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iPhone 4からWordPressを更新するといっても、
別に何にも拘らなければ面倒な事をする必要はなかったのですが・・

文章も画像も、普段自分がPCから更新するのとできるだけ変わらなく(画像サイズや文章など)
iPhone から更新するにはどうすればよいかと考えた為、ちょっとややこしくなりました。

で、やや面倒ではあるものの、なんとなく手順がまとまったので記事にしておきます。

桜
写真は記事とは関係ありません。

ブログに載せる画像は、WordPressに標準搭載のアップローダーを利用すれば、
特にややこしい事もせず簡単に記事に載せる事ができるのですが、
私はブログと同じサーバー上に大量の画像を置くのが嫌な為、いつもは別サーバーに置いています。
(多分、そういう方はおられるのではないでしょうか。写真も数が多いと容量を圧迫するので)

ですがiPhoneからの記事更新だとそれが難しいので、今回はflickrを利用しました。

なので、手順がちょっとややこしくなってしまったというわけです。
で、その手順はというと・・



■ iPhoneのカメラでブログ用の写真を撮る

まずは写真です。
ちなみにこれまで使っていたiPhoneでは、最低限のものしか撮る気になれなかったのですが、
iPhone 4 ではかなり画質が良くなりました。

腕に問題があるので良いといっても知れていますが、カメラを使う頻度も増えそうです。
なんでもっと早く、4に変えなかったんだろうかとか思いますね・・



■ 写真の簡単な編集とアップロード

次に撮影した写真を簡単に編集し、flickrへアップロードします。
flickrのアップローダーは色々とあるようですが、ここでは「PictShare」を使用。

簡単な編集も行えますし、一度に複数の画像をまとめてアップロード可能です。



PictShareアカウント画面
Pictshare

PictShareは有料アプリですが、上記以外にも様々なオンラインのサービスと連携して使用できるので、
色々使っている方にはかなり便利なアプリだと思います。(有料といっても230円)



で、ここからなんですが・・

PCからの更新であれば、flickrの管理画面から画像URLを取得すれば良いだけなのですが、
iPhone用のflickrだと、画像URLを取得する事が出来ません。
iPhoneからPC版のページへアクセスして取得しても良いですが、
そんな面倒な事をいちいちやる気にはなれません。

なので、どうしようかと考えた挙句、flickrの画像URLを取得するブックマークレットを
公開されている方がおられたので、そちらを利用させてもらう事にしました。



■ 「Flickr2HTML(ブックマークレット)」を使用して、flickrの画像表示用コードを取得

手抜きで申し訳ないのですが、ブックマークレットの取得や使用法に関しては、
公開されている@feelingplaceさんのサイトをご参照下さい。

他のiPhoneアプリと組み合わせたブックマークレットなども幾つか公開されており、
どれを選んだら良いかわからないかもしれませんが、通常使用であれば「Flickr2HTML(ver.2)」でOK。

※ver.2とありますが、自分はver.1の方を先に発見してそちらのほうを利用した為、
FlickrのAPIkeyが必要となるなど、少々遠回りしてしまいました。
ver.2はAPIkeyは必要がなくなっていますので手軽です。

このFlickr2HTMLをiPhoneのブックマークに登録しておく事で、
flickrの画像取得が簡単になります。


ちなみに、取得するコードはデフォルトのままでも使えますが、
自サイトにあわせてカスタマイズしたいという場合は、PCからYahoo!Pipesを編集する必要があります。
(yahoo.comのアカウントが必要)

ベースとなるPipesはこちら

上記をベースとしたPipesのクローンを作り、
そのコピーを自サイトにあわせて適度編集します。

Yahoo!Pipes
Yahoo!Pipesの管理画面

Yahoo!Pipes
ソースの編集画面

上記矢印部分に記載されているベースのテンプレートでは、flickr写真ページへのリンク、
画像を表示させるimgタグ、そして自分のflickrアカウントへのリンクなどが入っているのですが、
私は写真を掲載したflickrページへのURLは必要なく、画像のタイトル(${title})と、
画像そのもののURL(${imgURL})のみを取得したいので、imgタグのみを取得するように変更。

自サイトにあわせてclass属性なども追加しておくと便利です。

そのような感じで編集しおえたらPipesをSave、
iPhoneに登録する「Flickr2HTML」のコードの一部を、自分のYahoo!PipesのURLに変更します。

javascript:(function(){var%20u=location.href;var%20d=document,p=%27//pipes.yahoo.com/feelingplace/flickr2html%27,
k=%27Flickr_api_key%27,w=window,s=d.createElement(%27script%27);s.charset=%27utf-8%27;
s.src=p+%27?_render=json&_callback=result&api_key=%27+k+%27&pageURL=
%27+encodeURIComponent(u)+%27&%27+new%20Date().getTime();
w.result=function(j){if(j.value.items.length)prompt(%27Results%27,j.value.items[0].description);},d.body.appendChild(s);})();

上記赤文字のURLを自分のYahoo!PipesのURLに変更。
緑文字はFlickrのAPIkeyを入れる箇所ですが、
上に記載したリンク先ページの「Flickr2HTML(ver.2)」では、APIkeyの取得は不要になっています。


ちなみに上の一連の作業はPCで行っていますが、私はiPhoneで Flickr2HTML を使用したいので、
変更したブックマークレットのコードはiPhoneに登録しなくてはなりません。

こういうときに便利なのが、Evernote。

iPhone版のEvernote
1000000128

PCで変更したコードをEvernoteに入れておき、iPhoneからアクセスしてコードを取り出せば作業が簡単です。



1000000129

コピーしたコードはブックマークに登録しておきます。



1000000130

とりあえず試しに、自分のFlickrアカウントへアクセスしてみます。



1000000131

コードを取得したい画像を表示させ、先程登録したブックマークレットを使用すると・・



1000000132

画像表示の為のコードが表示されます。

あとはそのコードをコピーし、ブログ記事に貼り付けるだけでOK。
クラス属性なども自サイトにあわせて入れてあるので、編集する必要がありません。



■ 上で取得した画像、文章を記事にいれて投稿

といった流れになります。
文章はモバイルのキーボードを使用するので、長文でも問題ありません。

ブログ記事を投稿したいというだけで、なんだか色々と面倒な事をした気がしますが、
とりあえずこれで自分の望むやり方で出来そうです。


なお、上に記載したFlickr2HTMLはPCでも使用できます。

Flickrの画像コードは一つ一つを取得するのがやや面倒ですが、
このブックマークレットさえあれば簡単に取得が可能です。

このようなツールを公開して下さった@feelingplaceさんに感謝です。



というわけで、iPhone 関連の記事ばかり続きました。
というか、iPhone 4に時間とられすぎ・・睡眠も仕事も最低限・・・