従来の Thinkpad Edge 14”、Edge 15”の後継にあたるEdgeシリーズの新製品、
「 Thinkpad Edge E420 」と「 Thinkpad Edge E520 」の詳細です。
E420 と E520 の前モデルとの大きな違いは、インテルの Sandy Bridge を採用している部分、
そして筺体デザインなども若干ではありますが、変化がみられます。
デザインに関しては、従来モデルよりも丸みを帯びた非光沢天板の採用や、10%の筺体薄型化、
そしてヒンジ開閉部分には、強力なマグネットのラッチを採用。
Edge の開閉ラッチは、従来から他の Thinkpad のように
フックに引っ掛ける構造のラッチではありませんでしたが、今回はより堅牢性を増しているとの事。
天板のカラーはミッドナイト・ブラックにヒートウェーブ・レッドの2色。
そして構成ですが、上にも記載している通りインテルの Sandy Bridge を採用。
両モデルとも最小でCore i3-2310M、カスタマイズ(直販)でCore i7-2620Mなどの選択肢が提供されています。
E420 が14.0型HD(1,366×768)液晶を搭載、E520 が15.6型HD(1,366×768)液晶を搭載しており、
前モデルと同様、光沢・非光沢を選べます。
現在公開されている製品解説や仕様を見る限りでは、E420 と E520 の違いは液晶サイズと、
キーボードの内容(E520にはテンキーを搭載)以外はさほど変わらないのではないかと思われます。
ちなみに一つだけ、このEdge はビジネスモデルではありますが、
コンシューマー機としての要素も持ち合わせており・・
企業向けではない事より、他のビジネスモデル新製品には搭載されている
「ピークシフト機能」は搭載されないようです。(どこにもそのような記載は見当たらない)
というわけで以下、ThinkPad Edge E420、E520の主な仕様の内容です。
【Thinkpad Edge E520 最小構成(1143RZ3)の主な構成】
OS Windows 7 Professional 32bit
プロセッサ Core i3-2310M(2.10GHz)
チップセット HM65 Express
グラフィックス HDグラフィックス3000
メモリ 2GB(PC3-10600 DDR3 SDRAM/最大8GB)
ストレージ 320GB HDD(5400rpm)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
ディスプレイ 15.6型HD(1,366×768)、光沢なし
無線機能 Centrino Wireless-N 1000 b/g/n + Bluetooth
バッテリー 6セル(駆動時間:最大約6.8時)
サイズ 380×248.5×29.3~33.7(幅×奥行き×高さ/mm)
重量 約2.6kg
E520 の上記最小構成のモデルで、価格は¥103,950(税込)。
ピークシフト機能はありませんが、Lenovo Enhanced Experience 2.0は搭載されています。
一方で最上位構成(1143RZ5)のモデルは、上記をCore i5-2410M(2.3GHz)、500GB HDDに変更、
Office Personal 2010を付属した構成で¥140,700(税込)。
インターフェースの内容は、USB2.0×1、Powered USB×1、eSATA/USB2.0のコンボ、VGA、LAN、
マイク入力/ヘッドフォン出力のコンボ、ExpressCardスロット、4in1カードリーダ、720p Webカメラなど。
なお、E420 に関してはウェブ限定モデルと言う事もあり、
現時点で仕様を記載したpdfは公開されていません。
ですので今の所詳細な内容は不明ですが、E520 とそれ程変わらない内容だとみてよいと思います。
→ ThinkPad X220の詳細
→ ThinkPad T420、T420s、T520の詳細
→ ThinkPad W520の詳細
→ ThinkPad L420、L520の詳細
→ ThinkPad Edge E420、E520の詳細 (現在見ている記事)