、今回掲載のモデルはプロセッサのみ最小構成のPhenom II X6 1065Tではなく、
上位のPhenom II X6 1100Tが搭載されています。
(前記事で最小構成と記載したのですが誤りでした。申し訳ありません)

なので最小構成のモデルよりもややプロセッサのパフォーマンスは上となりますが、
その他は最小構成の内容と変わらず、価格も¥100,380(税込)と
プロセッサのグレードアップ料金のみ上乗せされた価格となります。

上に記載した仕様通り、h8-1060jp TERA推奨認定のモデルは最小構成でも十分に高性能ですが、
カスタマイズを行なう事でより上のパフォーマンスを目指す事も可能です。

※価格は2011年10月13日現在のものとなります。




というわけで、上記構成の h8-1060jp のパフォーマンスを見ていきます。

なお、今回は3画面モニター付属のパッケージのレビューという事で、
3Dゲーム系のベンチマークに関しては3画面使用時のベンチ結果と、
1画面使用時のベンチマーク結果の両方を掲載してみました。


【Win エクスペリエンス・インデックス】

プロセッサ 7.5
メモリ 7.5
グラフィックス 7.7
ゲーム用グラフィックス 7.7
プライマリ ハードディスク 5.9

HDDのみ搭載の構成ですので、プライマリ ハードディスクのみ5.9という数字ですが、
その他のスコアに関しては7以上と非常に高い数字となりました。

ゲーム推奨モデルですので、パフォーマンスに関しては問題はないと思います。


【CrystalMark 2004R3】

Mark ・・・ 203466
ALU ・・・ 51977
FPU ・・・ 51551
MEM ・・・ 35591
HDD ・・・ 13661
GDI ・・・ 10765
D2D ・・・ 2144
OGL ・・・ 37777

こちらもエクスペリエンス・インデックスと同様の結果です。




次に3Dゲーム系のベンチマークの結果です。



【モンスターハンターフロンティア 絆】

3画面で5760×1080の画面が設定可能となります。
解像度を選択した後、ベンチマークプログラムを実行します。



画面からはみだしています。
スタート以外のメニューが見えない・・



画面も横に広いと、縦が見えません。



5760×1080のベンチスコア

解像度5760×1080の結果です。
横に伸びてます。



1280×720

こちらは1280×720の結果。
1920・・は測り忘れてしまったのですが、大体上記スコアの半分位のスコアになると思います。

1280×720 ・・・ 9686~9709
5760×1080 ・・・ 2204~2211

5760×1080では低スコアではありませんが、通常時(1画面で実行)から考えるとやや低め。
でも映像は綺麗に表示されています。



【BIOHAZARD】

次はBIOHAZARDの解像度5760×1080版ですが、
映像が画面からはみ出てしまい、メニューすら見えません。
これって何とかならないのでしょうか。(何か設定方法があるとか)

一応、どこに何のメニューがあるかはわかっているので、手探りでスタートです。



5760×1080

こちらも画面からはみ出ていますが、かろうじて結果が見えます。



次に1280×720。

1280×720

【1280×720】

平均fps ・・・ 91.7
RANK ・・・ S

【5760×1080】

平均fps ・・・ 46.6
RANK ・・・ B

1280×720ではSランクですが、5760×1080ではB。
fpsは倍程異なります。

5760×1080でも、スコアをみる限りでは十分プレイできると思います。



次にデビル メイ クライ 4。

【デビル メイ クライ 4】

これは5760×1080でもまともに映っています。



デビル メイ クライはかなり前、昔のバージョンで遊んでいた事があるのですが、
映像が結構綺麗なのと、アクション性が高く画面いっぱいに動き回るゲームなので、
大画面だとより楽しめると思います。

あり余るくらい時間に余裕があったら、3画面でのゲームは絶対はまりそうです。



5760×1080

解像度5760×1080でもSランクでした。

映像は動きは滑らかでしたが、液晶の関係なのか、
光などの明るい部分で多少ちらつきが見える事がありました。



次に1280×720。

1280×720

こちらも同じSランク。
ですが、平均fps値が大きく異なります。

一応、全てのシーンで60fpsを越えるとSランクなのだと思います。

【1280×720】

平均fps ・・・ 191.62~380.00
RANK ・・・ S

【5760×1080】

平均fps ・・・ 68.14~107.15
RANK ・・・ S




最後に、各パーツの温度です。

アイドル時
Hardware Monitor

デビル メイ クライ 4実行後
Hardware Monitor

ゲーム実行後の温度はやや高めですが、普通の範囲内です。

消費電力については機器が間に合わなかった為、今回のモデルでは計測していません。
ですがゲーム時に3台のモニターを同時使用する事を考えると、消費電力は結構大きくなると思います。




ベンチ結果は以上です。
性能に関しては、大抵のゲームでは3画面でも問題ないでしょう。

いずれにせよ、上に記載したような価格で、
PCゲームを行なえる環境がほぼ整ってしまうというのはすごいです。

ゲーム目的で無い方でも、これからマルチディスプレイ環境を揃えようとしている方には
嬉しいパッケージだと思います。

なお、今回掲載した製品は、AMDベースのh8-1060jpと3台のモニターがセットになったパッケージですが、
旧世代のCore iや、インテルの第2世代Core i搭載モデル付属のパッケージも提供されています。

どれもコストパフォーマンスは高く、非常にお得なモデルですので、
興味をお持ちの方は、公式サイトをチェックしてみて下さい。


余談ですが、h8シリーズの冬モデルはAMDのプロセッサを搭載した「h8-1060jp」のみ、
型番が夏モデルから変更されていません。

CPUの内容が変わっていないので当然といえばそうなのですが、
次モデルとなる「h8-1160jp」は多分 AMD Bulldozer(10月12日発表)待ちなのかと思います。

次世代のCPUを搭載したAMDのh8シリーズも、かなり気になる所です。