2011年3月29日に発表された、Thinkpad X220 の詳細です。

Thinkpad X220

X220については前々から仕様などが出ていた(US)ので、それ程目新しい事もないのですが、
自分的にはバッテリー駆動時間が従来よりも長くなったのが魅力です。
(6セルで最大約9.9時間、9セルでは最長15時間、外付けバッテリーパックでは最長23時間)

外観についてみると、液晶に関しては12.1型→12.5型とやや大きくなりました。
とはいっても重量はそれ程変化しておらず、最小構成の6セルバッテリ搭載時で1.4kg。
厚みが前シリーズよりも2mm薄くなっています。

更にキーボードは Thinkpad TシリーズやWシリーズと同じ、
縦長のEscやDeleteキーを搭載したキーボードを採用しており、
ヒンジを大きく、磁石を使用したラッチレス構造を採用する事でタッチパッドを45%拡大。

なお、タッチパッドには、パッドとクリックボタンが一体になったクリックパッドが採用されており・・

一体型タッチパッドの操作感がパッとしない製品が多いだけに、この辺りがかなり気になってしまうのですが、
逆にThinkpadユーザーの中にはタッチパッドは必要でないという考えの方も少なくありませんので、
万が一操作感があまり良いものではなかったとしても、問題にはならないかもしれません。
(自分はトラックポイントもタッチパッドも両方使うので、このあたりの操作感は結構重要なのですが・・)

続いて機能に関してですが・・

主な機能については、今回のX220にはパフォーマンスの向上に大きく貢献する、
RapidDriveテクノロジー採用の Lenovo Enhanced Experience 2.0に対応しています。
こちらはかなり前からアナウンスされていたもので、従来のLenovo EEの新バージョンにあたるもの。

従来のLenovo EEにおいても、起動やシャットダウンなど非常に高速な動作を実現していたのですが、
最新の Lenovo Enhanced Experience 2.0においては、様々な部分の機能が改善されているとの事で、
前バージョンがよかっただけに、今回のものもかなり期待出来るのではないでしょうか。

また、今回のモデルには電気の消費量削減における機能「ピークシフト機能」を搭載。

この機能は、バッテリーによるPC駆動かアダプタでPC駆動するかのスケジュール設定を行うもので、
一度設定すれば、ユーザーが意識しなくても、電力消費の多い時間帯の電気使用を避ける事が可能になります。

PCの利用が多い企業などでこのようなピークシフト機能を利用し、
電力消費がピークになる時間帯のみバッテリー駆動にすれば、ピーク時の電力不足の緩和に繋がります。

現状の電力不足は非常に深刻なもので、特に夏場はかなり厳しい状況になる事が予想されます。
こういった機能利用による工夫を行う事はできないのか、などと思います。
規模が大きいとスケジューリングなどが大変かもしれませんが、完全に停電してしまうよりはマシではないかと・・

その他、「Low Power Multimedia」というバッテリー駆動時間の延長機能があるようですが、
こちらはこれまでの省電力マネージャーと同じものでしょうか?


そのような感じで、細かく見ていくとまだ色々とあるのですが、
とりあえず以下、今回発表となった Thinkpad X220 の主な仕様です。

【Thinkpad X220 (4290RW5)の主な構成】

OS Windows 7 Professional 32bit
プロセッサ Core i5-2520M(2.5GHz)
チップセット QM67 Express
グラフィックス HDグラフィックス 3000
メモリ 2GB(2GB×2/PC3-10600 DDR3 SDRAM/最大8GB)
ストレージ 250GB HDD(5400rpm)
ディスプレイ 12.5型HD(1366×768)、光沢なし
無線機能 Centrino Advanced-N 6205 a/b/g/n、Bluetooth v3.0
バッテリー 6セル(駆動時間:約8.9時間)
サイズ 305.0×206.5×19~26.6(幅×奥行き×高さ/mm)
重量 約1.46kg
保証 3年

現在、2GBメモリ&250GB HDD、4GBメモリ&320GB HDDを搭載したモデル2種の仕様が公開されており、
上記は2GBメモリ&250GB HDDを搭載した型番「4290RW5」のモデル。

上記の構成で、ダイレクト価格は¥195,300(税込)となります。

あくまでもこの価格は割引などがないダイレクト価格で、
従来の通りだとすればまたすぐにキャンペーン価格での販売が開始されるのではないかと思います。

インターフェースに関しては、USB2.0×2、Powered USB2.0×1、VGA、DisplayPort、LAN、
マイク入力とヘッドフォン出力のコンボ、ドッキングコネクター、Expressカードスロット、
3in1メディアカードスロット、720p対応のHD Webカメラを搭載しています。

なお、販売開始日は4月中旬との事で、詳しい日程などはまだ公開されていません。

仕様や特徴などは既にレノボの直販サイトで掲載されていますので、
更に詳しい情報については公式サイトの製品ページをご参照下さい。


このような感じで、他の新製品も見て行きたいと思います。

【Thinkpad 新製品の記事】
ThinkPad X220の詳細 (現在見ている記事)
ThinkPad T420、T420s、T520の詳細
ThinkPad W520の詳細
ThinkPad L420、L520の詳細