ミニワイヤレスキーボードN5901 レビュー トラックボールでマウス並の操作が可
先日届いたレノボのミニワイヤレスキーボード N5901 を、早速使ってみました。
このミニワイヤレスキーボード N5901は、昨年2010年の12月にレノボより発売された製品。
デザインもカラーもコンシューマー向けのIdeaシリーズに近い製品で、
海外では日本よりもかなり早い時期から販売されており、レノボから販売となる以前には、
輸入品が今よりもかなり高めな価格で秋葉などの店舗に出ていました。
N5901 は一般的なワイヤレスキーボードと比べるとやや変わった形状をしており
通常のワイヤレスキーボードに加えてトラックボールを搭載。
これ一つで、一応全ての操作を行う事ができるようになっています。
ちなみに自分はPCは専ら仕事かネットに使用する位で、音楽とか映画などを観たりはしません。
なので、PCでワイヤレスキーボードなんてあまり使う事もないと思うのですが、
N5901 はレノボではこれまでにないタイプのワイヤレスキーボードで面白そうです。
というわけで、今回試しに使ってみました。
USB接続のレシーバーを使用した、ワイヤレスキーボードです。
自分的には、Bluetooth等にも対応していればいいのになあと思ったりします。
箱の中身はこのような感じ。
キーボード本体に、説明書、電池やUSBレシーバーなどが入っています。
ミニワイヤレスキーボード N5901 の前面。
卓球のラケットを変形させたような形状です。
ですがこの形状のおかげで、片手での操作がしやすかったりします。
iPhone 4 と N5901 のサイズ比較。
こうしてみると、かなり小さいという事がわかります。
片手で持つのにちょうど良い形状と大きさです。
背面の電池カバーを外すと、単4電池2個とUSBレシーバーが見えます。
このUSBレシーバーを・・
PC側のUSBポートに接続します。
そしてミニワイヤレスキーボード N5901 の背面上部に配置されている、電源スイッチをオン。
その他に特に設定などをする必要はなく、
USBレシーバーを接続するだけで使用する事ができるようになります。
未使用時は背面のスイッチをオフにしておく事で、
電池の消耗を抑える事ができます。
余りにもあっけないので、とりあえずメディアプレイヤーを使ってみます。
プレイヤーは、キーボード上部に配置された「AVコントロール」用のボタンで操作します。
当たり前ですが、離れた場所からでも操作可能。
大体10メートル以内であれば、別の部屋からでも操作できます。
ちなみに左上に見えるオレンジ色のボタンは、最初Windowsキーかと思ったのですが、
押すと「コンピュータ」フォルダが開きました。
キー配列は独特で、ファンクションキーはなし。
右下には Ctrl + Alt + Deleteのワンタッチボタンを配置。
写真は、Ctrl + Alt + Deleteを押した所。
文字入力はというと・・
独特といっても特に問題なく打てますが、
記号などを打つ場合、若干操作に迷います。
また各キーは、特にスペースや段差等が設けられていない為、
文字入力はとりあえず出来るという感じで、あまり使いやすいとはいえません。
以下、レノボより公開されている、N5901のキーボード操作と対応文字です。
【N5901のキーボード操作及び対応文字(2011年1月時点)】
何かややこしいので、打ちながら覚えたほうが早そうです。
キーボード上に刻印されていない記号があったりするので、そういった場合操作に迷うかもしれません。
ちなみに、一応このキーボードの対応OSは Windows 7 や Vista と記載されていますが・・
Windows XP(SP3)でも使えました。
Mac OS Xでも若干キーの内容が変わりますが、使えます。
冒頭にも記載しましたが、Bluetoothなどにも対応していればもう少し用途が広がりそうに思うのですが、
今後また後継の製品が出るとすれば、色々な機能が追加されるのかもしれません。
ちなみに総合的な感想を述べると、
Windows Media Center等を操作したりするリモコンとしては十分。
N5901 が他メーカーの製品に劣っているという事もありません。
トラックボールが搭載されているのはとても便利で、
トラックボールの左右にはクリックボタンも配置されているので、
マウスがなくても、あるのと同じ程度の操作(ドラッグ&ドロップなど)が可能です。
デザイン面においても丸みを帯びたフォルムやカラーは中々良いですし、価格も機能を考えると比較的安価。
ミニタイプのワイヤレスキーボードの購入を買う際の、
選択肢の一つとして考えても良い製品ではないでしょうか。
なお、レノボの製品を購入する場合には、クーポンを利用したほうがお得です。
常に全ての製品にクーポンが出ているというわけではありませんが、
クーポンの内容によってはかなり高い割引額となります。
クーポンの内容は定期的に変更されるので、製品の購入を検討されている方は要チェックです。