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かなり間が空きましたが、HPの個人向けデスクトップPCの最上級シリーズ、
HP Pavilion Desktop h8-1080jp(h8-1180jp)のレビューの続きです。
(前→ GTX580搭載の「 HP Pavilion h8-1080jp 」レビュー

GTX550TiとGTX580

今回の記事では、超高性能GPU GeForce GTX580を搭載したh8-1080jpと、
GTX550Tiを搭載したh8-1080jpのベンチマークスコアの比較を行なってみたいと思います。

なお、タイトルにh8-1180jp(冬モデル)と記載しているのは、
夏モデルのh8-1080jpとh8-1180jpではほぼ内容に変化が無いからで、
今回掲載するベンチ結果は、冬モデル h8-1180jp のスコアとしてそのまま参考にしていただけると思います。

※夏→冬で変わったのは提供されているSSDの容量と、種類がインテルのX25→320シリーズになった事。
 また、直販で提供されているh8の最小構成価格も下がりました。


というわけで以下、掲載しているモデルの構成と、
GTX580搭載 h8-1080jpと、GTX550Tiを搭載した h8-1080jpのベンチマークスコアの比較です。






まずは、今回掲載するGTX580を搭載した h8-1080jp の構成です。
以前掲載したGTX550Ti搭載と、GPU以外は全く変わらない内容となります。
GTX550Tiの構成や性能はこちら

CPU-Z

【GTX580搭載 HP Pavilion Desktop h8-1080jp の主な構成】

OS Windows 7 Home Premium SP1 64bit
プロセッサ Core i7-2600(3.40GHz/TB時最大3.80GHz/L3:8MB)
チップセット H67 Express
グラフィックス GeForce GTX580(1.5GB)
メモリ 12GB(4GB×3/PC3-10600 DDR3 SDRAM/最大16GB)
ストレージ 160GB SSD + 1TB HDD(7200rpm)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
拡張スロット PCI Express x16×1、PCI Express x1×3、PCI Express x1 Mini Card×1
拡張ベイ 5.25インチ×2、3.5インチオープン×2
ケース プレミアム・ミニタワー
電源 最大600W ATX電源(Active PFC搭載)
サイズ 175×415×412(幅×奥行き×高さ/mm)
重量 約10.98kg
Beats Audio対応

このモデルは、TERA推奨認定モデルの構成に若干カスタマイズをかけています。

TERA推奨認定モデルは最小構成でCore i7-2600や8GBのメモリ、1TB HDD、
GeForce GTX580を搭載した高性能パッケージで、価格は¥129,990(税込/2011年9月29日現在)~。

通常のモデルにGTX580を載せるよりも、かなりお買い得な価格になったモデルです。


ちなみに上にも記載しましたが、今回掲載のGTX580を搭載したh8-1080jpと、
比較対象のGTX550Ti搭載h8-1080jpは、グラフィックス以外の構成は全て同じ。

ですので、ベンチスコアの差は純粋にグラフィックスの性能差だと見てもよいと思います。




と言うわけで以下、両モデルのベンチ結果を表にまとめてみました。
なお、掲載しているベンチ結果の写真は、全てGTX580を搭載したh8-1080jpのものです。

【Win エクスペリエンス・インデックス】

Win Exインデックス h8-1080jp(GTX550Ti) h8-1080jp(GTX580)
プロセッサ 7.6 7.6
メモリ 7.6 7.6
グラフィックス 7.3 7.9
ゲーム用グラフィックス 7.3 7.9
プライマリ ハードディスク 7.8 7.8

GTX580搭載のh8-1080jpと GTX550Ti搭載のh8-1080jpの差は、グラフィックス関連のスコアのみ。
その他の構成は同じなので、スコアも同じです。

GTX580搭載マシンのグラフィックスは「7.9」と、
エクスペリエンス・インデックスでは最大のスコアが出ています。


【CrystalMark 2004R3】

CrystalMark 2004R3 h8-1080jp(GTX550Ti) h8-1080jp(GTX580)
Mark 287271 294020
ALU 73495 72152
FPU 64632 64290
MEM 43477 48104
HDD 29061 29126
GDI 19525 19148
D2D 17749 21307
OGL 39332 39893


【3DMark06】

3DMark06 h8-1080jp(GTX550Ti) h8-1080jp(GTX580)
3DMark score 18944 25844
SM 2.0 Score 7866 9797
SM 3.0 Score 7636 12974
CPU Score 6725 6794


【モンスターハンターフロンティア 絆】

絆 モンスターハンターフロンティア h8-1080jp(GTX550Ti) h8-1080jp(GTX580)
平均 9342~9355 22728~22811

上記は低解像度モード(1280×720)のスコアです。
高解像度(1920×1200)モードでは上記スコアの約半分位の数値となります。


【BIOHAZARD】

BIOHAZARD h8-1080jp(GTX550Ti) h8-1080jp(GTX580)
平均fps 121.6 132.2
RANK S S


【デビル メイ クライ 4】

デビル メイ クライ 4 h8-1080jp(GTX550Ti) h8-1080jp(GTX580)
平均fps 129.43~255.20 307.89~582.21
RANK S S

同じSランクですが、平均fps値の値が大幅に異なります。
GTX580搭載のh8-1080jpでは、最大で平均582.21fpsという値が出ました。

ただ、このベンチはキャラクターの動きや出現する敵の数がランダムに変化するので、
毎回同じようなfps値が出るとは限りません。


【FINAL FANTASY XIV】

FINAL FANTASY XIV h8-1080jp(GTX550Ti) h8-1080jp(GTX580)
LOW 4447 6343
HIGH 2332 5474


FINAL FANTASY XIVのベンチ比較。

スコアを見る限り、GTX550Ti搭載モデルでは低解像度モードでまあ快適に動くだろう
という程度のスコアでしたが、GTX580搭載モデルでは低解像度モードも高解像度モードもスコアは高く、
「快適~とても快適」という公式サイトの指標に当てはめる事ができます。




最後に、GTX580を搭載したh8-1080jpの各パーツの温度です。
上がアイドル時の各パーツの温度、下がデビルメイクライ4実行後の各パーツの温度となります。

アイドル時のHWMonitor

ベンチ後のHWMonitor

CPUやHDD等はそれ程でもありませんが、グラフィックスは性能が高いため、
ゲームプレイ時などは通常よりもかなり温度が高くなるようです。

ファンの音も、ベンチ実行時は日中でも結構うるさく感じましたが、
それ以外の作業では特に気になる事はありませんでした。




性能の比較は以上となります。

GTX550TiとGTX580では価格も違いますが、
グラフィック関連の性能もかなり違う事が分かりました。

なお、上にも記載したのですが、GTX580は他のGPUに比べると確かに高価なのですが、
デフォルトでGTX580を搭載した「TERA推奨認定モデル」では、
通常構成のモデルにカスタマイズをかけてGTX580を搭載するよりもかなり安価になります。

「h8-1080jp TERA推奨認定モデル」は標準でCore i7-2600、8GB メモリ、1TB HDD(7200rpm)、
GTX580等を搭載しており、価格は¥129,990(税込/2011年9月29日現在)~。

冬モデルのh8-1080jpにカスタマイズをかけて同構成にした場合、15万円を越えてしまうので、
もし最初からGTX580を搭載する事を考えているのなら、
夏モデルの「h8-1080jp TERA推奨認定モデル」を選択した方がかなりお得だといえそうです。


ちなみに、これは2011年9月29日現在に販売されているパッケージと価格を元にした情報ですので、
タイミングによってはこの限りではないかもしれません。

購入を検討されている方は、必ず公式サイトで正確な情報をご確認下さい。