HP Omni 200の外観(インターフェース・背面内部のパーツ)をチェック (2/5)
HPの液晶一体型PC「 HP Omni 200 」のレビューの続きです。
前回の記事では簡単な Omni 200 の概要と写真、付属品などの内容を確認しました。
今回の記事では各インターフェースの詳細と、
背面からアクセスできる内部のメモリやカードスロット等の解説を掲載します。
省スペース性を求める場合、少し前に掲載したようなスリムデスクトップ(s5730jp)も良いと思うのですが、
スペックに問題がなければ Omni 200 のような液晶一体型のPCも良いと思います。
特にこの Omni 200 はそこそこパフォーマンスが高い事はもとより、
液晶一体型のPCとしては珍しい位カスタマイズ性にも優れており、製品のクオリティは高いです。
というわけで以下、やや写真多めですが、
Omni 200 の外観やインターフェース等の写真や解説です。
ディスプレイには、フルHD対応 21.5型ワイド(1,920×1,080)の非光沢液晶を搭載。
タッチ機能には対応していません。
前の記事にも記載しましたが、日本HPの個人向け液晶一体型PCには2種のシリーズがラインアップされており、
今回掲載しているのはOmniシリーズというタッチ機能を持たないタイプのマシン。
もう一方のTouchSmartシリーズは、タッチパネルでの操作に対応しています。
液晶右下には電源ボタン。
液晶下部には2W×2のステレオスピーカーを搭載しています。
起動時にはLEDが青く光ります。
hpのロゴや各種シール。
地デジやWin 7、Core i7、東京生産などなど・・
このOmni 200は東京の昭島工場で生産されています。
液晶の上部ベゼルには、ウェブカメラ(640×480 VGA センサー)を搭載。
見え難いですが、その隣にはマイクを内蔵しています。
カメラは約30万画素なのでそれ程画質は良くありませんが、
モニターで使用する程度であれば問題ないでしょう。
Omni 200を上部から見た図。
Omni 200の右側面の様子。
右側面の上側には光学ドライブを搭載。
今回のモデルにはDVD スーパーマルチドライブが搭載されています。
オプションでは、ブルーレイの再生に対応したドライブなども提供されているようです。
ドライブの下側には、輝度の調整ボタンやHDDのインジケーターランプを配置。
モニターは0~30℃まで傾斜させる事が可能です。
Omni 200の左側面の様子。
左側面には、メディアカードスロットやUSB2.0×2、マイク入力、ヘッドフォン出力を配置しています。
この位置にポート類が配置されていると、マシンの使用時にアクセスしやすくて便利です。
自分的にはもう一つUSBポートが増えると便利だったりします。
Omni 200と付属のキーボード。
写真のキーボードは有線ですが、オプションではワイヤレスキーボードも提供されています。
キーボードは写真のように、マシンの下側に収納する事が可能です。
些細な事ですが、未使用時は収納しておけるので便利。
他メーカーでもこのような下部にスペースを持つタイプのスタンドは人気があるようです。
収納したキーボードを側面から見るとこのような感じ。
続いて背面の様子です。
Omni 200の背面。
背面右下側には、各種ポート類。
電源コネクター、LAN、USB2.0×5、地上デジ放送入力コネクター、
BS・110度CS入力コネクター、ライン出力を配置しています。
Omni 200のスタンド。
マシンに接続したケーブルなどを、このホール(ケーブルマネジメントホール)にまとめて通す事ができます。
さらに背面側からアクセスできるパーツ類を見ていきます。
地デジチューナー搭載モデルを選択した場合には、
一度背面のカバーを外してB-CASカードを取り付ける必要があります。
まず中央下側のカバーを外します。
外側のカバーに関してはネジなどは一切使われていませんので、ツールレスであける事ができます。
(が、開ける際にマイナスのドライバーなどは使いました)
B-CASカードスロットは、右側のカバー下にありますので、
右側のカバーを外します。
背面右側のカバーを外しました。
ちなみに、取り外しは見た目簡単にそうに見えますが、
そして実際に簡単ですが、力の入れ方などにコツがいります。
ネジなんかで固定されている方が楽かもしれません。
テレビ機能の使用時には、上写真のB-CASカードスロットに
付属のB-CASカードを矢印の方向に差し込みます。
B-CASカードスロットの隣にはメモリスロット。
Omni 200には最大で4GBのメモリを搭載可能です。
掲載のモデルには、既に4GBメモリが搭載されています。
こちらは背面左側のカバー。
こちらを外すことは余りないかもしれませんが、ついでですので外してみます。
背面左側のカバー取り外し後の様子。
HDDが配置されています。
今回のモデルには1TBのHDDを搭載。
最大で2TBのHDD選択が可能です。
底面にはスイベル機構が採用されており、画面の向きを調整する事が可能です。
このOmniで仕様されているスタンドは、キーボード収納が可能であったり、
また上記のような構造の採用など、様々な部分で便利だと思います。
これは、TouchSmartよりもOmniの方が良いと思う理由の一つでもあります。
(TouchSmartではこのようなスタンドは採用されていません)
もちろんこれだけが理由ではないですが・・
というわけで、Omni 200のインターフェースの詳細については以上となります。
次回は今回のマシンの構成、及びベンチマークの結果等をまとめて載せたいと思います。
→ Omni 200 レビュー フルHD対応 性能&機能重視の21.5型 液晶一体型PC (1/5)
→ HP Omni 200の外観(インターフェース・背面内部のパーツ)をチェック (2/5) (現在の記事)
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