HP ENVY14-2000 Beats Edition のレビューの続きです。
(→ ENVY14-2000 レビュー 外観と筐体内部の詳細 & 昨年のENVY14 と比較))

ENVY14-2000

これまでの記事にも記載していますが、製品の概要についてもう一度簡単にふれておきます。

多くの方がご存知の通り、この ENVY14 はBeats Audioというテクノロジーに対応しており、
ノートPCでありながら臨場感あふれる高品質なサウンドを実現する事ができます。

現在では、他の個人向けモデルにもBeats Audio対応モデルは存在しますが、
ENVY14シリーズではスピーカーからデザイン他、様々な部分にBeats Audioの世界観を再現しており、
特にクリエイティブな分野で活動するユーザー、またデザイン等に拘りを持つ方などに人気があります。


ですが、PCというからにはやはり性能が気になる所。

実際、音楽や動画編集・写真加工等を行なうにはある程度のパフォーマンスが必要ですので、
一体どの程度のパフォーマンスを発揮する事ができるのか、ベンチマークを行なってみました。

以下、その結果です。




最初はENVY14-2000 の構成から。

ENVY14-2000 CPU-Zの内容

【HP ENVY14-2000 Beats Editionの主な構成】

OS Windows 7 Home Premium SP1 64bit
プロセッサ Core i7-2630QM(2.0GHz/TB時最大2.90GHz)
チップセット HM65 Express
グラフィックス Radeon HD 6630M(1GB)
メモリ 4GB(4GB×1/PC3-10600 DDR3 SDRAM/最大8GB)
ストレージ 640GB HDD(7,200rpm)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
ディスプレイ 14.5型HD(1,366×768)、光沢あり
無線機能 802.11a/b/g/n、Bluetooth3.0
バッテリー 8セル(駆動時間:約5時間)
サイズ 358×236×29.5~32(幅×奥行き×高さ/mm)
重量 約2.55kg
主なソフトウェア Adobe Photoshop Elements 9、Adobe Premiere Elements 9、Beats Audio他
デザイン Beats Edition

上記の構成で価格は¥119,700(税込/9月2日時点)~。

この ENVY14-2000 は、上記のHP Directplusモデルと量販店モデルがラインアップされているのですが、
量販店モデルはプロセッサーがCore i5-2410Mであるのに対し、HP DirectplusモデルはCore i7-2630QM。

直販の方が性能の高い構成となっています。

ちなみにCPU-Zの結果では、グラフィクスの項目にHD グラフィックスが表示されていますが、
これはGPU切り替えを行なう事ができるスイッチャブルグラフィックス機能の関係によるものです。

実際は、以下のデバイスマネージャの内容のように、内蔵GPUと共に Radeon HD 6630M も稼動しています。

ENVY14-2000 デバイスマネージャの内容


なお、このENVY14は直販でもカスタマイズが殆ど行なえません。
上記に記載した内容での固定仕様となります。

価格についでは賛否両論あるでしょうけれど、
ENVYには標準でAdobeのphotoshop Elements 9やPremiere Elements 9が付属していますので、
これらのソフトウェアを使用される方であれば安いと思うでしょうし、
ソフトウェアを使用しない方から見ると少々高めな価格設定に感じると思います。

使う使わないは別にして、内容から総合的に考えると決して高くはないです。




次に、上記構成の ENVY14-2000 のパフォーマンスを見ていきます。


【Win エクスペリエンス・インデックス】

ENVY14-2000 エクスペリエンス・インデックス

プロセッサ 7.4
メモリ 7.4
グラフィックス 5.4
ゲーム用グラフィックス 6.5
プライマリ ハードディスク 5.9

最も低いスコア(基本スコア)はグラフィックスの5.4。

ゲーム用グラフィックスが6.5と、普通~やや高め。
プロセッサのスコアが7.4と高数値です。

プライマリ ハードディスクはHDDでは最も高い5.9。
SSDを搭載できれば、より快適なパフォーマンスを発揮できるでしょう。


【CrystalDiskMark】

CrystalDiskMark

Seq 99.0098.25
512K 35.7841.50
4K 0.4540.971
4K QD32 0.9041.025

左がRead、右がWrite

ディスクのパフォーマンスです。

HDDですので、スコアは普通。
7200回転ですので遅くはありません。



【CrystalMark 2004R3】

CrystalMark 2004R3

Mark ・・・ 1509850
ALU ・・・ 54793
FPU ・・・ 49804
MEM ・・・ 27641
HDD ・・・ 10965
GDI ・・・ 12752
D2D ・・・ 1524
OGL ・・・ 2371


【3DMark06】

3DMark06

3DMark score ・・・ 7568
SM 2.0 Score ・・・ 2533
SM 3.0 Score ・・・ 3170
CPU Score ・・・ 4651


【モンスターハンターフロンティア 絆】

モンスターハンターフロンティア(絆)

1280×720 ・・・ 1374~1530


【デビルメイクライ4】

デビルメイクライ

平均fps ・・・ 23.41~40.21
RANK ・・・ D


【BIOHAZARD】

BIOHAZARD

平均fps ・・・ 17.2
RANK ・・・ C


【FINAL FANTASY XIV】

FF XIV LOW

FF XIV HIGH

LOW ・・・ 545
HIGH ・・・ 258


ENVY14-2000のベンチマーク結果については以上となります。

ENVYはゲーム向けのマシンではありません。
ですので、処理の重いゲーム系のベンチではあまりぱっとしないスコアが出ていますが、
全体のパフォーマンスは高め。

ベンチは良いものもそうでないものも参考までに掲載しているだけであり、
実際の操作においては快適に作業できており・・ 
もちろん、画像や動画編集のアプリケーションなども快適に動作します。
(ある程度性能がないと、動画編集などは厳しいです)

カスタマイズが余り出来ないモデルですので、使っていて不足がないように
初めからある程度の性能・機能を搭載しているのだと思います。


なお、サイズ・デザインの違うENVY17のレビューも載せていますので、
そちらも興味があれば読んでみてください。