2011年8月に、作者のSota氏より開発終了が宣言されたFTPクライアントソフト「FFFTP」ですが、
その後オープンソースプロジェクトとして開発が引き継がれ、
10月12日に新バージョンのFFFTP 1.98がリリースされました。

FFFTPといえば、昨年のはじめにGumblarウイルスによるレジストリ情報の悪用が問題になり
自分自身は、WinSCPに乗り換えるという対策をとりました。
(WinSCPを使用して被害にあったという例もあるようですが、SSL接続を行なっていなかったのではと思います)

【FFFTP、WinSCP関連の過去の記事】
→ FFFTPを使っている人はGumblarに注意・・面倒臭すぎる
→ WinSCP 保存した設定の復元の仕方

問題とは具体的に、Gumblarウイルスやその亜種に感染した場合、
レジストリに保存されたパスワードを盗みとられてサイトを改竄される恐れがある事、
またFTP自体もSSL等に対応しておらず、パスワード等が暗号化されずに送信される事も危険です。

比較的新しいバージョンでは、レジストリに保存するパスワードの簡単な暗号化を行なっていたそうですが、
オープンソースという性質上、ソースを解析すれば暗号を解除する事も可能である事より、
作者自身がFFFTPのアンインストールを1つの対策として提案していました。

その後、マスターパスワードへの対応やAES方式による暗号化対策がとられた新バージョン、
「Ver.1.97a」がリリースされたようですが、自分自身は既にWinSCPを使用していたためにもう使う事はなく・・

さらに2011年8月には、作者より開発終了が宣言され・・
そういった経緯を経てFFFTP 1.98がリリースとなった今に至ります。


FFFTP 1.98では、最終バージョンのVer.1.97aに対して新機能の追加、
及び複数のバグフィックスが行なわれており、安全に使用することができるようになりました。

主な変更点としては

・アスキーモード転送の際の漢字コード変換で、UTF-8への変換をサポート
・漢字コード変換の際、ローカルファイルの変換元文字コードをShift_JIS、JIS、EUC、UTF-8から選択可に
・Unicode依存文字を含むファイル名を扱えるように
・接続にFTPS Explicit、FTPESを使用可能に

等があるようです。

ソフトウェアのダウンロードや主な情報については、
SourceForge.JP のFFFTPページでみることが出来ます。

SourceForge.JP > FFFTP


自分は気が向いたら使ってみるかもしれません。

FFFTPはUIが初心者でもわかりやすく、とても使い易いソフトウェアだったのですが、
WinSCPを使い慣れてしまった今、もう戻る気になれないというのが本音であったりします。